開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水1~2
講義
2.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102307
地学概論Ⅰ[General Course on Earth Science I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
千々和 一豊
ー
担当教員[ローマ字表記]
千々和 一豊, 北沢 千里 [KITAZAWA Chisato]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地学分野のうち気象・天文領域の基礎的事項、必須の概念を講義する。
授業の到達目標
学校教育における気象・天文分野の学習内容を理解するとともに、当該分野における基本的概念や知識を修得し、正しい自然観を持つことができる。
気象現象や天文に関する基礎的知識や概念を理解することができる。
気象や天文に関する科学概念を使って身近な現象を理解し、説明できる。
身近な気象現象や天文現象に興味と関心を持つことができる。
気象現象や天文に関心を持ち、自然現象を科学的に理解しようとする態度を持つことができる。
課題レポート、演習を通して当該分野の理解と表現力を育成し、課題の解決にあたっては適切な文章や図を使って表現できる。
授業計画
【全体】
講義はプロジェクタを用いて行い、適宜利用可能な教材を用いた演習を取り入れる。講義資料を事前配信し、質問用紙(出席確認兼)を毎回配布する。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
気象 (1)
・気圏の構造と特徴
・身近な気象現象
復習およびレポート作成に約4時間
第2回
気象 (2)
・太陽放射
・地球の熱収支
・大気の大循環
復習およびレポート作成に約4時間
第3回
気象 (3)
・気圧と風
・転向力
・さまざまな風
復習およびレポート作成に約4時間
第4回
気象 (4)
・雲と雨と雷
・大気の安定・不安定
復習およびレポート作成に約4時間
第5回
気象 (5)
・気象要素
・天気図(地上・高層)
復習およびレポート作成に約4時間
第6回
気象 (6)
・日本の天気と気候
復習およびレポート作成に約4時間
第7回
気象 (7)
・地上天気図の作成(演習)
復習およびレポート作成に約4時間
第8回
気象 (8)
・高層天気図の演習
復習およびレポート作成に約4時間
第9回
海洋
・海洋の構造
・海流
・潮汐
・波
・大気と海洋の相互作用
復習およびレポート作成に約4時間
第10回
天文 (1)
・天球と天球座標
・地球の運動(自転と公転)
・暦、時間と時刻
復習およびレポート作成に約4時間
第11回
天文 (2)
・太陽系と太陽活動
・天動説と地動説
・ケプラーの法則
・惑星現象
復習およびレポート作成に約4時間
第12回
天文 (3)
・恒星の明るさと距離
・ポグソンの式
・視等級と絶対等級
復習およびレポート作成に約4時間
第13回
天文 (4)
・恒星の色とスペクトル型
・HR図、恒星の大きさ
・恒星の進化
復習およびレポート作成に約4時間
第14回
天文 (5)
・重星、連星
・恒星の質量・密度
・恒星の寿命
・星間物質、星雲
復習およびレポート作成に約4時間
第15回
天文 (6)
・変光星の種類
・脈動変光星と距離
・星の種族、星団
復習およびレポート作成に約4時間
第16回
天文 (7)
・銀河系
・銀河、宇宙の構造
・広がる宇宙(ハッブル-ルメートルの法則)
・宇宙の探求
復習およびレポート作成に約4時間
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 20% D: 5%
成績評価法
宿題・授業外レポート 80%
授業への参加度 20%
教科書にかかわる情報
備考
特に使用せず、毎回講義資料を配信する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
教養の気象学
ISBN
4254161034
著者名
日本気象学会教育と普及委員会
出版社
朝倉書店
出版年
1992
参考書
書名
一般気象学
ISBN
9784130627061
著者名
小倉義光
出版社
東京大学出版会
出版年
1999
参考書
書名
現代天文学要説
ISBN
4254150083
著者名
内海和彦 他
出版社
朝倉書店
出版年
1991
参考書
書名
宇宙科学入門
ISBN
4130627058
著者名
尾崎洋二
出版社
東京大学出版会
出版年
1998
備考
メッセージ
キーワード
気象 水圏 天文 宇宙
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(気候変動)気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる。
(海洋資源)持続可能な開発のために海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する。
関連科目
地学実験、地学演習、地学概論Ⅱ
履修条件
連絡先
chijiwa@yamaguchi-u.ac.jp
研究室:教育学部4階(TEL:083-933-5354)
オフィスアワー
問合せ、学習相談等がありましたら、メールでお知らせください。
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