開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月9~10
講義
1.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021301211
美術科教育法Ⅱ[Methods of Teaching Art II]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
吉田 貴富[YOSHIDA Takatomi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
吉田 貴富 [YOSHIDA Takatomi]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
「教科教育法図画工作」と「美術科教育法I」で学んだことを生かして授業実践力を高める。
前期教育実習を考慮して、より実践的な内容を多く盛り込む。
鑑賞指導の実践力は、美術科以外の教科にも通ずる基本的な内容と技術を含んでいるので、前期実習前に鑑賞指導を集中的に学ぶ。
実習後の1、2回を「実習報告会」に充て、反省的報告と協議を行う。
実習後に「表現」領域および「表現」と「鑑賞」絡めた授業を構想し教材研究を行い、後期実習に備える。
授業の到達目標
鑑賞指導能力向上のための3Stepsの各段階におけるポイントを理解し、実践に生かすことができる。
心象表現、機能適応表現、いわゆる現代美術(コンテンポラリー・アート)の教材化のポイントを理解することができる。
具体的な授業像を想像し、生徒の反応を予想し、効果的な指導や教材・教具、必要な手立てなどを考えることができる。
各領域・分野の内容に興味・関心を持ち、意欲的に教材開発や授業構想を行うことができる。
反省的実践家としての美術教師であろうとする姿勢・態度を身につけることができる。
模擬授業において、より実践的な指導を行うことができる。
教材・教具をより効果的に、より美的に作成することができる。
授業計画
【全体】
一応、下記のような項目を予定しているが、受講生のレディネスや興味関心、授業の状況に応じて変更することもあり得る。授業は生き物である。当然のことながら授業の骨格(主たる目的・目標・内容)は変わらない。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション
授業ルール等の確認。
教育実習の主要課題、問題点、留意点。
鑑賞学習とは何か。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第2回
鑑賞指導(1)
Step1:一方的解説型の鑑賞指導、教材開発
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第3回
鑑賞指導(2)
Step1:一方的解説型鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第4回
鑑賞指導(3)
Step2:発問活用型の鑑賞指導、教材開発
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第5回
鑑賞指導(4)
Step2:発問活用型鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第6回
鑑賞指導(5)
Step3:対話型鑑賞教育、アメリア・アレナスの方法論
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第7回
教育実習報告会(1)
教育実習を振り返って報告する事によって自己の成果と課題を明らかにし、他者の報告から学ぶ。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第8回
教育実習報告会(2)
教育実習を振り返って報告する事によって自己の成果と課題を明らかにし、他者の報告から学ぶ。
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第9回
鑑賞指導(6)
Step3:対話型鑑賞指導、教材開発
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第10回
鑑賞指導(7)
Step3:対話型鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第11回
鑑賞指導(8)
Step3:対話型鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第12回
鑑賞指導(9)
Step4:自由形鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第13回
鑑賞指導(10)
Step4:自由形鑑賞指導の模擬授業
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第14回
表現と鑑賞(1)
Step5:表現(制作)との組み合わせ型鑑賞指導、概要発表
授業の振り返り・復習、宿題、予習を合わせて4時間。
第15回
表現と鑑賞(2)
Step5:表現(制作)との組み合わせ型鑑賞指導、概要発表
授業の振り返り・復習、宿題を合わせて4時間。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 10%
成績評価法
公欠以外の欠席が4回になると、受験資格を失います。
欠席回数は各自で自己管理してください。
授業中の活動 30%
宿題 30%
レポート 40%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
検定教科書 中学校美術
ISBN
著者名
出版社
出版年
2010
備考
初回の授業で説明します。
参考書にかかわる情報
備考
適宜紹介します。
メッセージ
「教科教育法図画工作」を履修しておくことが望ましい。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
「教科教育法図画工作」
美術教育選修の諸科目。
履修条件
連絡先
【吉田】
電話:083-933-5372
E-Mail:takatomi@yamaguchi-u.ac.jp
メールは便利ですが、用件にはメールで済むものと済まないものがあることを踏まえて利用しましょう。
【生嶌】
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
【吉田】
いつでも構いません。研究室ドアの所在表示が「在室」となっていればノックしてみてください。
メールでアポを取って来ていただくのが確実です。
【生嶌】
木曜12:00-16:00/生嶌研究室:教育学部C216
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