開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
月1~2
講義
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021303010
教育相談・進路指導[School Counseling and Guidance(School Counseling and Guidance)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春日 由美[KASUGA Yumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春日 由美 [KASUGA Yumi]
特定科目区分
対象学生
(2018年度以降入学者対象)
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
学校における教育相談や進路指導について、学校臨床心理学の視点から学ぶ。教育相談については、教育相談の概要、教育相談で扱う具体的問題(不登校、いじめ、非行、発達、保護者支援等)等やその対応について学ぶ。進路指導については、各学齢期における進路指導のあり方や具体的方法について学ぶ。本授業はスクールカウンセラーの経験のある者が行う講義となっている。
授業の到達目標
教育相談や進路指導の基礎的知識を修得し、具体的対応や方法を理解している。加えて児童生徒の課題や支援について考え、他者と共有することができる。
授業計画
【全体】
現在の学校教育における教育相談や進路指導について理解し、具体的に対応するための必要な知識や方法について学ぶ。また、講義だけでなく、体験的に理解を深めるため、個人や他者とのワークも行う。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション・教育相談とは
オリエンテーション・生徒指導提要(改訂)を踏まえながら、教育相談について概説する。
授業内容の振り返り(目安時間:4時間)
第2回
教員の自己理解とメンタルヘルス、児童生徒理解と信頼関係
教員の自己理解の大切さとメンタルヘルスとの関係、児童生徒理解と信頼関係の形成についてカウンセリングの基礎知識も踏まえながら概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第3回
学校内外の連携
教育相談を行うために必要な学校内外の連携について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第4回
不登校とその支援
不登校の現状とその具体的支援について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第5回
いじめや自殺への対応
いじめや自殺の現状とその具体的対応について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第6回
問題行動や非行への対応
問題行動や非行の現状とその具体的対応について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第7回
個別の理解と支援
発達の偏りやその支援、および性の多様性について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第8回
虐待とその対応
虐待の現状とその具体的対応について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第9回
子どもの心理社会的発達
乳幼児期から青年期の心理社会的発達と大人の関わりについて概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第10回
保護者との関わり
保護者理解や関わりの基本について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第11回
学校における危機場面とその対応
学校における危機場面とその際の対応について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第12回
子どもの心理的不適応と心理アセスメント
子どもの心理的不適応や心理的アセスメントについてカウンセリングの基礎知識も踏まえながら概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第13回
心理療法の基礎
心理療法(カウンセリング)について概説し、学校で活用できる心理療法についても体験的に学ぶ。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第14回
開発予防的教育相談
ストレスマネジメントや構成的グループ・エンカウンター、その他のカウンセリングの基礎知識を踏まえた心理教育等の開発予防的教育相談について概説する。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第15回
進路指導・キャリア教育
進路指導やキャリア教育について概説する。
授業内容の振り返り(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 80% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
毎回の小レポート(90%)、最終レポート(10%)をもとに評価する。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
現場で役立つ教育相談入門
ISBN
9784779307270
著者名
春日由美・五十嵐亮編著
出版社
北樹出版
出版年
2023
備考
教科書を使用しますので、生協で購入してください。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
生徒指導提要(改訂版)
ISBN
9784491051758
著者名
文部科学省
出版社
出版年
参考書
書名
小学校キャリア教育の手引き<改訂版>
ISBN
9784316300252
著者名
文部科学省
出版社
教育出版
出版年
参考書
書名
変わる!キャリア教育 小・中・高等学校までの一貫した推進のために
ISBN
9784623077809
著者名
文部科学省 国立教育政策研究所 進路指導・進路指導研究センター(編)
出版社
ミネルヴァ書房
出版年
備考
メッセージ
注意
【遅刻は厳禁です】
【第1回目は受講に関するオリエンテーションを行いますので、必ず出席してください】
講義内容はどの回も、教員になった際に誰もが対応しなければならない内容であり、また難しいと感じることが少なくない内容でもあります。そのため、基本的に毎回出席してください。また、自分が教員になった時のためにも、講義内容について質問がある場合は、授業以外の時間にも遠慮せず質問してください。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:教育学部4階 C411室
メールアドレス:kasuga@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜昼休み(不在のことがあるので、事前にメールで連絡をください。)
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