開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月9~10
その他
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021102708
生物育成(実習を含む。)[Nuturing Living Things (including Practice)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
執行 正義[SHIGYO Masayoshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
執行 正義 [SHIGYO Masayoshi], 細井 栄嗣 [HOSOI Eiji], 森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi], 阿濱 茂樹 [AHAMA Shigeki], 堤 健人 [TSUTSUMI Kento]
特定科目区分
対象学生
(2024年度以降入学者対象)
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
世界の食料生産構造は人類の生存に係わる問題であるとの観点から、食料問題の生命科学的な考察を出発点として、食料生産技術の基本、生産環境の基礎、環境保全型食料生産技術、植物栽培と動物飼育の実際など関連課題の実学的な特色を知り、それを世界的な視野で捉える。また、受講生の能動的学修を促すため、グループでの栽培実習、まとめに重点を置く。
授業の到達目標
中学校技術・家庭(技術分野)の生物育成の技術に関する学問領域の専門的な知識や技能を修得し、教科の内容を系統的に考察し、問題解決につなげることができる。農業生産や食料問題を多面的に捉え、世界的な視野で主体的に判断し、行動しながら、グループ活動を通じて適切な資料収集や分析、自己表現ができる能力を養うことができる。
授業計画
【全体】
担当教員と受講生とが意思疎通を図りつつ、受講生同士が切薩琢磨し、相互に刺激を与えながら知的に成長する課題探求型の能動的学修に取り組む。
授業形態:複数
【令和6年度以降の履修制限について】
令和6年度以降、履修者多数の場合は、安全面と実験室や装置・設備のキャパシティーを考慮して人数制限(最大10名まで)をすることがあります。
その場合、技術教育選修の学生を第1優先とし、他選修で技術科免許取得希望者を第2優先とします。
ただし、他選修の学生は、4年生から順に優先します。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
担当教員:森岡 弘
授業の目標と進め方と成績評価の方法の説明
次回の授業に向け、教科書の購入や作業服等のしておくこと。教科書の事前学習(4時間)を行う。
第2回
私たちの暮らしと農業
担当教員:執行正義
生命と向きあう時代と農業、農業のもつ多様性と科学性、農業・農村の新しい動きと役割を説明する。
・植物栽培用の圃場を整備する。
・育苗用(播種用)ポットを準備する。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
世界と日本の食料生産の現状
担当教員:執行正義
・グローバルな視点からみた園芸生産の経済的位置付けを説明する。
・前回の続きとして、植物栽培用圃場の整備を行う。
・植物種子の播種を行う。
教科書や資料を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。提示した課題に基づいてレポートを作成する。
第4回
植物栽培の基礎
担当教員:執行正義
・植物の生き方と栽培、栽培のしくみと技術を説明する。
・前回の続きとして、植物栽培用圃場の整備と育苗苗のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
栽培環境1
担当教員:執行正義
・作物の生育と栽培環境、土・肥料の役割と土壌管理を説明する。
・前回の続きとして、植物栽培用圃場の整備と育苗苗のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
栽培環境2
担当教員:執行正義
・有害生物の総合的な管理、気象的要素の利用と気象災害の防止、環境保全型農業を説明する。
・前回の続きとして、植物栽培用圃場の整備を行う。
・育苗した苗を圃場に定植する。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。次回の中間テストに備え、これまで学んだことの復習をしておく。
第7回
中間テスト
担当教員:執行正義
・私たちの暮らしと農業、植物栽培の基礎、栽培環境に関する中間テストを行う。
・圃場に定植した植物のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習・中間テストの振り返りを2時間を行う。
第8回
栽培の実際1
担当教員:執行正義
・トマトの栽培について概説する。
・圃場に定植した植物のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
栽培の実際2
担当教員:執行正義
・キュウリの栽培について概説する。
・圃場に定植した植物のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
栽培の実際3
担当教員:執行正義
・サツマイモの栽培について概説する。
・圃場に定植した植物のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
学校における栽培(花壇の整備)
担当教員:執行正義
・草花の栽培について概説する。
・圃場に定植した植物のお世話を行う。
教科書を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
小動物の飼育
担当教員:細井栄嗣
・小動物の飼育について概説する。
教科書や配布した講義資料を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
学校における飼育
担当教員:細井栄嗣
・学校現場における飼育について概説する。
教科書や配布した講義資料を参照し準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
栽培した作物の収穫1
担当教員:執行正義
・作物を収穫し、皆で分かち合う喜びを知る。
次々回の期末テストに備え、これまで学んだことの復習(4時間)をしておく。
第15回
栽培した作物の収穫2
担当教員:執行正義
・収穫した作物の利用法を考え、農業生産の奥深さを知る。
次回の期末テストに備え、これまで学んだことの復習(4時間)をしておく。
第16回
期末テスト
担当教員:執行正義
知識が定着しているかどうか検証する。
期末テストの振り返り(4時間)を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 50% D: --%
成績評価法
栽培実技試験、学期末の筆記テストで評価します。
栽培実技試験 50%、学期末の筆記テスト 50%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
農業と環境
ISBN
4540022709
著者名
-
出版社
実教出版
出版年
2004
備考
該当なし
参考書にかかわる情報
備考
該当なし
メッセージ
キーワード
食糧(料)、生産、生育、環境
持続可能な開発目標(SDGs)
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
履修条件
連絡先
農学部 執行正義:shigyo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて連絡すること
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