開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金3~4
実験・実習
9.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102603
球技Ⅱ[Ball Game II]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
青木 健[AOKI Ken]
ー
担当教員[ローマ字表記]
青木 健 [AOKI Ken]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業ではソフトボール等の「ベースボール型」ゲームならびにバドミントンによる「ネット型ゲーム」について将来教員として指導することをふまえ、異なる形式の種目から身体動作の共通点を発見することにより、自己の適切な各基本動作や技術の習得を第一の目標として授業を進める。授業の後半では、習得した動作や技術を基に、様々なルールによるゲームを用いた授業を展開していく。
授業の到達目標
「打つ」・「投げる」のソフトボールに関する基本動作技術について、バドミントンにおける動作と比較し共通点や相違点を確認することで、人間の各身体動作の仕組みを考えながら学修する。さらに習得した技術を基に、教育の現場で実践活用できるような説明能力の向上や表現方法の多様化を目指す。
授業計画
【全体】
近年、運動環境の変化により児童・生徒における「投げる」能力の低下が顕著となっていることから、学校現場においてベースボール型のゲームを介して基本的な動作を指導できることは、体育科教員として必要な資質の一つとなる。さらに他の種目における動作との共通点を理解することで、より理解度の高い動作指導ができることから、ネット型スポーツであるバドミントンの基本技術の習得にも焦点をあて、それぞれの身体動作の仕組みについて自ら考えながら動くことのできる授業を展開する。さらに、様々な練習法を実践することにより、受講生の身体の動きに対しての説明能力の向上や指導するうえでの表現方法の多様化を目指した授業を進めていく。
【担当形態:単独】
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ベースボール型スポーツの特性説明と動作の実践
本授業の全体説明
我が国におけるベースボール型ゲームの現状
「投げる」動作を実践する。
配布した講義資料や参考書を参照し復習1時間を行う。
第2回
ベースボール型スポーツの基本動作の確認
基本的なルールの説明を行う。自分自身の「投げる」、「打つ」動作について知る。
ボールに慣れるための簡単な練習を行う。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第3回
ネット型スポーツ「バドミントン」の特性説明と動作の実践
我が国におけるネット型スポーツ「バドミントン」の現状
ラケットを用いた動作を実践する。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第4回
ネット型スポーツ「バドミントン」の基本動作およびステップの実践
適切なフォームで正確にシャトルを打つ技術の上達をはかる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第5回
ネット型スポーツ「バドミントン」におけるクリア、スマッシュ技術の習得
上からくるシャトルに対して、正確に上下に打ち分ける技術と動作の力加減の習得をはかる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第6回
ネット型スポーツ「バドミントン」におけるドライブ技術の習得
ベールボール型スポーツにおける打つ、捕る動作にも関係する、打点ポイントについて、自己における認知をはかる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第7回
ベースボール型「ソフトボール」におけるスローイング技術の習得
目標に向かって、適切なフォームで正確に投げる技術の上達をはかる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第8回
ベースボール型「ソフトボール」におけるキャッチング技術の習得
投げられたボールを捕る動作に慣れるとともに、捕球後に素早く投げる動作を行うための動きに慣れる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第9回
ベースボール型「ソフトボール」におけるバッティング技術の習得(上半身部分)
打つ動作を基本としてバットの操作に慣れるとともに、上半身(両腕、腰)の使い方に慣れる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第10回
ベースボール型「ソフトボール」におけるバッティング技術の習得(下半身部分)
打つ動作の基本として、下半身(両足、臀部)の使い方に慣れる。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第11回
ネット型スポーツ「バドミントン」における集団的技能の習得と上達(ダブルス)
バドミントンにおけるダブルスのゲーム法やポジショニングについて理解する。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第12回
ベースボール型「ソフトボール」における集団的技能の習得と上達
様々なルールを用いた試合形式で練習を行うなかで、「投げる」、「捕る」、「打つ」、「走る」の各動作を実践的に行う。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第13回
試合形式における総合的な実践練習(連携プレイの向上)
様々なルールを用いた試合形式で練習を行うなかで、味方同士の連携について考え実践する。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第14回
試合形式における総合的な実践練習(多様なルールゲームを用いての指導法の理解)
様々なルールを用いた試合形式で練習を行うなかで、各ルールゲームにおける長所、短所を見つけていくことくから指導法の理解を深める。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
第15回
試合形式における総合的な実践練習(自己の動作変容の理解と総括)
自分自身の「投げる」、「打つ」動作の変容について知る。試合を通してゲームを楽しむととに、自己の動作の変化に気づき、総括できるようにする。
授業内で学習した運動や技術について、自身で実践できるよう準備ならびに復習(2時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 15% C: 45% D: 10%
成績評価法
授業への参加態度、宿題・授業外レポート、受講者の発表(プレゼン)で評価します。
【授業への参加態度 65%、宿題・授業外レポート 10%、受講者の発表(プレゼン)25%、出席 欠格条件】
教科書にかかわる情報
備考
適宜資料を配付します。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
中学校学習指導要領解説 保健体育編
ISBN
9784827815764
著者名
文部科学省
出版社
東山書房
出版年
参考書
書名
高等学校学習指導要領解説 保健体育編 体育編
ISBN
9784827815689
著者名
文部科学省
出版社
東山書房
出版年
参考書
書名
バドミントン教本 基礎編
ISBN
9784583036366
著者名
日本バドミントン協会 編
出版社
ベースボールマガジン社
出版年
備考
メッセージ
授業には必ず運動を行う服装で参加してくだい。
グローブについては、自分で持っているものを使用しても構いません。
雨天の場合やネット型スポーツ実施時は、体育館など室内で実施しますので、必ず室内用シューズを持参してください。
キーワード
ソフトボール、ティーボール、ベースボール、バドミントン
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
保健体育(中学・高校)の免許取得を目指している学生用の授業になります。
連絡先
研究室:教育学部C棟125室
E-mail:aoki.ken@yamagucui-u.ac.jp
オフィスアワー
随時:対面あるいはメールにて対応します
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