開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金9~10
その他
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102703
金属工作法(製図及び実習を含む。)[Metal Working Method (including Drawing and Exercise)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森岡 弘[MORIOKA Hiroshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi], 阿濱 茂樹 [AHAMA Shigeki], 岡村 吉永 [OKAMURA Yoshihisa], 堤 健人 [TSUTSUMI Kento]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中学校技術・家庭科(技術分野)の指導に必要とされる専門領域の基礎的内容として、材料と加工の技術における金属工作法の理論を概説する。具体的には、技術教育の金属加工領域で習得すべき金属加工用手工具、工作機械の機能、使用法について解説する。理解を深めるために演習・実習も併用して行なう。また、金属製品の製図実習を行う。
授業の到達目標
・金属加工用手工具及び代表的な工作機械を類別できる。
・機械加工法を指摘できる。
・製図の作成方法について考え、判断できる。を説明できる。
・金属加工用手工具及び代表的な工作機械を関係づける。
・製図に関する知識を習得し理解できる。
・金属加工用手工具及び代表的な工作機械を類別できる。
・機械加工法を指摘できる。
・製図の作成方法について考え、判断できる。
・金属加工に関する関心・意欲が高まる。
・金属加工によるものづくりに参加できる。
・金属加工法に慣れ、協調できる。
・工作機械を操作するとき安全に注意して作業することができる。
・金属加工技術を修得できる。
・金属加工により作品を自由に製作できる。
・製図を通して製品の形を表現できる。
・金属加工の製品を使える。
授業計画
【全体】
中学校技術・家庭科(技術分野)の「材料と加工の技術」に関する金属加工の学習内容を中心的に扱う。本授業では、金属加工用の手工具の使用法及び代表的な工作機械の特徴と使用法について概説する。授業中の前半は、教室で説明し、後半は金属実習室で工具を用いた演習・実習を行う。適宜、レポートの課題を出す。 なお、演習・実習が含まれるために、進度が遅れる場合がある。この時には、授業延長して演習・実習を実施する。
実習については扱う内容によって担当教員が個別に指導する。
授業形態:オムニバス
【令和6年度以降の履修制限について】
令和6年度以降、履修者多数の場合は、安全面と実験室や装置・設備のキャパシティーを考慮して人数制限(最大10名まで)をすることがあります。
その場合、技術教育選修の学生を第1優先とし、他選修で技術科免許取得希望者を第2優先とします。
ただし、他選修の学生は、4年生から順に優先します。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
シラバスの説明、成績評価方法の説明を含む。(担当:森岡)
シラバスを読んでおくこと。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
中学校技術科の金属加工概要
中学校技術科の金属加工概要を中学校の教科書を用いて説明する。(担当:森岡)
準備学習2時間と復習2時間を行う
第3回
金属製品の製図(製図及び実習を含む)
金属製品の製図について演習する。(担当:森岡)
準備学習2時間と復習2時間を行う
第4回
鋳造による加工法1(実習を含む)
低融点合金による加工準備(担当:阿濱)
該当内容について実習レポートの準備をすること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第5回
鋳造による加工法2(実習を含む)
低融点合金による加工作業(担当:阿濱)
該当内容について実習レポートの準備をすること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第6回
鋳造による加工法3(実習を含む)
低融点合金の仕上げ加工(担当:阿濱)
該当内容について実習レポートの準備をすること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第7回
旋盤による切削加工法1(実習を含む)
旋盤加工の基本と機械操作について,実地に学習する。
旋盤の初回として,作業の安全にかかわる内容に重点を置く。(担当:岡村)
学習の復習と整理
次回の実習に向けた製図の読み込み
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
旋盤による切削加工法2(実習を含む)
旋盤加工の基礎技能について,実際の加工作業を通して学ぶ。(担当:岡村)
学習の復習と整理
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
旋盤による切削加工法3(実習を含む)
旋盤加工の基礎技能について 仕上げと精度確認。(担当:岡村)
学習の整理
作業精度や効率に関する考察
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
名刺入れの製作
製作工程の確認,けがき(実習を含む)
アルミの板と丸棒を材料とする名刺入れの製作工程と使用する工具の使用方法を知る。材料にけがきを行う。
(担当:堤)
該当内容について実習レポートの準備をすること。
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
名刺入れの製作
材料の切断とやすりがけ(実習を含む)
金属ばさみとたがねを用いた材料の切断と,やすりがけを行う。
(担当:堤)
該当内容について実習レポートの準備をすること。
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
名刺入れの製作
折り曲げとふち巻き(実習を含む)
部品の折り曲げとふち巻きを行う。
(担当:堤)
該当内容について実習レポートの準備をすること。
授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
CNCによる精密加工
ノギス、マイクロメータ、ダイアルゲージ(実習を含む)
CNC加工機による精密加工について演習する。(担当:森岡)
該当内容について実習レポートの準備をすること。該当内容について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
CNCによる精密加工
タップ、ダイス(実習を含む)
CNC加工機による精密加工について演習する。(担当:森岡)
該当内容について実習レポートの準備をすること。該当内容について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
新しものづくり技術(実習を含む)
3Dプリンタによるものづくり。(担当:全員)
該当内容について実習レポートの準備をすること。該当内容について準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: --% C: 50% D: 5%
成績評価法
小テスト・授業内レポート 40% 宿題・授業外レポート 30%、授業態度・授業への参加度 15%、
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 15%
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:必要に応じてプリントを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
1.中学校教員免許状(技術)取得希望者のみ履修可能。
2.修学支援システムを毎週確認すること。
3.実習時間確保のため、受講者と相談の上、通常の時間割り以外の時間帯にも時間を設けて実習を行う。
金属加工の実習を含むため作業のできる服を着用すること。
キーワード
金属加工、金属加工用手工具、機械工作、製図、技術教育、ものづくり
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
技術科教育法、金属材料学、製図、機械工学Ⅰ、Ⅱ、総合技術Ⅰ、Ⅱ、木材加工法
履修条件
連絡先
森岡 弘
E-mail:morioka@yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5394
阿濱 茂樹
E-mail: ahama[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5392
岡村 吉永
E-mail: okasun[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5397
堤 健人
E-mail: kent223[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5395
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
木3・4時限(10:20~11:50)、学習相談がある場合は、事前に連絡先に記載したメールで前日の17:00までに連絡してください。
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