開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
火1~2
その他
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021201006
小学校歌唱伴奏法[Voice Accompaniment for Elementary School]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
金澤 裕美子[KANAZAWA Yumiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
金澤 裕美子 [KANAZAWA Yumiko], 川﨑 徳子 [KAWASAKI Tokuko], 高橋 雅子 [TAKAHASHI Masako]
特定科目区分
対象学生
幼児教育コース対象
対象年次
4~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教員採用試験の実技課題を目標に、歌唱教材の弾き歌いを演習する。
(自由曲の課題にも対応する。)
授業の到達目標
歌唱教材の旋律とピアノ伴奏の関係について理解し、コードを正しく捉え、どのような伴奏にすればよいかを適切に判断できる。また、自らのピアノの基礎技能と簡易伴奏法及び弾き歌いの課題を知り、主体的に考え、授業および授業外の個人練習に積極的に関わりながら、小学校音楽科で必要とされる表現技能を身に付けることができる。
授業計画
【全体】
個々のレベルに合った教材に取り組み、ピアノを弾きながら歌を歌うことができるようになるよう演習を重ねる。
歌唱伴奏法の授業で取り組んでいくピアノの基本的な技術、簡易伴奏法、弾き歌いの技術などは、幼稚園や保育所等の実践現場で必要であり、その基本的な知識とともに、実践的な指導を行う。取り組むにあたっては、個々人により課題が違ってくるので、それぞれの課題の解決に向けての演習、実技指導を行っていく。合わせて、技術的なところは、個人練習を積み重ねる必要があり、それぞれに能動的に課題に取り組めるように授業外の個人練習の課題を課し、それも含めた総合的な指導を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
個人個人の基本的な知識、技術などの状況から、それぞれの課題を把握し、授業の見通しをもつ。
グループ分け、役割分担を行い、それぞれの課題に合わせての授業環境の準備をする。
授業の復習、
ピアノの基礎練習(個人の技量に応じて、4時間~)
第2回
実技指導
楽典の基礎の確認
楽典の基礎を確認する。
各自の課題曲に取り組む
授業の復習
ピアノの基礎練習
各自の課題曲の練習
(片手ずつの練習から始める)(個人の技量に応じて、4時間~)
第3回
実技指導
ピアノの奏法について
(指使いについて)
ピアノの奏法について、基本的なことを確認していく。指使い等
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、読譜より曲についての理解を深める
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題曲を、自分なりに仕上げる
新しい課題曲の練習(指使い等に気をつけながら、各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第4回
実技指導
ピアノの奏法について
(新しい曲に取り組むときの練習の仕方や読譜について)
ピアノの基礎練習について、確認していく。(練習の仕方等)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、読譜より曲についての理解を深めるとともに、自分なりの課題を確認する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第5回
実技指導
ピアノの奏法について
(楽譜を丁寧にみる)
ピアノの奏法について(楽譜を丁寧にみながら曲想を捉えて演奏する)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、楽譜を丁寧にみながら曲想をイメージし、イメージに合う演奏ができるように練習していく。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる
新しい課題曲の練習(楽譜を丁寧に見て弾く、各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第6回
実技指導
ピアノの奏法について
(コードを使った伴奏①)
ピアノの奏法について、(コードを理解し、演奏に取り入れる)
前回の課題曲を仕上げる
次の課題曲を選定し、自分なりの課題を確認して取り組む。コードを使った伴奏も試してみる
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる
新しい課題曲の練習(課題曲のコードの確認、楽譜通りに弾く、コードを使って伴奏をしてみる)(個人の技量に応じて、4時間~)
第7回
実技指導
ピアノの奏法について
(コードを使った伴奏②)
ピアノの奏法について(コードを使った伴奏の工夫)
前回の課題曲を仕上げる
次の課題曲を選定し、コードを確認する。コードを使った伴奏を考える。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい曲の練習(コードを使って、自分なりに伴奏を考え、楽譜を書いて、練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第8回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いについて
(弾き歌いについて)
ピアノの奏法について(弾き歌いを練習する)
前回の課題曲を仕上げる(歌を意識しながら)
