開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木7~8
講義
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021301207
理科教育法Ⅲ[Methods of Teaching Science III(Methods of Teaching Science III)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
栗田 克弘[KURITA Katsuhiro]
ー
担当教員[ローマ字表記]
栗田 克弘 [KURITA Katsuhiro]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中等理科教育の物理分野と化学分野について、その指導内容や授業実践について理解すること、および理科の授業における問題解決的な授業について基礎的な内容を身につけることが本授業の主な内容である。
授業の到達目標
中等理科教育の物理分野および化学分野の内容について、授業の目的や方法について十分理解できる。さらに、問題解決的な理科の授業を適切な発問や実験をもとに構成し、模擬授業を行うことができる。適切な理科の授業を構想し実践できる授業力を身につけることができる。
授業計画
【全体】
中等理科教育の内容について、前半で物理分野、後半で化学分野の内容を扱う。模擬授業等を重ねて実施するこにより、理科の授業における授業実践力の基礎を身に着ける。(担当形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
本授業の目的、内容、留意点について
中学校理科についてどのような内容をどのように扱うのか把握しておく。ポートフォリオ型ノート作成のために各自準備を行う。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第2回
中学校理科物理分野について(導入)
中学校物理分野の特性、実験や観察について等
中学校理科の教科書や日常生活をもとに問題解決的な理科の授業の教材等を準備する。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第3回
課題解決学習で進める物理授業1(静力学)
中学校1年物理分野「静力学」の授業づくり、教材研究、模擬授業
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「静力学」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第4回
課題解決学習で進める物理授業2(光と音)
中学校1年物理分野「光と音」の授業づくり、教材研究、模擬授業
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「光と音」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第5回
課題解決学習で進める物理授業3(電流と回路)
中学校2年物理分野「電流と回路」の授業づくり、教材研究、模擬授業
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「電流と回路」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第6回
課題解決学習で進める物理授業4(電流と磁界)
中学校2年物理分野「運動と力」の授業づくり、教材研究、模擬授業
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「電流と磁界」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第7回
課題解決学習で進める物理授業5(運動力学)
中学校3年物理分野「運動と力」の授業づくり、教材研究、模擬授業
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「運動と力」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第8回
中学校理科物理分野の授業のまとめ
中学校理科物理分野の授業づくりと指導についてのまとめ
中学校の物理分野の授業についてまとめ、振り返る。(振り返る2時間程度、まとめる2時間程度)
第9回
課題解決学習で進める化学の授業1(気体の性質)
中学校1年化学分野「気体の性質」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「気体の性質」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第10回
課題解決学習で進める化学の授業2(溶解)
中学校1年化学分野「溶解」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「溶解」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第11回
課題解決学習で進める化学の授業3(状態変化)
中学校1年化学分野「状態変化」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「状態変化」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第12回
課題解決学習で進める化学の授業4(化学変化(分解や化合))
中学校2年化学分野「化学変化Ⅰ」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「化学変化Ⅰ」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第13回
課題解決学習で進める化学の授業5(化学変化Ⅱ(原子や分子、質量保存の法則))
中学校2年化学分野「化学変化Ⅱ」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「化学変化Ⅱ」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第14回
中学校3年の化学分野の授業実践事例について(化学変化とイオン)
中学校3年化学分野「化学変化とイオン」の授業づくり、教材研究、模擬授業について
中学校理科の教科書や日常生活をもとに、「化学変化とイオン」における授業の教材の準備と問題解決的な理科の授業の構想についてまとめておく。(調べる2時間程度、まとめる2時間程度)
第15回
中学校化学分野の授業のまとめ
中学校理科(物理分野と化学分野)の授業のまとめ
中学校化学分野の授業づくりと指導についてのまとめ
中学校理科(物理分野と化学分野)の授業づくりと指導法についてのまとめ
中学校の理科の授業を構想する時の原則をふりかえり各自まとめておく。(振り返り2時間程度、まとめ2時間程度)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 30% C: 20% D: 30%
成績評価法
授業内レポート40%、受講者の発表30%、演習20%、授業態度及び参加度10%
教科書にかかわる情報
備考
特に指定した教科書はない。
参考書にかかわる情報
備考
中学校学習指導要領解説理科編(文部科学省)
文科省検定済み教科書(中学校)
参考資料等は、授業で適宜紹介する。
メッセージ
ポートフォリオ型の学習ノートを作成するための背表紙のしっかりしたノートを準備する。
第一回目の授業でグループ分け(発表班、実験班等)を行うので必ず出席すること。
キーワード
自然科学教育 概念形成 問題解決的な学習 実験や観察
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
理科教育法Ⅰ 理科教育法Ⅱ 理科教育法Ⅳ 理科授業実践基礎演習 理科内容開発研究
履修条件
連絡先
教育学部A棟323 栗田 克弘(理科教育) メール:kuritak@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日(13時~15時)
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