開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木1~2
講義
3.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021302009
教育課程論(カリキュラム・マネジメントを含む。)[Curriculum Theory(Including Curriculum Management)(Curriculum Theory(Including Curriculum Managemant))]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
松村 納央子[MATSUMURA Naoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
松村 納央子 [MATSUMURA Naoko], 田中 智輝 [TANAKA Tomoki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
学習指導要領を基準として各学校において編成される教育課程について、その意義や編成の方法を理解するとともに、各学校の実情に合わせてカリキュラム・マネジメントを行う意義を理解する。
また、教育課程を編成するための基礎的な手順を模擬実践を通して身につける。(授業形態:単独)
授業の到達目標
1.学校教育(公教育)において教育課程が有する役割や機能、並びに意義を理解することができる。
2.教育課程編成の基本原理、並びに学校の教育実践に即した教育課程編成の方法を理解することができる。
3.教科・領域・学年を縦・横断したカリキュラムを把握し、学校教育課程全体をマネジメントすることの意義を理解することができる。
授業計画
【全体】
教育課程の意義と歴史、教育課程編成の原理と方法に関する知識をふまえて、教育課程を編成するための基礎的な手順を模擬実践を通して身につける。
授業前半は教育課程編成についての基礎的事項を考察する。後半はグループ活動によってカリキュラム・マネジメントに関する議論の機会を設ける。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
教育課程とは-学校において教育課程はなぜ編成されるのか、公教育の目的を踏まえて
学校の意義を踏まえた上で、学校教育で扱われる教育活動を整理する
配布資料を参照し、復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第2回
教育課程の類型論-生活経験指向と学問系統指向
「経験」と「系統」、どちらを中核に置くと教育目的を達成できるか(という問いは有効か)
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第3回
生活経験指向の教育課程-就学前教育との関連
就学前教育における教育内容の設定と配列、ならびに初等教育との関連
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第4回
コア・カリキュラム-生活経験指向の教育課程と学問系統指向の教育課程との接合
コア・カリキュラムの概要とバリエーション
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第5回
「普通教育」としての中等教育におけるカリキュラム編成
小学校(初等教育)の学校教育課程と中学校(中等教育前期)の教育課程とを比較して、教育内容と方法との同一点・類似点、相違点は何か
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第6回
高等学校の教育におけるカリキュラム編成
中等教育後期課程におけるカリキュラム編成の特色
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第7回
現在の学校教育課程編成における課題
「主体的、対話的で深い学び」成立に向けての教育内容の設定と配列
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第8回
教科・領域横断的な視点とは
学校教育活動を計画・評価する視点としての「横断的学習」とは
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第9回
教科・領域横断カリキュラムの事例
「現代的な諸課題」に関する教科等横断的な教育内容とは
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第10回
カリキュラム・マネジメント
全校種にわたって求められている「カリキュラム・マネジメント」とは
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第11回
カリキュラム・マネジメントの実際(1)-教育目標の設定
自分ならどのような年間目標をすえるか、その上でどのような教育活動が必要か
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第12回
カリキュラム・マネジメントの実際(2)
-教育内容の選択と配列、人的・物的資源の組み合せ
教育活動を展開するにあたって、教材や方法としてなにを採用するか。またどのような場を設定するか。
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第13回
カリキュラム・マネジメントの実際(3)-ルーブリックの作成
1年間を通じて学習者にも「できる」「できた」を実感し、次の学びへとつなげる評価方法とは
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第14回
カリキュラム・マネジメントの実際(4)-学習者自身の評価と教師の授業改善
学習者自身の評価が、教育する側にとって何をもたらすか
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
第15回
カリキュラム・マネジメントの実際(5)-「社会に開かれた教育課程」とするには
これまで考察した教育課程から何が学べるか(同時に、何を学ぶには不足しているか)
授業計画を参照し、予習・復習を行う(学習時間の目安 4時間以上)。詳しくは授業中に指示。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 35% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内の振り返りレポート 30%
学期末課題 70%
ルーブリック等の評価基準
ファイル名
備考
ルーブリック等の評価基準
教育課程論_ルーブリック.pdf
(注)ルーブリックとは、評価水準である「尺度」と、尺度を満たした場合の「特徴の記述」で構成される評価指標のことを言います。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編
ISBN
9784491034614
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
教科書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)解説 総則編
ISBN
9784827815597
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東山書房
出版年
2018
教科書
書名
高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 総則編
ISBN
9784491036397
著者名
[文部科学省編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2019
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
小学校学習指導要領 : 平成29年告示
ISBN
9784491034607
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東洋館出版社
出版年
2018
参考書
書名
中学校学習指導要領(平成29年告示)
ISBN
9784827815580
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東山書房
出版年
2018
参考書
書名
高等学校学習指導要領 (平成30年告示)
ISBN
9784827815672
著者名
文部科学省 [編]
出版社
東山書房
出版年
2019
備考
その他参考書に関しては授業時間内で適時紹介します。
メッセージ
特別な配慮が必要な人は事前に相談してください。相談がない場合は、等しく授業への参加を求めます。
修学支援システム上の「授業情報」や「アンケート回答」を定期的に確認してください。
キーワード
教育課程、学習指導要領、カリキュラム・マネジメント、教科等横断的な視点、年間指導計画、指導と評価の一体化
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
a0a12199@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
対面での学習相談は原則授業日となります。事前にメールで相談してください。
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