次の課題曲を選定し、弾き歌いができるように、曲想を理解したり、必要な伴奏を付けたりする。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる
新しい曲の練習(弾き歌いは、歌を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第9回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
弾き歌いに取り組む。
(子どもへ歌いかけるような姿勢や声の出し方などを意識しながら演奏する)
前回の課題曲を仕上げる
次の課題曲を選定し、曲想を理解し、弾き歌いの歌の表現を工夫できるように取り組む。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる
新しい曲の練習(弾き歌いは、子どもを意識して歌えるように練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第10回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
採用試験のための課題曲を確認し、準備する
採用試験のための課題曲について、
楽譜を選定し、自分の課題を意識して練習する。
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲の選定、必要な人は、採用試験の課題曲を丁寧に読み、曲について理解する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題、自分なりに仕上げる
新しい曲の練習(採用試験の課題曲について、自分の課題を確認しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第11回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
採用試験のための課題曲に取り組む
各自採用試験のための課題曲に取り組む
前回の課題曲を仕上げる
採用試験の課題曲を演奏する。
自分の課題を理解し、課題を解決するための練習に取り組む。
授業の復習
ピアノの基礎練習
採用試験の課題曲について、自分の課題を確認し、仕上げていくための練習を重ねる。(個人の技量に応じて、4時間~)
第12回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
採用試験のための課題曲を仕上げていく
各自採用試験のための課題曲を仕上げていく。
弾き歌いは、歌への意識ももちながら、響かせられるように表現していく。
新しい曲を選定し、自分の課題を確認する
授業の復習
ピアノの基礎練習
採用試験の課題曲を仕上げていく
新しい曲の練習(自分の課題を意識しながら、練習する。弾き歌いは声を出して練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第13回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
採用試験のための課題曲の練習を重ねる(暗譜)
各自採用試験のための課題曲は、暗譜で弾けるようにする。また、課題が初見がある場合など、いろいろな曲に触れ、自分なりの練習を重ねるなど、練習の仕方の確認をする。
新しい曲を選定し、自分の課題に合わせた練習の仕方を確認する
授業の復習
ピアノの基礎練習
採用試験の課題曲の練習を重ねる(暗譜)
新しい曲の練習(自分の課題を解決していくための練習の仕方も工夫する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第14回
実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
いろいろな曲に取り組む
各自の課題曲を仕上げる
いろいろタイプの曲があることを確認する。
これまで取り組んでいないタイプの曲にも挑戦し、自分の課題を知る。
自分の課題に合わせて、新しい曲を選定して取り組む
授業の復習
ピアノの基礎練習
採用試験の課題曲をまとめていく
新しい曲の練習(自分の課題を知り、いろいろなジャンルの曲にも挑戦する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第15回
まとめ
これからの練習の仕方について
これまでの課題曲の中から、自分なりに仕上げの演奏、弾き歌いをする
自分の課題を自覚し、これから卒業、就職に向けての必要なことや、練習の仕方などを確認する
授業の復習
これから卒業、就職に向けての時間に、自分な課題の練習を重ねていく。
採用試験に向けての練習を重ねておく(個人の技量に応じて、4時間~)
第16回
実技試験
実技試験
別途指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
授業内の実技、演習課題への取り組み状況 100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
新版 教員養成課程 小学校音楽科教育法
ISBN
9784877888237
著者名
出版社
教育芸術社
出版年
2022
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
しっかり音楽実技に取り組み、自信を持って教員採用試験を受けましょう!
キーワード
弾き歌い、伴奏、ピアノ、音楽表現
持続可能な開発目標(SDGs)
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
小学校歌唱伴奏法(入門)
履修条件
連絡先
高橋雅子
masako.t@yamaguchi-u.ac.jp
083-933-5362
オフィスアワー
随時メールで対応
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