開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
金7~8
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021201002
初等科理科[Science for Elementary Education]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
栗田 克弘[KURITA Katsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro]
特定科目区分
対象学生
某クラス(幼, 特支,情報,教科(全))
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
小学校における理科教育の目標やカリキュラムについて把握し、理科の授業設計に必要な基礎的な内容を理解することができるようになる。
授業の到達目標
小学校理科授業の概要を把握し、問題解決的な理科の授業について理解できる。
授業計画
【全体】
小学校理科授業を教えるために求められる理科教育の目標や内容について理解する。また、基礎となる科学的知識や技能を習得する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
授業内容の紹介など
小学校学習指導要領理科編や小学校理科検定教科書などを見てどのような内容が書いてあるか確かめておく。ポートフォリオ型ノート作成のための準備を各自行う。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第2回
小学校理科とはどういうものか
学習指導要領とその変遷
発達段階に合った授業内容と授業過程について
小学校学習指導要領理科編について、重要な点をふりかえる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第3回
理科における問題解決的な過程
問題解決的な授業の意義や授業実践について
児童の発達段階の違いを整理し、どのような学習教材が必要か確認しておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第4回
小学校理科における児童の認識の過程
自然観察と言語能力の育成について
児童の発達段階の違いを整理し、どのような学習教材が必要か確認しておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第5回
小学校3年の理科の授業
小学校3年生の授業内容と授業事例について
適切な実験や観察について
小学校理科検定教科書や日常生活をもとに、理科の学習教材を準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第6回
小学校4年の理科の授業
小学校4年の授業内容と授業事例について
適切な実験や観察について
小学校理科検定教科書や日常生活をもとに、理科の学習教材を準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第7回
小学校5年の理科の授業
小学校5年の授業内容と授業事例について
適切な実験や観察について
小学校理科検定教科書や日常生活をもとに、理科の学習教材を準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第8回
小学校6年の理科の授業
小学校6年の授業内容と授業事例について
適切な実験や観察について
小学校理科検定教科書や日常生活をもとに、理科の学習教材を準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第9回
理科の授業と科学的概念形成過程
生活的概念と科学的概念形成について
授業における発問や実験の役割について
小学校理科検定教科書や日常生活をもとに、概念形成に重要となる理科の学習教材を確認しておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第10回
物理領域の実験や観察
物理領域における問題解決を可能にする実験や観察について
適切な実験や観察について
物理領域で重要なものごとのとらえ方はどういうことかまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第11回
化学領域の実験や観察
化学領域における問題解決を可能にする実験や観察について
適切な実験や観察について
化学領域で重要なものごとのとらえ方はどういうことかまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第12回
生物領域の実験や観察
生物領域における問題解決を可能にする実験や観察について
適切な実験や観察について
生物領域で重要なものごとのとらえ方はどういうことかまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第13回
地学領域の実験や観察
地学領域における問題解決を可能にする実験や観察について
適切な実験や観察について
地学領域で重要なものごとのとらえ方はどういうことかまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第14回
小学校理科の模擬授業
学習指導案や授業構成について
児童の思考を深める発問と実験について
小学校の理科の授業の構成はどのようなものが適切であるかふりかえる。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第15回
全体のまとめ
授業の総括
教育現場で理科を指導する際に、教師に求められるものを整理する。(振り返り2時間程度、まとめ2時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 35% C: 10% D: 35%
成績評価法
授業内レポート40%、受講者の発表(プレゼン)30%、授業態度・授業参加度30%
教科書にかかわる情報
備考
教科書の指定はない。必要な資料は適宜プリント等にて配布する。
参考書にかかわる情報
備考
・小学校学習指導要領解説理科編(文部科学省)
・小学校理科検定教科書(学校図書、啓林館、東京書籍、大日本図書、教育出版、信教)
・参考となる資料等は、授業において適宜紹介する。
メッセージ
初回の授業で実験等のグループ分けを行うので、必ず出席すること。
キーワード
小学校理科 問題解決的な授業 科学的概念形成 実験 観察 発問
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教科教育法理科
履修条件
連絡先
栗田研究室(教育学部A棟323) メール:kuritak@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日 13時~15時
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