開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水3~4
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102402
独唱Ⅲ[Vocal Solo III]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
白岩 洵[SHIRAIWA Jun]
ー
担当教員[ローマ字表記]
白岩 洵 [SHIRAIWA Jun]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
独唱Ⅰ、Ⅱで学んだ内容をもとにさらに向上させる。自然で無理のない発声と母音の響きを統一することを目指す。イタリアのベルカント期からロマン派までの楽曲を中心に、それぞれに合わせた課題を教材とする。
授業の到達目標
発声機構についてさらに深い見識を持ち、多彩な音楽表現への知識を持つことで、他者の演奏について適切に批評することができる。また、他の学生の演奏にも積極的に関心をもち鑑賞し、自身の課題に対処しながら、自然で無理のない声で歌い、音楽表現への多種のアプローチを実践できる。
授業計画
【全体】
合同レッスン形式で授業を行う。教材はイタリアのベルカント期からロマン派までの楽曲を中心とし、それぞれに適したものを指定する。
授業で取り組む楽曲について、各々で「作曲家について」「曲目について」「対訳」を合わせたレジュメを作成すること。
毎回のレッスンを振り返るために、記録をつけること。
※本授業においては、授業、試験、発表の様子を録音・撮影する場合があります。なお、録音・録画したデータについては授業外に公開することはない。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
発声法(呼吸)
呼吸から発声を改善する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第2回
発声法(声帯振動)
ムラのない声帯振動で歌う
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第3回
発声法(声門閉鎖)
声門閉鎖を意識し歌唱する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第4回
声区の転換
スムーズな声区転換で歌う
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第5回
レガート唱
レガートで演奏をする
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第6回
発音
イタリア語らしく発音する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第7回
歌唱発音
発声と発音のバランスをとる
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第8回
フレーズ
フレーズを捉え、構成する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第9回
母音唱
母音唱によってムラのなく発音する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第10回
歌詞の発音
韻律やアクセントを意識し、発し歌唱に生かす
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第11回
歌詞の解釈
歌詞の内容を読み解き表現へと繋げる
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第12回
作曲家について
作品を通して、作家個々のスタイルの特徴を捉える
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第13回
オペラ鑑賞
プロの演奏から、技術・表現の本質を探究する
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第14回
アンサンブル
歌手とピアニストとの演奏上の対話を深める
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第15回
個人レッスン
個別の課題の発見と、その対処について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第16回
実技試験
期末のまとめ
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: --% C: 55% D: 20%
成績評価法
授業内小レポート、平時の取組、学期末の実技試験で評価します
授業内小レポート 15%、平時の取組 15%、学期末の実技試験 70%
教科書にかかわる情報
備考
適宜資料を配付します
参考書にかかわる情報
参考書
書名
トスティ歌曲集 = Composizioni da camera per canto e pianoforte
ISBN
9784117135015
著者名
編: 畑中良輔, 中巻寛子 ; 対訳: 戸口幸策 = Tosti
出版社
全音楽譜出版社
出版年
2014
参考書
書名
Composizioni da camera per canto e pianoforte
ISBN
9784117142006
著者名
Bellini
出版社
Zen-On Music Co.
出版年
1971
参考書
書名
Composizioni da camera per canto e pianoforte
ISBN
9784117143003
著者名
Donizetti ; [編集, 岡村喬生]
出版社
Zen-on Music
出版年
1970
参考書
書名
Composizioni da camera : per canto e pianoforte
ISBN
9784117141009
著者名
Verdi ; [編集, 岡村喬生 ; 監修, 服部幸三]
出版社
Zen-on Music
出版年
1970
備考
メッセージ
キーワード
声楽、発声、オペラ、歌曲
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
独唱Ⅰ、独唱Ⅱ、独唱Ⅳ
履修条件
連絡先
白岩洵
083-933-5359
jun-s49@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールでのアポイントメントをお願いいたします。
ページの先頭へ