タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木3~4 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021301202 国語科教育法Ⅲ[Methods of Teaching the Japanese Language III] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
坂東 智子[BANDOH Tomoko]
担当教員[ローマ字表記]
坂東 智子 [BANDOH Tomoko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
国語科の領域「読むこと」、「伝統的な言語文化」の指導の歴史的展開と様々な指導法、今日的課題について理解した後、教材研究に先立つ素材研究の方法を身につける。具体的には、小学校4年「ごんぎつね」、中学校1年「少年の日の思い出」、高等学校「羅生門」の教材研究を行う。その後、授業化に向けての実践的な指導技術を身に付ける。
授業の到達目標
国語科の領域「読むこと」の文学的文章指導における歴史的展開と様々な指導法、今日的課題および小中高の教材、指導内容の系統性を理解するとともに、授業実践にかかわる諸能力を習得することができる。
授業計画
【全体】
 テキスト(教科書)を用いて、「読むこと」、〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕の指導についてグループでレジメを作成し発表した後、小学校4年「ごんぎつね」、中学校1年「少年の日の思い出」、高等学校「羅生門」の教材研究を行う。その後、授業化に向けての実践的な指導技術を身に付ける。
授業形態:単独
<備考>グループワークを実施する
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション
国語科における「読むこと」、〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕
シラバス説明、教科としての「国語科」の成立 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第2回 「読むこと」の指導について1 歴史的展開と今日的課題、様々な指導法 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第3回 「読むこと」の指導について2 授業実践例 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第4回 「読むこと」の授業構想1 指導に当たっての留意点、学習指導案の作成 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第5回 「読むこと」の授業構想2 学習指導案の作成 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第6回 「読むこと」の授業構想3 学習指導案の検討 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第7回 素材分析、教材分析の仕方 発表資料の作成の仕方の説明、グループ分け、担当決め 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第8回 小学校4年「ごんぎつね」の教材分析 情報機器を活用した教材分析と授業案(ミニ模擬授業)の発表と自由討議 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第9回 中学校1年「少年の日の思い出」の教材分析 情報機器を活用した教材分析と授業案(ミニ模擬授業)の発表と自由討議 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第10回 高等学校「羅生門」の教材分析 情報機器を活用した教材分析と授業案(ミニ模擬授業)の発表と自由討議 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第11回 「伝統的な言語文化」に関する指導について1 歴史的展開と今日的課題、様々な指導法、書写の指導を含む 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第12回 「伝統的な言語文化」に関する指導について2 授業実践例の提示と指導の留意点、書写の指導を含む 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第13回 「伝統的な言語文化」に関する指導について3 学習指導案の作成と検討、書写の指導を含む 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第14回 これからの「読むこと」の指導について これからの時代に求められる「国語の力」とは
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第15回 総括 振り返り、期末試験、レポート作成に向けて 授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 25% B: 25% C: 25% D: 25%
成績評価法
授業内アンケート、中間レポート、学期末の期末テスト(もしくは期末レポート)で評価します。
授業内アンケート 45パーセント、中間レポート 10パーセント、期末テスト(期末レポート)45パーセント
教科書にかかわる情報
教科書 書名 新たな時代の学びを創る中学校・高等学校国語科教育研究 ISBN 9784491037677
著者名 全国大学国語教育学会編 出版社 東洋館出版社 出版年 2018
備考
プリント等を適宜配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 『教育科学国語教育』(月刊誌)(2008-2022まで) ISBN 21884250
著者名 多数 出版社 明治図書 出版年 雑誌
参考書 書名 朝倉国語教育講座 2読むことの教育<普及版> ISBN 9784254515923
著者名 倉沢栄吉・野地潤家監修 出版社 朝倉書店 出版年 2005
参考書 書名 朝倉国語教育講座 1国語教育入門<普及版> ISBN 9784254515916
著者名 倉沢栄吉・野地潤家監修 出版社 朝倉書店 出版年 2005
参考書 書名 朝倉国語教育講座 3話し言葉の教育<普及版> ISBN 9784254515930
著者名 倉沢栄吉・野地潤家監修 出版社 朝倉書店 出版年 2005
参考書 書名 朝倉国語教育講座 4書くことの教育<普及版> ISBN 9784254515947
著者名 倉沢栄吉・野地潤家監修 出版社 朝倉書店 出版年 2005
備考
授業中に随時紹介する。
メッセージ
キーワード
国語科教育、「読むこと」領域、〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項〕、教材研究法、指導法
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
坂東智子:t.bando@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日12:00~12:40(できる限り事前に相談内容をメールにてお知らせください。)t.bando@yamaguchi-u.ac.jp

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