タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火1~2 その他 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021301002 保育内容環境[Contents of Early Childhood Care and Education in Environments] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
中島 寿子[NAKASHIMA Hisako]
担当教員[ローマ字表記]
中島 寿子 [NAKASHIMA Hisako]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、保育内容「環境」の基本的な考え方について、幼稚園における様々な事例をもとに学ぶ。
具体的な子どもの姿をもとに、どのように保育内容を考えていくかについても学ぶ。
保育内容「環境」の視点からの情報機器の活用についても学習する。
保育参加体験者による事例と考察の発表、教材研究をもとにした学習も行う。
授業の到達目標
保育内容「環境」のねらいと内容について、幼稚園における事例と関連させながら理解することができる。理解したことをふまえて、領域「環境」に関わる具体的場面を想定した保育について考えることができる。
授業計画
【全体】
様々な事例をもとに討議しながら、保育内容「環境」の基本的な考え方について学ぶ。
子どもの姿をもとに保育内容を考えるグループワークや、保育参加体験学生による事例と考察の発表をもとにした討議も行う。
「環境」の視点から保育内容における情報機器の活用についても学習する。
学習成果をふまえた教材研究と発表も行う。
これらの学習を重ねる中で、保育内容「環境」について具体的に考える視点を身につけていく。
授業内レポートの作成も行い、その内容もふまえて次回の授業を進めていく。
授業形態:単独。ただし第8回・第9回は附属幼稚園での学習を行い、附属幼稚園教諭による講話も取り入れる。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション/保育内容「環境」とは ・シラバスをもとにしたオリエンテ-ション
・保育内容「環境」のねらいと内容
シラバスを読み、授業の概要を理解する(目安時間:2時間)。レジュメをもとに復習をする(目安時間:2時間)。
第2回 自然に親しみ、植物や生き物に触れる(1) ・自然の美しさ、不思議さに触れ

・自然を取り入れて遊ぶ
・季節の変化に気づく
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第3回 自然に親しみ、植物や生き物に触れる(2) ・植物を育てる
・生き物に親しみ、命を大切にする
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第4回 ものや道具に関わって遊ぶ(1)  ・遊具を使って遊ぶ
・身近なものを使い、工夫する
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第5回 ものや道具に関わって遊ぶ(2)  ・ものの仕組みに気づく
・発達に応じたものや道具
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第6回 文字や標識、数量や図形に関心をもつ(1) ・文字に親しむ
・標識に触れる
・数や数字に親しむ
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第7回 文字や標識、数量や図形に関心をもつ(2) ・量をはかる、比べる
・さまざまな図形に触れる
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第8回 附属幼稚園における保育参観 保育参観をもとに保育内容について「環境」の視点から学ぶ 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第9回 附属幼稚園における保育参加 保育参加をもとに保育内容について「環境」の視点から学ぶ 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第10回 保育参観体験をもとに保育内容「環境」について考える 保育参観体験の報告と討議をもとに
保育内容について「環境」の視点から考える
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第11回 保育参加体験をもとに保育内容「環境」について考える 保育参加体験の報告と討議をもとに保育内容について「環境」の視点から考える 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第12回 教材研究発表(1)/遊びや生活の情報に興味をもつ ・教材研究発表と討議(1)
・身近な情報や出来事に興味をもつ
・遊びの中で情報を使う
・幼児期にふさわしい情報機器の活用
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第13回 教材研究発表(2)/地域に親しみ、様々な文化や伝統に触れる ・教材研究発表と討議(2)
・地域に親しむ
・日本の文化や異なる文化に触れる
課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第14回 「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をもとに保育内容について考える ・「幼児期の思考力の芽生え」を育てる保育内容について考える 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
第15回 まとめ これまでの授業の振り返りとまとめ 課題をもとに事前学習をする。レジュメをもとに復習をする(目安時間:各2時間)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: 20%
成績評価法
授業態度、授業内レポート、授業外レポートをもとに評価する。
授業態度20 %、授業内レポート40%、授業外レポート40%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 新訂事例で学ぶ保育内容 領域環境 ISBN 9784893472588
著者名 無藤隆監修 福元真由美編 出版社 萌文書林 出版年 2018
教科書 書名 幼稚園教育要領解説 ISBN 9784577814475
著者名 文部科学省 出版社 フレーベル館 出版年 2018
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 自然*植物遊び一年中 ISBN 9784058021668
著者名 出原大 出版社 学研 出版年 2010
参考書 書名 体験する・調べる・考える領域「環境」(第2版) ISBN 9784893472915
著者名 田宮緑 出版社 萌文書林 出版年 2018
参考書 書名 幼児の「かず」の力を育てる ISBN 9784418157174
著者名 平山許江 出版社 世界文化社 出版年 2015
参考書 書名 幼児期を考えるーある園の生活より- ISBN 9784750103051
著者名 井口佳子 出版社 相川書房 出版年 2004
備考
参考書については、授業内でも紹介します。
メッセージ
附属幼稚園の保育参加には参加要件があります。詳細については第1回オリエンテーションの際に説明します。
キーワード
幼稚園 保育内容 環境 保育参加 教材研究
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
保育内容総論 幼児と環境 保育内容健康 保育内容人間関係 保育内容言葉 保育内容表現 
履修条件
連絡先
教育学部C棟436中島研究室 TEL:083-933-5443 Email:hisako-n@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
月曜日 昼休み
随時メールでも対応しますので、ご連絡ください。

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