タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 火3~4 その他 2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021301212 保健体育科教育法Ⅰ[Methods of Teaching Physical Education I] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
斉藤 雅記[SAITOH Masaki]
担当教員[ローマ字表記]
斉藤 雅記 [SAITOH Masaki]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
専門職としての教師に必要とされる「専門的知識」、「実践力」を学校教育の動向や典型的実践例を通して理解する。また、専門的知識、実践力を活かす場である体育授業について、「よい体育の授業とは」といった問いに対して考察をしていく。
授業の到達目標
「よい体育授業とは」といった問を通じて、体育授業を実施する際の専門的知識の特徴を説明・活用することができる。また、「質の高い体育授業」を目指し、真摯に授業へ取り組み高い専門性が取得できる。
授業計画
【全体】
授業の前半は、体育科教育に関する基本的内容を扱うとともに、典型的な体育授業について理解を深める。後半では、実際に体育授業を実施することを想定して、必要な基本的技術の習得を目指す。
担当:斉藤
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 体育授業を振り返る(1) 「よい体育とは」という内容について考察、議論を行い、内容を深める 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第2回 体育授業を振り返る(2) 今まで経験してきた体育授業を主観的、客観的に評価し、よい体育について考察する 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第3回 教科教育学という学問 体育科教育学・保健科教育学という学問を体育学、教育学の2つの視点から分析し、体育科教育学・保健科教育学の独自性について学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第4回 体育授業の構造と教師の役割 体育授業の構造モデルと授業実施者としての教師の役割について学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第5回 典型的実践から体育の目標について学ぶ(1) 新体育の目標、体力づくりを重視した目標について学習指導要領の変遷から学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第6回 典型的実践から体育の目標について学ぶ(2) 楽しさを重視した目標と今後の体育の目標について学習指導要領の変遷から学ぶ
ICT機器の活用に基づく教材について学ぶ
授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第7回 よい体育とは(1) よい体育の条件について基礎的条件、内容的条件から考察する 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第8回 教材・教具とは 典型的教材から教材・教具について学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第9回 グループ研究:教材研究 教材づくりを通して、教材・教具への理解を深める 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第10回 グループ研究:教材発表 教材づくりの成果の発表を通して、作成した教材・教具の内容について検討する 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第11回 授業を計画する 授業を設計するうえで必要になる年間計画、単元計画、単位時間計画の作成方法と留意点について学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第12回 典型授業の観察(1) 典型授業の体験を通して、学習内容とそれに対応する指導法について議論する 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第13回 体育授業の省察 期間記録法や相互作用記録法を利用した体育授業の組織的な観察方法について学ぶ 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第14回 典型授業の観察(2) 典型授業の観察を通して、指導技術について考察する 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第15回 よい体育とは(2) 「よい体育とは」という内容について、授業の内容を振り返り、考察、議論を行い、内容を深める 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
第16回 定期試験 定期試験 授業中に指示した学習(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 15% C: 10% D: --%
成績評価法
定期試験(中間・期末試験) 60%
小テスト・授業内レポート 欠格条件
宿題・授業外レポート 20%
授業態度・授業への参加度 欠格条件
受講者の発表(プレゼン)・授業内での制作作品 20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 ISBN 9784491034676
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東洋館出版社 出版年 2018
教科書 書名 中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 ISBN 9784827815764
著者名 文部科学省 [編] 出版社 東山書房 出版年 2018
教科書 書名 高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 ISBN 9784827815689
著者名 文部科学省 [著] 出版社 東山書房 出版年 2019
教科書 書名 体育科教育学入門 ISBN 9784469269116
著者名 岡出美則, 友添秀則, 岩田靖編著 出版社 大修館書店 出版年 2021
備考
参考書にかかわる情報
参考書 書名 体育授業を観察評価する : 授業改善のためのオーセンティック・アセスメント ISBN 4901933035
著者名 高橋健夫編著 出版社 明和出版 出版年 2003
参考書 書名 これからの体育科教育はどうあるべきか ISBN 9784491053875
著者名 高田彬成, 森良一, 細越淳二編著 出版社 東洋館出版社 出版年 2023
参考書 書名 体育科教育学研究ハンドブック ISBN 9784469269123
著者名 日本体育科教育学会編 出版社 大修館書店 出版年 2021
備考
メッセージ
保健体育科教育法Ⅰの内容を踏まえてⅡ・Ⅳを実施するため、Ⅰ・Ⅱ・Ⅳの中で一番最初に履修することを推奨します。
Ⅱ・Ⅳより先に履修できない場合は事前に相談すること。
キーワード
体育科教育学 教材 授業創り
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • ジェンダー平等を実現しよう
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
保健体育科教育法Ⅰの内容を踏まえてⅡ・Ⅳを実施するため、Ⅰ・Ⅱ・Ⅳの中で一番最初に履修することを推奨します。
Ⅱ・Ⅳより先に履修できない場合は事前に相談すること。
連絡先
maskあっとyamaguchi-u.ac.jp
重要な内容はメールではなく対面で実施すること
オフィスアワー
随時受付
火曜11:50-12:50

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