タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 月3~4 その他 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021103005 マルチメディア概論(実習を含む。)[General Course on Multimedia (including Practice)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
熊谷 武洋[KUMAGAI Takehiro]
担当教員[ローマ字表記]
熊谷 武洋 [KUMAGAI Takehiro]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
<概要>
ネットコンテンツにおける歴史や基礎的な技術知識を学び、教科情報や地域振興策に資する教材開発を目的として動画像、HTML、CSS等を用いた実習を行う。
班を編成しグループ単位で作業を行い、成果の評価は定量的評価手法(階層分析法等)によって行う。
授業の到達目標
・ネットコンテンツにおける基礎的な技術知識を理解できる
・コンテンツ開発における企画立案および開発を行うことができる
・目的に応じて複数人による協働作業ができる
授業計画
【全体】
1〜2コマ インターネットおよびメディアコンテンツ制作の基礎
3〜5コマ インターネットの体験やメディアコンテンツ事例の鑑賞
6〜7コマ マルチメディアの基礎
8〜10コマ マルチメディアの体験や情報メディアの編集などの実習
11〜15コマ マルチメディアを使ったメディアコンテンツ制作、発表
・担当形態:単独

項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 受講のための事前準備の説明 1.課題サイトへのアカウント登録設定
2.使用ソフトウェアのインストールおよび起動テスト
講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第2回 インターネットおよびホームページ制作の基礎知識 普段目にするインターネットサイトをソースページで閲覧し、その仕組みを概観する。
HTML、CGI、CSSなどのWeb基本技術を理解する
講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第3回 Web技術全般についての概説 MSワードなどのHTML変換機能を備えるソフトウェアでHTMLTAGによる簡易的なページを作成し、ハイパーリンクの仕組みや相対絶対参照の違いを理解する 講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第4回 マークアップ言語の基本仕様 HTMLTAGやVRMLをはじめとするマークアップ言語の仕組みを理解し、手打ちによるマニュアル作業で簡易的なホームページを作成する 講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第5回 基本コンテンツ制作-1- グループに分かれて、テーマ(例 二進法と計算機の関係について説明する)に沿って内容を考案し、HTMLによって基本コンテンツを作成する 基数変換などについて予習を行う(学修時間の目安4時間以上)
第6回 マルチメディア技術の基礎-1- Webコンテンツ作成において視聴覚関連の情報の仕組みや加工編集技術について学ぶ
JPEG、WAV、ストリーミング技術などを自作のサイトに応用する
HTMLによって自己紹介ページを作成する(学修時間の目安4時間以上)
第7回 マルチメディア技術の基礎-2- 画像編集ツールを用いて簡易的なGIFアニメーションを作成する。
アニメの原理や、Webコンテンツ作成における応用について理解する
10秒程度のGIFアニメーションを作成する(学修時間の目安4時間以上)
第8回 基本コンテンツ制作-2-成果発表 基本コンテンツ制作における成果について各グループが10分程度のプレゼンテーションを実施する 講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第9回 応用コンテンツ制作-1- 基本コンテンツ制作の成果と、応用技術の理解に基づき、さらに発展的なコンテンツをグループ分担により作成する。フレーム機能、アニメ機能、CSS機能などを活用する 各自の分担と内容について基本事項を策定する(学修時間の目安4時間以上)
第10回 応用コンテンツ制作-2- 実制作のための作業時間を設け、グループワークにて作業を展開する。その都度、質疑応答を行い、理解と解決を経てコンテンツ作成作業を進める。 講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第11回 応用コンテンツ制作-3-
実制作のための作業時間を設け、グループワークにて作業を展開する。その都度、質疑応答を行い、理解と解決を経てコンテンツ作成作業を進める。 講義内で提示したサイトを参照し、自分の環境にて実行できることを確認する(学修時間の目安4時間以上)
第12回 マルチメディアを使った教育関連ホームページの事例紹介
国内外における教育に資する目的のために制作されたコンテンツ事例紹介を受け、発想の枠を拡張する。
加えてAIを応用した画像処理やコンテンツ支援例について考察する
参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第13回 最新技術の紹介と解説
画像圧縮技術、VR、ARなどメディアコンテンツをとりまく先端的な技術についての紹介と概説を受け、先端的技術について理解する 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第14回 応用コンテンツ制作-4-発表
応用コンテンツ制作における成果について各グループが10分程度のプレゼンテーションを実施する 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
第15回 まとめ
応用コンテンツ制作成果についての評価を受け、マルチメディア技術に関しての補足事項を理解する 参考サイトの閲覧(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 50% D: 20%
成績評価法
・受講態度:20%
・プレゼンテーション:10%
・課題:20%
・最終成果物:50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 Web教材制作演習―デジタル教科書&アニメーション ISBN 9784863453548
著者名 黒澤 和人 出版社 丸善プラネット 出版年 2017
備考
教科書の購入の必要はない
教科書の指示については講義中にて指示を行う
参考書にかかわる情報
参考書 書名 ゲームと教育・学習 ISBN 4623078744
著者名 藤本徹, 森田裕介編著 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2017
参考書 書名 黒上晴夫・堀田龍也のプログラミング教育 : 導入の前に知っておきたい : 思考のアイディア ISBN 9784091050571
著者名 黒上晴夫, 堀田龍也著 出版社 小学館 出版年 2017
参考書 書名 アルゴリズム図鑑 : 絵で見てわかる26のアルゴリズム ISBN 9784798149776
著者名 石田保輝, 宮崎修一著 出版社 翔泳社 出版年 2017
備考
小学校 プログラミング教育がわかる、できる―子どもが夢中になる各教科の実践一般社団法人教育デザイン研究所学事出版
メッセージ
可能ならば高校情報Ⅰ、Ⅱの教科書を持参する事
キーワード
メディアコンテンツ Webデザイン Webプログラミング
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
関連科目
履修条件
基本的なPCリテラシー
連絡先
kumagai@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
メールにて事前に確認を取ること

ページの先頭へ