タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月9~10 その他 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021103004 データベース概論(実習を含む。)[General Course on Database (including Practice)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中田 充[NAKATA Mitsuru]
担当教員[ローマ字表記]
中田 充 [NAKATA Mitsuru]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
まずデータベースの基礎理論について学習し、その後、実際に関係型データベースを用いた演習を通してデータベース操作、情報検索の手法を習得する.また、データベースの設計について学習する。
授業の到達目標
社会の様々な分野を支えているデータベースシステムについて理解しており、データに基づいた判断・論理的思考の基盤となる「適切かつ効率的な大規模データの管理」を行うことができる。
授業計画
【全体】
情報システムについて概説した後、その基盤となるデータベースの基礎概念について学習する。
その後、データベース操作言語SQLについて学習しつつ、実際にデータベースシステムの操作する演習を行う。
さらに、データベースの設計について学習する。
【授業形態:単独】

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 情報システム・データベースの基礎概念

情報システムとは
データベースの基礎概念

復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第2回 実習環境の構築
●はじめてのSQL
データベースとは
はじめてのSQL
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第3回 ●基本文法と4大命令(実習を含む)
SQLの基本ルール
データ型とリテラル
SQLの命令体系
SELECT文 - データの検索
UPDATT文 - データの更新
DELETT文 - データの削除
INSERT文 - データの追加
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第4回 ●第3章 操作する行の絞り込み(実習を含む)
WHERE句による絞り込み
条件式
さまざまな比較演算子
複数の条件式を組み合わせる
主キーとその必要性
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第5回 ●検索結果の加工(実習を含む)
DISTINCT - 重複行を除外する
ORDEBY - 結果を並べ替える
LIMIT - 先頭から数行だけ取得する
集合演算子
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第6回 ●式と関数(実習を含む)
式と演算子
さまざまな演算子
さまざまな関数
文字列にまつわる関数
数値にまつわる関数
日付にまつわる関数
変換にまつわる関数
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第7回 ●集計とグループ化(実習を含む)
データを集計する
集計関数の使い方
集計に関する4つの注意点
データをグループに分ける
集計テーブルの活用
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第8回 ●副問い合わせ(実習を含む)
検索結果に基づいて表を操作する
単一の値の代わりに副問い合わせを用いる
複数の値の代わりに副問い合わせを用いる
表の代わりに副問い合わせを用いる
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第9回 ●複数テーブルの結合(実習を含む)
「リレーショナル」の意味
テーブルの結合
結合条件の取り扱い
結合に関するさまざまな構文
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第10回 ●トランザクション(実習を含む)
正確なデータ操作
コミットとロールバック
トランザクションの分離
ロックの活用
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第11回 ●テーブルの作成(実習を含む)
SQL命令の種類
テーブルの作成
制約
外部キーと参照整合性
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第12回 ●さまざまな支援機能(実習を含む)
データベースをより速くする
データベースをより便利にする
データベースをより安全に使う
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第13回 ●テーブルの設計(1)
システムとデータベース
家計管理データベースの要件
概念設計
論理設計
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第14回 ●テーブルの設計(2)
正規化の手順
物理設計
正規化されたデータの利用
復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った予習(目安2時間)
第15回 復習(実習を含む) これまでの内容の復習 復習目安2時間(A4レポート1枚に授業内容をまとめて提出)
教科書の内容に従った試験対策(目安2時間)
第16回 試験 筆記試験 教科書の内容に従った試験対策(目安4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 70% D: --%
成績評価法
レポート 20%、学期末の筆記テスト80%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 スッキリわかる SQL 入門 ISBN 9784844333937
著者名 中山 清喬, 飯田 理恵子 出版社 インプレス 出版年
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
情報処理言語I、IIの内容を理解していることを前提に授業を進めます。
キーワード
データベース、情報システム、SQL
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
関連科目
情報処理言語言語I、II
アルゴリズム論
履修条件
有線LANに接続可能なノートPC(Windowsを推奨。Windows以外は授業環境の構築を受講者自身で行うこと)を持参すること。
連絡先
mnakata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
平日12:00-12:40 (メールにて事前に相談してください。)

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