開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金9~10
講義
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102606
健康・体力トレーニング論 [Exercise Training for Health and Fitness]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
丹 信介[TAN Nobusuke]
ー
担当教員[ローマ字表記]
丹 信介 [TAN Nobusuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
体つくり運動は、小学校から高等学校まで体育・保健体育の運動の領域の一つとなっている。また、その領域の内容として、多様な動きをつくる運動、体の動きを高める運動、実生活に生かす運動の計画が挙げられている。また、体育理論や保健の中で取り扱われる内容として、体力の評価やその評価をもとに課題を見つけ、課題となる体力をどのような方法で合理的に高めるのかという点、健康や体力のとらえ方、トレーニングの原則や体力トレーニングの具体的進め方などがある。
この授業では、健康、健康体力および体力の概念、体力トレ-ニングによる身体器官の適応変化およびトレ-ニングの原理・方法について概説する。また、ライフステージに応じた体力トレ-ニングの計画立案の方法および注意すべき事項についても学習する。
授業の到達目標
健康、健康体力および体力の概念、体力トレ-ニングによる身体器官の適応変化およびトレ-ニングの原理・方法について理解し説明できる。また、ライフステージに応じた体力トレ-ニングの計画立案の方法および注意すべき事項についても理解し、基礎的な部分での計画立案をすることができる。加えて、健康・体力トレーニングに関して関心を持つことができる。
授業計画
【全体】
体つくり運動は、小学校から高等学校まで体育・保健体育の運動の領域の一つとなっている。また、その領域の内容として、多様な動きをつくる運動、体の動きを高める運動、実生活に生かす運動の計画が挙げられている。また、体育理論や保健の中で取り扱われる内容として、体力の評価やその評価をもとに課題を見つけ、課題となる体力をどのような方法で合理的に高めるのかという点、健康や体力のとらえ方、トレーニングの原則や体力トレーニングの具体的進め方などがある。
この授業では、健康、健康体力および体力の概念、体力トレ-ニングによる身体器官の適応変化およびトレ-ニングの原理・方法について概説する。また、ライフステージに応じた体力トレ-ニングの計画立案の方法および注意すべき事項についても論じる。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
健康、健康体力および体力の概念と健康体力トレ-ニングの位置づけ
行動体力、防衛体力、健康関連体力
予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第2回
各ライフステージ(幼児期・児童期・思春期・青年期・中年期・高齢期)における健康と体力の捉え方
ライフステージ、ライフコースからみた健康関連体力
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第3回
トレーニングの一般的原則と健康体力トレーニング方法
トレーニングの原理・原則
トレーニングの進め方と具体的条件(運動の種類、強度、時間、頻度)
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第4回
トレ-ニングによる形態、筋・骨格系の適応(身体組成、筋・筋持久力)
トレ-ニングによる形態、筋・骨格系の適応について
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第5回
トレ-ニングによる呼吸・循環系の適応(有酸素能力)
トレ-ニングによる呼吸・循環系の適応について
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第6回
全身持久力および局所持久力のトレ-ニングの原理と方法
全身持久力および局所持久力のトレ-ニングの種類、強度、時間、頻度
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。簡単な実習を行う。
第7回
レジスタンストレ-ニングの原理と方法
レジスタンストレ-ニングのトレ-ニングの種類、強度、時間、頻度
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。簡単な実習を行う。
第8回
調整力を高めるトレーニング、柔軟性を高めるトレーニングおよびSAQ(Speed・Agility・Quickness)トレーニングの原理と方法
調整力を高めるトレーニング、柔軟性を高めるトレーニングおよびSAQトレーニングの種類、強度、時間、頻度
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第9回
年齢・性を考慮した健康体力トレーニング計画の作り方の一般的原則
トレーニング計画の作り方の一般的原則
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第10回
子どもの健康体力トレーニングプログラム(1)
発育発達に応じたトレーニングにおける留意点、スポーツ傷害予防
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第11回
子どもの健康体力トレーニングプログラム(2)
発育発達に応じたトレーニングの種類、強度、時間、頻度
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第12回
中年・高齢者の健康体力トレーニングプログラム
加齢に応じたトレーニングの種類、強度、時間、頻度
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間))
適宜、ディスカッションを行う。
第13回
女性の健康体力応じたトレーニングプログラム
女性に特化したトレーニング内容と留意点
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第14回
障害者の健康体力と身体活動・運動
障害者に特化したトレーニング内容と留意点
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第15回
健康体力トレーニングと栄養、水分補給およびサプリメント
スポーツ栄養の基礎、糖質補給、タンパク質の摂取条件、水分補給、サプリメント摂取の考え方
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第16回
定期試験
定期試験を実施する
試験に向け、復習事項についてしっかり復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 5% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
テキストは使わずに、プリント等を配布する予定。
配布したプリント資料等を中心に授業を進める。参考書として「スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識、改訂2版」も活用する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
スポーツ生理学
ISBN
4254690274
著者名
森谷・根本
出版社
朝倉書店
出版年
参考書
書名
スポーツ指導者に必要な生理学と運動生理学の知識
ISBN
9784902109641
著者名
村岡 功 編著
出版社
市村出版
出版年
参考書
書名
運動生理学概論
ISBN
446926086X
著者名
宮下・石井
出版社
大修館書店
出版年
備考
メッセージ
しっかり予習、復習をしてください。
キーワード
健康、体力、運動トレーニング
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
運動生理学、運動学
履修条件
運動生理学、運動学等の知識を必要とする。
連絡先
tan@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日あるいは木曜日 12:00-13:00
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