タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木5~6 その他 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021209002 小学校歌唱伴奏法(入門)[Voice Accompaniment for Elementary School(Introduction)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
村田 祐子[MURATA Yuko]
担当教員[ローマ字表記]
村田 祐子 [MURATA Yuko], 高橋 雅子 [TAKAHASHI Masako]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
教員採用試験の実技課題を目標に、歌唱教材の弾き歌いを演習する。
また、教員採用試験だけでなく、現場で実践できる歌唱伴奏を目指して準備する。
必要に応じて、楽典の基礎知識を学び、楽譜の読み方や正しいピアノ奏法を学ぶ。その上で、歌唱教材を知り歌うことで、楽譜を読んで弾くことに繋げる。そして、伴奏部分の練習に取り組み、弾き歌いのレパートリーを増やす。
個々のレベルに合わせて、課題や練習の進め方をアドバイスする。



授業の到達目標
楽典の基礎知識を学び、楽譜の読み方や正しいピアノ奏法を学ぶ活動を通して、簡易な伴奏を弾きながら歌唱することができる。
授業計画
【全体】
個々のレベルに合った教材に取り組み、ピアノを弾きながら歌を歌うことができるように演習を重ねる。
歌唱伴奏法の授業で取り組んでいくピアノの基本的な技術、簡易伴奏法、弾き歌いの技術などは、実践現場で必要であり、その基本的な知識とともに、実践的な指導を行う。取り組むにあたっては、個々人により課題が違ってくるので、それぞれの課題の解決に向けての演習、実技指導を行っていく。合わせて、技術的なところは、個人練習を積み重ねる必要があり、それぞれに能動的に課題に取り組めるように授業外の個人練習の課題を課し、それも含めた総合的な指導を行う。【担当形態:単独】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 個人個人の基本的な知識、技術などの状況から、それぞれの課題を把握し、授業の見通しをもつ。
グループ分け、役割分担を行い、それぞれの課題に合わせての授業環境の準備をする。
授業の復習
ピアノの基礎練習(個人の技量に応じて、4時間~)
第2回 実技指導
楽典の基礎の確認
楽典の基礎を確認する。
各自の課題曲に取り組む。
授業の復習
ピアノの基礎練習
各自の課題曲の練習
(片手ずつの練習から始める)(個人の技量に応じて、4時間~)
第3回 実技指導
ピアノの奏法について
(指使いについて)
ピアノの奏法について、基本的なことを確認していく。(指使い等)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、読譜より曲についての理解を深める。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題曲を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(指使い等に気をつけながら、各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第4回 実技指導
ピアノの奏法について
(新しい曲に取り組むときの練習の仕方や読譜について)
ピアノの基礎練習について、確認していく。(練習の仕方等)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、読譜より曲についての理解を深めるとともに、自分なりの課題を確認する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第5回 実技指導
ピアノの奏法について
(楽譜を丁寧にみる)
ピアノの奏法について(楽譜を丁寧にみながら曲想を捉えて演奏する)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、楽譜を丁寧にみながら曲想をイメージし、イメージに合う演奏ができるように練習していく。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(楽譜を丁寧に見て弾く、各自の課題を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第6回 実技指導
ピアノの奏法について
(伴奏のかたちについて)
ピアノの奏法について(伴奏のかたちによる奏法を知る)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、曲想に合った伴奏法を確認して練習していく。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(課題曲の伴奏法の確認、曲想に合った伴奏法を実践する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第7回 実技指導
ピアノの奏法について
(伴奏のかたちについて)
ピアノの奏法について(伴奏のかたちによる奏法を知る)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、曲想に合った伴奏法を考えて練習していく。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(課題曲の伴奏法の確認、曲想に合った伴奏法を実践する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第8回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いについて
(弾き歌いについて)
ピアノの奏法について(弾き歌いを練習する)
前回の課題曲を仕上げる。(歌を意識しながら)
次の課題曲を選定し、弾き歌いができるように、曲想を理解したり、必要な伴奏を付けたりする。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(弾き歌いは、歌を意識しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第9回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
弾き歌いに取り組む。
(子どもへ歌いかけるような姿勢や声の出し方などを意識しながら演奏する)
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲を選定し、曲想を理解し、弾き歌いの歌の表現を工夫できるように取り組む。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題を、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(弾き歌いは、子どもを意識して歌えるように練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第10回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
個々の目指す課題曲を確認し、準備する
楽譜を選定し、自分の課題を意識して練習する。
前回の課題曲を仕上げる。
次の課題曲の選定、必要な人は、採用試験の課題曲を練習する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
前回の課題、自分なりに仕上げる。
新しい課題曲の練習(採用試験の課題曲について、自分の課題を確認しながら練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第11回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
個々の目指す課題曲に取り組む
各自課題曲に取り組む。
前回の課題曲を仕上げる。
自分の課題を理解し、課題を解決するための練習に取り組む。
授業の復習
ピアノの基礎練習
新しい課題曲の練習(課題曲について、自分の課題を確認し、仕上げていくための練習を重ねる)(個人の技量に応じて、4時間~)
第12回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
個々の目指す課題曲を仕上げていく
各自課題曲を仕上げていく。
弾き歌いは、歌への意識も持ちながら、響かせられるように表現していく。
新しい曲を選定し、自分の課題を確認する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
課題曲を仕上げていく。
新しい課題曲の練習(自分の課題を意識しながら、練習する。弾き歌いは声を出して練習する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第13回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
個々の目指す課題曲の練習を重ねる(暗譜)
各自課題曲は、暗譜で弾けるようにする。
新しい曲を選定し、自分の課題に合わせた練習の仕方を確認する。
授業の復習
ピアノの基礎練習
課題曲の練習を重ねる。(暗譜)
新しい課題曲の練習(自分の課題を解決していくための練習の仕方も工夫する)(個人の技量に応じて、4時間~)
第14回 実技指導
ピアノの奏法、弾き歌いに取り組む
伴奏に合わせて受講生が歌う
各自の課題曲を仕上げる。
実際の伴奏を体験して、テンポや歌いだしの確認をする。
自分の課題に合わせて、仕上げていく。
授業の復習
ピアノの基礎練習
これまでの課題曲の復習
課題曲を決めて、仕上げていく。(個人の技量に応じて、4時間~)
第15回 まとめ(実技試験)
これからの練習の仕方について
これまでの課題曲の中から、自分なりに仕上げの演奏、弾き歌いをする。
自分の課題を自覚し、これから必要なことや、練習の仕方などを確認する。
授業の復習
継続的に練習を重ねていく。
いろいろなジャンルの曲にも挑戦する。
採用試験に向けての練習(個人の技量に応じて、4時間~)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: --% C: 50% D: 40%
成績評価法
授業態度・授業への参加度、宿題・授業外レポート、演習で総合的に評価します。

授業態度・授業への参加度 30%
宿題・授業外レポート(授業時間以外での個人練習) 30%
演習(授業時間での練習やレッスン) 40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 新版 教員養成課程 小学校音楽科教育法 2022年改訂版 ISBN 9784877888237
著者名 有本真紀他 出版社 教育芸術社 出版年
備考
上記のものがない受講生は、印刷楽譜を配布予定。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
弾き歌い、伴奏、ピアノ、音楽表現
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
表現指導法Ⅰ(身体表現)、表現指導法Ⅲ(音楽表現)、表現指導法Ⅱ(造形表現)、保育内容表現、初等科音楽、教科教育法音楽
履修条件
連絡先
高橋 雅子
masako.t@yamaguchi-u.ac.jp
083-933-5362

授業担当:村田 祐子
y-murata@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで対応

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