タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 木1~2 講義 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021303008 教育の方法と技術(ICTの活用や評価を含む。)[Educational Technology(Including Use and Evaluation of ICT)(Educational Technology(Including Use and Evaluation of ICT))] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鷹岡 亮[TAKAOKA Ryo]
担当教員[ローマ字表記]
鷹岡 亮 [TAKAOKA Ryo]
特定科目区分   対象学生 (2018-22年度入学者対象) 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
・授業形態:単独(鷹岡) 

・本授業では、教育課程や教育方法について体系的に学びます。特に、授業・学習におけるICT活用と学習観を踏まえながら、授業設計、学習指導法、授業実施、授業評価、学習環境そして授業研究法について考えていきます。
授業の到達目標
・教育課程や教育方法、授業設計について説明できること。
・学習指導案作成の意味、基本的な作成技術について説明できること。
・授業・学習におけるICTを活用した授業や学習の方法について説明できること。
・学習活動場面において、ICT活用の知識やスキルを利用して活用方法と内容を判断することができること。
・学習指導場面において、ICT活用の知識やスキルを利用して指導方法と内容を判断することができること。
・授業や学習におけるICT活用の知識やスキルの習得に関心や意欲を持てること。
・常に授業や学習におけるICT活用を改善していこうとする意欲を持てること。
・進んで質疑を行うなど授業に対して主体的、積極的に参加すること。
・授業内での演習や作業に積極的に参画する態度を持てること。
・グループ活動において他者と協調でき、よりよい対応や解決を図ろうとする態度を有すること。
・情報活用に関する基礎的な技能や表現を習得できること。
・ICTの構成と活用に関する基礎的な技能や表現を習得できること。
授業計画
【全体】
教授者が講義(説明)形式で授業を展開するだけでなく、受講者に積極的に作業を実施してもらったり、グループにおける討論や個人やグループで発表する機会を設けたいと思っています。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 授業オリエンテーション 本授業の目標や内容、成績の付け方について説明し、本授業の一つの進め方を体験してもらいます。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示(この授業における皆さんの学習目標等について考えてもらう予定です)。
第2回 社会の変化とそこで求められる人材像を考えよう これからの変化の激しい時代とはどういう世界なのか? Society5.0時代において、どのような社会課題があり、それらを解決できる人材像について、さらに、どういう能力が求められるかについて検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第3回 世界における教育改革と日本で目指す21世紀型の能力について考えよう 変化の激しい時代のなかで、世界でも人材育成のための教育改革が行われています。その教育改革を踏まえながら、日本で目指す21世紀型の能力について検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第4回 学習指導要領と教育課程について考えよう 中央教育審議会、学習指導要領、教育課程の概念と各関係について学び、そこで重要となる「主体的・対話的で深い学び」について検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第5回 「主体的・対話的で深い学び」を実現するための授業のデザインについて考えよう 「主体的・対話的で深い学び」や「自己有用感や自己肯定感を高めるための学び合い」を実現するための授業設計の仕方や学習指導案について学び、授業デザインに挑戦してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第6回 豊かな学びをデザインすることについて考えよう ICTを活用した豊かな学びをデザインすることや、その学びを振り返るための方法について検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第7回 教育の情報化と情報活用能力について考えよう 教育の情報化の必要性、特にこれからの変化の激しい時代における情報活用能力の重要性について学び、どのように児童生徒の情報活用能力を育てていくかについて検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第8回 情報活用能力を育くむ授業・学習におけるICT活用について考えよう 情報活用能力を育くむ授業・学習におけるICT活用について、小中高における実践事例を見ながら、問題発見・解決プロセスにおける思考・判断・表現で活用できるICTについて整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第9回 分かる授業のための教員が活用するICTについて考えよう 分かる授業のための教員が活用するICTについて、課題把握や学習内容の説明などの場面における実践事例を見ながら、教員が授業において効果的に
活用するICT活用場面について整理してみましょう。
・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第10回 分かる授業のための児童が活用するICTについて考えよう 分かる授業のための児童が活用するICTについて、小学校の授業事例を参照しながら、個人学習や協働学習、省察の段階で効果的に活用するICT活用場面について整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第11回 分かる授業のための生徒が活用するICTについて考えよう 分かる授業のための児童が活用するICTについて、有学校や高等学校の授業事例を参照しながら、個人学習や協働学習、省察の段階で効果的に活用するICT活用場面について整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第12回 個別最適化や協働学習における学びを豊かにするICT活用について考えよう AIなどの高度なICTを活用した個別の学びや学び合いのプロセスを可視化しながらの協働的な学びの事例を参照しながら、深い学びや学びの拡がりについて検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第13回 プログラミング教育について考えよう Society5.0時代におけるプログラミング教育の必要性について考えながら、小学校におけるプログラミング的思考、中学校や高等学校における情報科教育について検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第14回 授業評価とICT活用について考えよう 授業評価のために児童生徒の学習活動の履歴を活用する実践事例を参照しながら、ICTを活用した授業評価のよさや必要性について検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第15回 授業におけるICT活用をUpdateしていく必要性と教員研修について考えよう 自分自身の授業や学びデザインに対する力量を向上させるための研修の必要性を踏まえながら、授業におけるICT活用の見方をかえるSAMRモデルについて理解して、自分自身のICT活用を具体的に変革していく手立てについて検討してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 15% C: 30% D: 10%
成績評価法
・授業内レポートや課題、授業態度・授業への参加度、発表、通常授業の作業状況等を総合的に評価します。授業内レポート(授業作業点) 60%, 授業外レポート(レポート点) 30%, 発表点 5%, 加点対象 5%.
・なお、欠格事項として、授業は4コマ分までは欠席可にしますが、5回以上欠席した者は単位を認定しません。
教科書にかかわる情報
備考
本授業利用する教科書は、授業内で指示します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 教育の方法と技術 ISBN 9784623040049
著者名 西之園晴夫, 宮寺晃夫 出版社 ミネルヴァ書房 出版年 2004
参考書 書名 授業の過程 ISBN
著者名 西之園晴夫 出版社 第一法規 出版年 1981
参考書 書名 子どもに向きあう授業づくり ISBN 4810064751
著者名 生田孝至 出版社 図書文化 出版年 2006
参考書 書名 メディアとのつきあい方学習 ISBN 4883092623
著者名 堀田龍也 出版社 JUST SYTEMS 出版年 2004
参考書 書名 日本の教師に伝えたいこと ISBN 4480090096
著者名 大村はま 出版社 ちくま文芸文庫 出版年 2006
備考
本授業に関連する参考書に関しては, 授業時間内や授業Webで, 適時, 紹介します.
メッセージ
皆さんには, 積極的に授業に参加して頂けること期待しています.
皆さんが主体的に作業し, 頭を働かし, 行動(発表含む)できるような授業を目指します.
キーワード
教育メディア, 教育課程, 教育方法, 授業, 授業設計, 教育の情報化
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
教育方法学
履修条件
連絡先
鷹岡亮
メールアドレス: ryo[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5460
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
※質問等に関しては, 基本的に上記のメールで最初に対応します。遠慮なくどうぞ。

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