タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 金3~4 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021102704 機械工学Ⅰ[Mechanical Engineering I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森岡 弘[MORIOKA Hiroshi]
担当教員[ローマ字表記]
森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
中学校技術・家庭科(技術分野)の指導に必要とされる専門領域の基礎的内容として,エネルギー変換の技術における機械工学の理論を概説する。具体的には、ものづくりや身近な家庭用機械の動作原理、構造、及び適切な使用法を理解するために必要となる機械工学の基礎について学習し理解を深める。
授業の到達目標
中学校技術・家庭科(技術分野)のエネルギー変換の技術における機械工学に関する学問領域の専門的な知識や技能を修得し、教科の内容を系統的に考察し、問題解決につなげることができる。
ものづくりの基礎となる機械工学全般(機械材料、材料力学、流体力学計測工学)について学習し、技術科教員になるための基礎的な知識や技能を身に付けることができる。
授業計画
【全体】
 中学校技術・家庭科(技術分野)の「エネルギー変換の技術」に関する機械の学習内容を中心的に扱う。本授業では、ものづくりや身近な家庭用機械の動作原理、構造、及び適切な使用法を理解するために必要となる機械工学の基礎(機械材料、材料力学、流体力学、計測工学、機械工作)について学習し理解を深める。
期末試験を行います。小テストを前半はほぼ毎回行います。復習のためのレポート課題を定期に課します。
授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 機械工学とは 機械工学の概要と力学基礎。シラバスの説明、成績評価方法の説明を含む。 シラバスを見ておくこと。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回 機械材料 金属組織、鉄鋼材料 金属の種類について調べておくこと。準備学習2時間と復習2時間を行う
第3回 機械材料 鉄鋼材料の種類と性質や日常生活での使用例。アルミニウム合金等 教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回 材料力学 機械材料分野の小テストを行う。応力とひずみ。単位の換算 小テストの準備をすること。授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回 材料力学 はりに働く力。(身の回りの機械構造物を例にした説明) 材料力学の分野について準備学習2時間と復習2時間を行う。。
第6回 材料力学 せん断力図と曲げモーメント図材料力学分野の小テストを行う。 小テストの準備をすること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回 流体力学 流体の性質、圧力(水圧など体験的な例をあげた説明) 流体力学の分野について準備学習2時間と復習2時間を行う。。
第8回 流体力学 パスカルの原理、アルキメデスの原理 教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う
第9回 流体力学 連続の式、ベルヌーイの定理等 小テストの準備をすること。 準備学習2時間と復習2時間を行う
第10回 流体力学 ベルヌーイの定理流体、トリチェリの定理流体力学分野の小テストを行う。 教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う
第11回 計測工学 長さの計測、質量、力の計測 計測・工作の分野について準備学習2時間と復習2時間を行う
第12回 計測工学 ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージを使用した測長実習 一部実習を行うので作業のしやすい服装を準備すること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第13回 機械工作 けがき作業、やすりがけ作業の実習 一部実習を行うので作業のしやすい服装を準備すること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第14回 機械工作 工作機械の概要 一部実習を行うので作業のしやすい服装を準備すること。準備学習2時間と復習2時間を行う
第15回 まとめ 授業の総まとめ 授業全体について準備学習2時間と復習2時間を行う
第16回 期末試験(筆記) 機械工学Ⅰの内容について筆記試験を実施する。 授業全体について復習して期末試験を受けること
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 5% B: 5% C: 15% D: 5%
成績評価法
小テスト・授業内レポート 25%、授業外レポート 20%、授業態度・授業の参加度 10% 受講者の発表・制作品5%、学期末の筆記テス40%
教科書にかかわる情報
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ハンディブック機械 ISBN 4274086674
著者名 土屋喜一 出版社 オーム社 出版年 1997
参考書 書名 機械工学概論 ISBN 4844521438
著者名 草間秀俊 [ほか] 共著 出版社 理工学社 出版年 1992
備考
メッセージ
機械工学Ⅱを受講する予定がある学生は、機械工学Ⅰを修得していることが望ましい。ノートパソコン、関数電卓は必携です。欠席回数について欠格条件を設定します。具体的な回数については第1回授業で説明します。
キーワード
機械工学、ものづくり、STEAM
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
機械工学II、金属材料学
履修条件
連絡先
森岡 弘
E-mail:morioka[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
木3・4時限(10:20~11:50)、学習相談がある場合は、事前に連絡先に記載したメールで前日の17:00までに
連絡してください。

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