タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期後半 火9~10 講義 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021203002 幼児と言葉[(Language of Early Childhood)] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
大森 洋子
担当教員[ローマ字表記]
大森 洋子, 中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、領域「言葉」を指導する上で基盤となる、幼児が豊かな言葉や表現を身につけ、想像する楽しさを広げるために必要な専門的事項に関する知識を身につける。
具体的には、人間にとっての「言葉」の意義と機能について理解した上で、映像資料視聴、事例検討、教材研究、模擬保育を体験しながら、幼児の言葉を育て、言葉に対する感覚を豊かにするための教材や実践に関する知識を身につける。
授業の到達目標
言葉の意義と機能、乳幼児の言葉の発達過程について理解することができる。幼児の言葉を育て、想像する楽しさを広げたり、言葉に対する感覚を豊かにする教材や実践についても理解することができる。
授業計画
【全体】
複数の教員で担当する(大森・中島)。
講義、映像資料視聴、事例検討の他、教材研究や模擬保育も体験しながら、幼児の言葉を育て、言葉に対する感覚を豊かにするための教材や実践に関する知識を身につける。教材研究はグループで取り組み、その成果の発表も行う。
授業の最後に授業内レポートを作成し、その内容もふまえて次回の授業を進める。(授業形態:複数)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション/人間にとっての言葉(1)
(担当:大森・中島)
・シラバスをもとにしたオリエンテーション
・人間にとっての言葉の意義と機能
シラバスを読み、授業の概要を理解する(目安時間:2時間)。レジュメをもとに復習をする(目安時間:2時間)。
第2回 人間にとっての言葉(2)
(担当:中島)
・人間にとっての「話し言葉」と「書き言葉」の意義と機能 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第3回 言葉の発達過程
(担当:中島)
・乳幼児の言葉の発達過程 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第4回 「言葉に対する感覚」とは?
(担当:大森・中島)
・言葉の美しさ、楽しさを感じる体験をしながら、「言葉に対する感覚」について考える 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第5回 「言葉に対する感覚」を豊かにする保育実践
(担当:大森・中島)
・幼児と楽しむ「言葉遊び」を体験しながら、「言葉に対する感覚」を豊かにする保育実践について考える 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第6回 言葉を育て、想像する楽しさを広げる児童文化財
(担当:大森・中島)
・幼児にとっての児童文化財の意義とその特徴、保育への取り入れ方 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第7回 言葉を育て、想像する楽しさを広げる保育実践(担当:大森・中島) ・絵本・紙芝居を用いた模擬保育の体験 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
第8回 教材研究発表/まとめ
(担当:大森・中島)
・グループ研究発表と討議
・これまでの授業の振り返りとまとめ
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習する(目安時間:各2時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 30% D: 10%
成績評価法
授業への参加態度、授業内レポート、教材研究レポートと発表、授業外レポートをもとに評価する
授業への参加態度20%、授業内レポート30%、教材研究レポート10%、発表10%、授業外レポート30%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 演習 保育内容 「言葉」 ―基礎的事項の理解と指導法― ISBN 9784767951027
著者名 戸田雅美編 出版社 建帛社 出版年 2019
教科書 書名 幼稚園教育要領解説 ISBN 9784577814475
著者名 文部科学省 出版社 フレーベル館 出版年 2018
備考
上記の2冊は「保育内容言葉」の教科書と同じです。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 幼児期-子どもは世界をどうつかむか- ISBN 4004309492
著者名 岡本夏木 出版社 岩波書店 出版年 2005
備考
その他の参考図書については、授業内で紹介します。
メッセージ
キーワード
幼児 言葉 幼稚園 児童文化財
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
保育内容総論 保育内容言葉
履修条件
連絡先
教育学部C棟436中島研究室 TEL:083-933-5443 Email:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 昼休み
随時メールでも対応していますので、ご連絡ください。

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