開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水7~8
講義
7.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021301204
数学科教育法Ⅰ[Methods of Teaching Mathematics I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
関口 靖広[SEKIGUCHI Yasuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
関口 靖広 [SEKIGUCHI Yasuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中等教育数学科の基本的事項について概説します。授業では,主に中学校数学科の各領域における具体的な学習内容を採り挙げ,実際の教科書やその背景にある理論についての理解を深めます。
授業の到達目標
中等教育数学科の学習指導要領の基本的内容を理解し、説明することができ、数学科の授業を構想・展開するための基礎的な諸概念を理解し、説明することができる。
授業計画
【全体】
単独担当.
中学校数学科の各領域,数と式,図形,関数,資料の活用,数学的活動について,基本的な事項を議論する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
オリエンテーション
学習指導要領における中学校数学科の目標及び主な内容並びに全体構造の概略を説明する.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第2回
数と式の指導:正の数と負の数
学習指導要領における中学校数学科の正の数と負の数の考え方指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第3回
数と式の指導:負の数の計算
学習指導要領における中学校数学科の負の数の計算の考え方指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第4回
数と式の指導:式の意味と役割
学習指導要領における中学校数学科の式の意味と役割についての指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第5回
数と式の指導:方程式
学習指導要領における中学校数学科の方程式の考え方指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第6回
関数の指導:関数の考え方
学習指導要領における中学校数学科の関数の考え方指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第7回
関数の指導:さまざまな関数表現
学習指導要領における中学校数学科のさまざまな関数の表現の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
関数表現においては計算機等の情報機器の活用の仕方も議論する.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第8回
関数の指導:関数の種類と特徴
学習指導要領における中学校数学科の関数の種類と特徴に関する目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
さまざまな関数の挙動については計算機等の情報機器の活用の仕方も議論する.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第9回
図形の指導:幾何学の目標と主な内容
学習指導要領における中学校数学科の幾何学の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第10回
図形の指導:図形指導の目標と内容
学習指導要領における中学校数学科の図形学習の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第11回
図形の指導:論証の考え方と指導
学習指導要領における中学校数学科の論証の考え方と指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
計算機等情報機器を利用して図形の性質を探究する指導について議論する.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第12回
図形の指導:三平方の定理
学習指導要領における中学校数学科の三平方の定理指導の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第13回
資料の活用の指導:確率
学習指導要領における中学校数学科の確率の学習の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第14回
資料の活用の指導:統計
学習指導要領における中学校数学科の統計の学習の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
統計処理においては計算機等情報機器を活用する指導を議論する.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第15回
数学的活動の指導
学習指導要領における中学校数学科の数学的活動の目標及び主な内容並びに全体構造を議論する.
上記内容の指導上の留意点を議論し,背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用したり,発展的な学習内容について探究したりして、学習指導に結び付ける考察を行う.
また,中等教育における子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の重要性にも触れる.
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 70%
成績評価法
定期試験100% ただし,単位取得対象者となるには,授業内でプレゼンテーションを1回することが必須条件となります。不十分なプレゼンテーションをした場合は,やり直しが必要となります。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 数学編
ISBN
9784536590129
著者名
文部科学省
出版社
日本文教出版
出版年
2018
備考
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
第1回目,第2回目の授業に必ず出席してください。第2回授業時に,グループ分けをし,グループごとに担当の内容について打ち合わせをします。その後,毎回グループごとに担当内容について調べてきたことをプレゼンテーションすることになります。どの受講生も,グループメンバーとしてプレゼンテーションの一部を担当することが,単位取得の条件となります。
キーワード
中学校,数学,教育法
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
電話: 083-933-5341
Mail: ysekigch@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜日12:00-12:50 要事前連絡
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