開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木3~4
講義
0.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102304
発生生物学[Developmental Biology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
北沢 千里[KITAZAWA Chisato]
ー
担当教員[ローマ字表記]
北沢 千里 [KITAZAWA Chisato]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
生物の発生過程に関わる現象について学習する。
授業の到達目標
生物の発生過程の基礎と生物種ごとの発生の多様性について理解し、細胞の特徴や発生機構について考察できる。様々な生物の発生過程に関心を持ち、系統立ててその機構を説明できる。
授業計画
【全体】
講義は、指定教科書と配布プリントを参照にしながら進める。毎回、出欠確認を踏まえた、内容確認の小テストを行う予定である。また、本講義は、大学レベルの内容を展開するが、これらの内容は小・中・高等学校の学校現場においても重要な生物の誕生の仕方や発生過程ならびに進化についも関連するものである。(単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
第一章 発生生物学とは
発生生物学の歴史について
教科書 第1章生物の特徴 について予習しておくこと(2時間程度)。また、教科書 付録 生物学のあゆみも踏まえて復習しておくこと(2時間程度)。
第2回
第二章 細胞分裂と分化
細胞分裂の仕組みと分化について、幹細胞の特徴と応用と細胞死について
教科書 第4章生殖と発生 について予習しておくこと(2時間程度)。また、教科書 第1章生物の特徴、第2章遺伝子の働きと遺伝情報の発現も踏まえて復習しておくこと(2時間程度)。
第3回
第三章 配偶子形成と受精
性決定について、卵及び精子形成について
教科書 第4章生殖と発生 について予習しておくこと(2時間程度)。また、レポート作成を復習として行う(2時間程度)。
第4回
第三章 配偶子形成と受精
受精のメカニズムについて
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第5回
第四章 卵割
卵の極性と卵割について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第6回
第五章 細胞間相互作用
胚葉形成について、細胞間相互作用について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第7回
第六章 原腸形成
原腸形成と細胞移動について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、予習として、カエルの発生過程を描いてくる。
第8回
第六章 原腸形成
様々な動物の原腸形成について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、動画も活用することで、理解を深めること。
第9回
第七章 原腸形成以後の形態形成について
原腸形成以降に形成される形態的特徴の発現について。形態形成遺伝子の発現機構について。
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、動画も活用することで、理解を深めること。様々な動物の発生過程について調べること。
第10回
第八章 誘導について
中胚葉誘導について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第11回
第八章 誘導について
神経誘導について
教科書 第4章生殖と発生 と第2章遺伝子の働きと遺伝情報の発現 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第12回
第九章 胚の極性
体軸形成について
教科書 第4章生殖と発生 と第2章遺伝子の働きと遺伝情報の発現 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、動画も活用することで、理解を深めること。
第13回
第十章 器官形成について
体の各器官の形成機構について
教科書 第4章生殖と発生 と第2章遺伝子の働きと遺伝情報の発現 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、動画も活用することで、理解を深めること。
第14回
第十一章 植物の発生
植物の発生について
教科書 第4章生殖と発生 について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。また、様々な植物の発生過程についても調べること。
第15回
第十二章 発生と進化
進化発生学的視点から
教科書 第4章生殖と発生 と 第9章生物の進化のしくみ について予習・復習しておくこと(各2時間程度)。
第16回
期末試験
筆記試験(持ち込み不可)。
予習として、これまでの内容をまとめておく(5時間程度)。復習として、試験の内容を振り返る(2時間程度)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 5% D: --%
成績評価法
レポート 20%、学期末の筆記テスト 80%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
生物総合資料
ISBN
9784407346961
著者名
長野敬, 牛木辰男 [ほか] 著
出版社
実教出版
出版年
2019
備考
プリントも随時配布。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
発生生物学
ISBN
9784759811056
著者名
村井耕二
出版社
化学同人
出版年
2008
参考書
書名
ベーシックマスター発生生物学
ISBN
9784274205996
著者名
東中川・八杉・西駕
出版社
オーム社
出版年
2008
参考書
書名
発生生物学キーノート
ISBN
9784621063774
著者名
Twyman
出版社
丸善出版
出版年
2012
参考書
書名
発生生物学
ISBN
9784895927161
著者名
ウォルパート
出版社
メディカル・サイエンス・インターナショナル
出版年
2012
参考書
書名
ウォルパート発生生物学
ISBN
9784895927161
著者名
ウォルパート,ルイス
出版社
メディカル・サイエンス・インターナショナル
出版年
2012
備考
メッセージ
生物学における発生分野の内容に自らが興味を持ち、毎回の授業にしっかりと挑んでくれる人の受講を希望します。また、教科書は必ず持参すること。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
関連科目
履修条件
連絡先
E-mail:chisak@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 13:00-14:00
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