開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
講義
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021302005
教育法規[Educational Law]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐々木 司[SASAKI Tsukasa]
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐々木 司 [SASAKI Tsukasa]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教育法規を初めて学ぶ教員志望者を主たる対象に、日本の教育制度を規定する法令・規則について解説する。特に学校教育、学校経営、教育内容、教育職員、教育行財政に関する法規について講義する。
授業の到達目標
学校教育、学校経営、教育内容、教育職員、教育行財政等に関する法規に関する基本的知識を獲得したうえで、教育に関する法規をめぐる諸問題について自分の考えを適確に述べることができる。
・現代公教育制度の意義・原理・構造について、その法制度的仕組みに関する基礎知識を身に付けるとともに、そこに内在する課題を理解する。
・公教育の原理及び理念を理解する。
・公教育制度を構成している教育関係法規を理解する。
・教育制度を支える教育行政の理念と仕組みを理解する。
・教育制度をめぐる諸課題について理解し例示できる。
授業計画
【全体】
日本国憲法、教育基本法、学校教育法、教育公務員特例法、地方公務員法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律など、現行教育法規の要点を学ぶことで、教育関係法規を法体系のなかで構造的に捉え、教育に関する法的・制度的仕組みに関する基礎的知識を獲得する。あわせて、教育制度をめぐる諸課題について法的・制度的観点から理解を深める。
学校教育、学校経営、教育内容、教育職員、教育行財政の各領域における教育法規を学ぶ。
授業形単独単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
新たな教育法制度の中での教育(1)
イントロダクション
教育法規の体系
事前にシラバスを読み授業概要を理解しておく。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第2回
新たな教育法制度の中での教育(2)
教育基本法の改正
テキスト第1章の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第3回
新たな教育法制度の中での教育(3)
公教育の原理
テキスト第1章の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第4回
学校教育の制度
学校の歴史と成り立ち、学校体系
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第5回
学校経営の基礎(1)
目標設定と実現、校務分掌
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第6回
学校経営の基礎(2)
学校評価、自律的学校経営
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第7回
教育内容の制度(1)
教育課程の編成基準、学習指導要領の法的性格
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第8回
教育内容の制度(2)
教科書の検定と採択
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第9回
教育職員の制度(1)
教育職員の種類と職務
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第10回
教育職員の制度(2)
教員免許状と任用、研修
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第11回
教育職員の制度(3)
教育職員の服務、懲戒と分限
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第12回
教育行政の制度(1)
文部科学省、審議会
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第13回
教育行政の制度(2)
教育委員会の役割、学校と地域の連携(「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」、学校運営協議会、コミュニティ・スクール、「社会教育法」、地域学校協働活動等)
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第14回
学校安全の推進に関する計画
「学校保健安全法」「学校環境衛生基準」「公共財としての学校」等
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
第15回
教育法制度の今日的課題
全体のまとめとして、令和の日本型教育を推進する際の法的留意点等について学ぶ
テキスト該当箇所の事前通読。事後に授業内容をノートに整理する。(事前学習2時間、事後学習2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内テスト100%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
現代の教育制度と経営
ISBN
9784623075652
著者名
岡本徹・佐々木司
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
2026年度版 必携教職六法
ISBN
9784319641307
著者名
高見茂ほか
出版社
協同出版
出版年
2025
備考
メッセージ
使用教科書などの情報は、あらかじめ関係学部の掲示板に掲示予定。注意しておくこと。授業の概要等は、第1回目の授業内で詳しく説明する。
キーワード
教育法規、教育制度、学校教育
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
教職概論、教育原論など
履修条件
連絡先
tsasaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
前期火曜日6コマ目(事前連絡必要)
問い合わせはメールにて随時受け付ける
授業内容に関する質問は授業終了時その他に受け付ける
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