開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木5~6
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102605
体育経営学[Sports Management]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
岩尾 敬太
ー
担当教員[ローマ字表記]
岩尾 敬太, 上地 広昭 [UECHI Hiroaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
現代社会において、スポーツや体育は文化的・公共的な資産であり、人々の充実した生活を築く上で欠かせない存在である。その価値や社会的な役割を最大限に発揮し、個人の生活の向上や地域・社会の発展につなげるためには、人々の運動に関わる行動(実践、観戦、支援)を促進する環境を整え、充実させることが重要である。
スポーツ・体育の経営とは、それに関わる人材、資金、物資、情報といった経済的資源を有効に活用し、企業、団体、自治体などの組織が、その目的や目標を達成するために行う管理・運営である。本講義では、豊かなスポーツライフを実現するために、スポーツや体育を文化財・公共財として位置づけ、それらを効果的かつ合理的に提供する理論を学ぶ。
さらに、スポーツ・体育に関連する各種組織の運営構造や経営手法について理解を深めるとともに、スポーツサービスの企画・運営に必要な知識や能力を習得することを目的とする。
授業の到達目標
授業計画
【全体】
本講義では、体育・スポーツ経営学の概念と構造、スポーツ産業の動向を理解し、体育・スポーツ経営に関わる経営資源について学ぶ。具体的には、①人的資源および物的資源、②財務資源および情報資源について取り上げる。
また、体育・スポーツ事業の運営については、①エリアサービス事業とプログラム事業、②クラブサービス事業の観点から考察する。さらに、体育・スポーツ経営の評価方法・指標、体育・スポーツ団体のマネジメント、スポーツマーケティングの特性について学び、スポーツ政策とスポーツマネジメントの関係性を理解する。
加えて、参加型スポーツのマネジメント、観戦型スポーツのマネジメントについて取り上げ、体育・スポーツ経営における人材育成の重要性を考察する。講義の最終週では、これまでの学びを総括し、体育・スポーツ経営の実践的な理解を深める。
本講義は、以上の内容を週単位で展開し、理論と実践の両面から体育・スポーツ経営の知識を体系的に学ぶことを目的とする。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
講義の目標と進め方、シラバスの説明、成績の評価方法
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第2回
体育・スポ-ツ経営学の概念と構造
経営とは何か。体育・スポ-ツ経営の概念と考え方、体育・スポ-ツ経営の仕組みを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第3回
スポ-ツ産業の動向
スポ-ツ産業の特性、スポ-ツ市場の構造と規模、スポ-ツプロダクトほかを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第4回
体育・スポ-ツ経営の経営資源①:人的資源と物的資源
体育・スポ-ツ経営の経済資源とは何か。人的資源と物的資源について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第5回
体育・スポ-ツ経営の経営資源②:財務資源と情報資源
体育・スポ-ツ経営の経済資源である財務資源と情報資源について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第6回
体育・スポ-ツ事業の運営①:エリアサ-ビス事業とプログラム事業
体育・スポ-ツ事業とは何か。エリアサ-ビス事業およびプログラム事業の内容と運営について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第7回
体育・スポ-ツ事業の運営②:クラブサ-ビス事業
体育・スポ-ツ事業であるクラブサ-ビス事業
の内容と運営について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第8回
体育・スポ-ツ経営の評価方法・指標
体育・スポ-ツ経営を適切に評価する手法であるKPI、KGI、PDCAほかを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第9回
体育・スポ-ツ団体のマネジメント
主要な体育・スポ-ツ団体の分類と役割、マネジメント、ガバナンス等について学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第10回
スポ-ツマ-ケティングの特性
マケ-ティングとは何か。スポ-ツマ-ケティング特性を学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第11回
スポ-ツ政策とスポ-ツマネジメント
国・地方のスポ-ツ政策とその政策を具体的に実施のためのマネジメントを学ぶ
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第12回
参加型スポ-ツのマネジメント
総合型スポ-ツクラブ、民間フィットネスクラブほかのマネジメントを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第13回
観戦型スポ-ツのマネジメント
スポ-ツイベントおよびプロスポ-ツ(プロ野球・Jリ-グ)ほかのマネジメントを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第14回
体育・スポ-ツ経営の人材育成
体育・スポ-ツ経営の人材育成を担う人材、人材育成・活用、指導者資格制度ほかを学ぶ。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第15回
総括
これまでの内容のポイントを総復習し、今後の体育・スポ-ツ経営の展望を議論する。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
第16回
試験
授業内容について筆記試験を行う(予定)。
予習・復習 (学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
期末試験40%、授業態度・授業への参加度(特に、ディスカッション・質疑等への参加・関与度)60%を総合的に評価する。
教科書にかかわる情報
備考
講義内容と資料は毎回配布する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
コ-チングバレ-ボ-ル基礎編
ISBN
9784469268119
著者名
日本バレ-ボ-ル協会
出版社
大修館
出版年
2017
備考
メッセージ
バレーボールの実践・指導を主体的に学習するとともに、バレーボールの楽しさを体験しましょう。
キーワード
スポ-ツ・マネジメント、スポ-ツ産業、クラブサ-ビス事業、スポ-ツ・マ-ケティング、スポ-ツ政策
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
体育・スポーツ社会学
履修条件
連絡先
k.iwao@shiseikan.ac.jp
オフィスアワー
メ-ルにて随時。
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