タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月7~8 講義 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021102610 学校保健(小児保健,精神保健,学校安全,救急処置を含む。)[School Health I (including Child Health, Mental Health, Safety Education, First Aid)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
青木 健[AOKI Ken]
担当教員[ローマ字表記]
青木 健 [AOKI Ken]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
児童生徒が学校において健康な生活をおくるうえで直面する可能性のある諸問題について、保健・医療・環境・教育などの視点から、その基本内容を講義するとともに、制度や組織による学校での児童生徒に対する健康の維持や増進のあり方について講義を展開する。
授業の到達目標
昨今、学校において直面している児童生徒の健康課題等について幅広く理解できる。それを基に学校における保健教育、保健管理ならびに保健組織活動の実際とその実践方法について深めるとともに、関係協力して問題解決できる能力を高めることができる。
授業計画
【全体】
保健体育科の教員として保健の授業以外の部分において重要な位置づけになる学校での保健に関わる活動について、全体像を把握できるようにする。中でも児童生徒が学校において健康な生活をおくるうえで直面する可能性のある諸問題に対して、学校保健が果たす役割について理解を深める。さらに受講者が参加できる方法をとりいれ、諸問題への解決の方策について、様々な事例をもとに話し合いを行う。それらを基に受講生自らが問題解決に向けて分析・考察できる能力を身につけることのできる授業を目指す。
担当形態:【単独】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 教育における学校保健の目的および役割  日本の保健制度からみた学校保健の位置づけとその役割について 配布した講義資料や参考書を参照し復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第2回 学校保健の組織と運営  学校における保健教育、保健管理、保健組織活動 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第3回 学校における疾病予防および健康増進  学校における健康診断とこどもの生活管理の重要性について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第4回 学校における感染症

学校でみられる感染症の特徴と出席停止基準について


授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第5回 保健学習における性感染症について AIDSならびのその他の性感染症に関する近年の動向について
授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第6回 学校における保健管理 熱中症について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第7回 学校における環境衛生 学校および家庭内で起こりうる健康影響とその因子について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第8回 学校給食と食に関する指導

栄養問題、食品問題、食中毒について

授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第9回 学校における安全管理と安全教育 危険予知トレーニングや防災対策について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第10回 学校における安全と防犯・防災および救急処置 救急処置の実際と模擬体験 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第11回 学校保健と養護教諭 養護教諭の役割と保健室の教育的機能について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第12回 思春期におけるメンタルヘルス 児童生徒にみられるこころの問題について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第13回 学校における精神保健 学校精神保健としての各保健活動について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第14回 特別支援教育と学校保健 支援を要する子どもに対する学校保健について 授業内で学んだ内容について復習(2時間)を行う。また、授業計画に沿って、準備学習(2時間)を行う。
第15回 学校における保健教育の計画と実践 学校保健における教育題材の検討 これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う。
第16回 試験とまとめ 筆記試験
全内容の振り返りとまとめ含む
これまでの授業で学んだ内容について、総合的な観点から復習(4時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 15% C: 10% D: 10%
成績評価法
授業への参加態度、宿題・授業外レポート、受講者の発表(プレゼン)、学期末の筆記テストで評価します。
【授業への参加態度 35%、宿題・授業外レポート 10%、受講者の発表(プレゼン)10%、学期末の筆記テスト 45%、出席 欠格条件】
教科書にかかわる情報
備考
適宜、プリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 新版 基礎から学ぶ学校保健 第2版 ISBN 9784767918556
著者名 瀧澤利行 編著 出版社 建帛社 出版年 2018
備考
メッセージ
中学校、高等学校の保健の教科書を精読するとともに、日常から関連するニュースの情報や記事の収集ができるよう心掛けてください。
キーワード
ヘルスプロモーション、メンタルヘルス、疾病予防、感染症、食の安全
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
公衆衛生学
履修条件
連絡先
研究室:教育学部C棟125室
E-mail:aoki.ken@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時:対面あるいはメールにて対応します

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