タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL（アクティブ・ラーニング）ポイント
前期 木9～10 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021301203 中等公民教育論Ⅰ[Methods of Teaching Civics　I] 日本語 2
担当教員（責任）[ローマ字表記] メディア授業
田本 正一[TAMOTO Shoichi] ー
担当教員[ローマ字表記]
田本 正一　[TAMOTO Shoichi]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2～
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
社会科公民教育（中学校社会科公民的領域、高等学校公民科）を，授業論および学習評価論の見地からそのありかたを探っていきます。授業論においては、何をどのようにデザインしていくか、学習評価論においては何をどのように評価していくかについて考えていきます。そうすることで、社会科公民教育の基礎的な理論の習得と実践量を身に付けていくこととします。
授業の到達目標
市民的資質のありかたを、目標、内容、問いの観点から理解できる。また、現代社会の捉え方を、他者との議論を通して考察することができる。加えて、それらを踏まえた授業計画を自身で立案することができる。
授業計画
【全体】
　本科目は、新たな公民教育の在り方について考えていきます。その際、従来の公民教育を批判的に検討し、その結果からどのような立場から公民教育の授業づくりと評価を行うべきかについて考察していきます。大きく分けると、次のように展開します。
授業形態：単独

１ 基本的社会科公民授業の授業デザインの方法（２～４）
２ 授業づくりとその改善（５～９）
３ 新たな社会科公民教育の授業論と学習評価（10～15）
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 講義の目標と進め方、シラバスの説明成績評価の方法について説明し、全体の進め方を理解する。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第2回 社会科公民授業のデザイン-目標・学力論－ 社会科公民科教育の目標論・学力論を講義やグループワークで実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第3回 社会科公民授業のデザイン－内容構成論－ 社会科公民科教育の内容編成論を講義やグループワークで実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第4回 社会科公民授業のデザイン－方法論－ 社会科公民授業をデザインするための方法を講義やグループワークで実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第5回 社会科公民授業のデザイン－方法としての議論－
 		社会科公民授業をデザインするための方法としての議論について講義やグループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第6回 社会科公民科授業のデザイン－授業構成論－
 		社会科公民授業をデザインするための授業構成論について講義やグループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第7回 社会科公民教育の授業論－主体的・対話的で深い学び－
 		主体的・対話的で深い学びを意図した社会科公民授業について講義やグループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第8回 社会科公民教育の授業論－アクティブラーニングー アクティブラーニングを意図した社会科公民授業について講義やグループワークを実施して理解を深める。
（情報通信機器及び教材の活用を含む） 		授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第9回 社会科公民授業の学習評価論－目標に準拠した学習評価－ 社会科公民授業における目標準拠としての学習評価について講義やグループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第10回 社会科公民授業の学習評価論－パフォーマンス評価－ 社会科公民授業におけるパフォーマンス評価について講義やグループワークを実施して理解を深める。 授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第11回 社会科公民授業における学習指導案の作成－作成方法－ 社会科公民授業における学習指導案の原理と作成方法について講義やグループワークを実施して理解を深める。
（情報通信機器及び教材の活用を含む） 		授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第12回 社会科公民授業における学習指導案の作成－教材の決定と指導計画－ 社会科公民授業における学習指導案作成を実施する。その際、教材の読解や学習指導案の書き方を小グループで進める場合もある。
（情報通信機器及び教材の活用を含む） 		学習指導案作成を４時間行う。
第13回 社会科公民授業における学習指導案の作成－学習評価の作成－ 社会科公民授業における学習指導案作成を実施する。その際、教材の読解や学習指導案の書き方を小グループで進める場合もある。
（情報通信機器及び教材の活用を含む） 		学習指導案作成を４時間行う。
第14回 社会科公民授業における学習指導案の作成－作成した学習指導案の検討－ 社会科公民授業における学習指導案の検討をグループで実施する。
（情報通信機器及び教材の活用を含む） 		授業計画に沿って、準備学習 2 時間と復習 2 時間を行う。
第15回 講義の総括 社会科公民教育論全体を講義やグループワークで振り返り、理解を深める。 授業の総復習（4時間程度）
※AL（アクティブ・ラーニング）欄に関する注
・授業全体で、AL（アクティブ・ラーニング）が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A：グループワーク】、【B：ディスカッション・ディベート】、【C：フィールドワーク（実験・実習、演習を含む）】、【D：プレゼンテーション】
A: 20%　B: 10%　C: --%　D: --%
成績評価法
授業態度・授業への参加度、授業内のレポート、学期末の筆記テストで評価します。
授業態度・授業への参加度　20％、授業内のレポート　20％、学期末の筆記テスト　60％
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。必要な資料はその都度配布する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説　社会編 ISBN 9784491034713
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東洋館出版社 出版年 2018
参考書 書名 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説　公民編 ISBN 4487286336
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東京書籍 出版年 2019
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標（SDGs）

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
s.tamoto@yamaguchi-u.ac.jp（田本研究室）
オフィスアワー
水曜２コマ（１０：２０‐１１：５０）をオフィスアワーとする

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