開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
水1~2
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021303011
教育相談・進路指導[School Counseling and Guidance(School Counseling and Guidance)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐竹 圭介
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
(2018年度以降入学者対象)
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教育相談・進路指導は,生徒指導の一環であり,特に教育相談はその中心的役割を担う。本講義では,心理学の知見をベースに学校における教育相談および進路指導について概観し,学校におけるさまざまな問題への対応について学ぶ。
なお,本講義はスクールカウンセラーの実務経験を持つ担当教員が,学校臨床業務における児童・生徒への対応における実践的工夫を示すことにより,理論と実践を繋げることを意識した講義を行う。
授業の到達目標
教育相談や進路指導の基礎的知識を修得し、具体的対応や方法を理解している。加えて児童生徒の課題や支援について考え、他者と共有することができる。
授業計画
【全体】
テキストおよび関連資料をベースにしながら講義を進めるため,事前に該当箇所を読んで質問を考えてくることを毎回求める。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
教育相談とは
教育相談とはどのような活動かということについて概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
第2回
子どもたちを支えるための連携
チーム学校の考え方を中心に,学校内外での連携について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第3回
子どもの発達
発達心理学の知見から,子どもの発達について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第4回
不登校
不登校とその対応について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第5回
いじめ
いじめとその対応について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・動画を視聴する
・ワーク/ディスカッションを実施する
第6回
問題行動・非行
問題行動と非行とその対応について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・動画を視聴する
・ワーク/ディスカッションを実施する
第7回
個別のニーズ
個別のニーズを持つ児童・生徒への支援について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第8回
児童虐待
児童虐待とその対応について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・動画を視聴する
・ワーク/ディスカッションを実施する
第9回
保護者との関わり
保護者との関わりの方法について概説し,ワークを通じて対応を学ぶ
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第10回
危機介入
学校現場における危機介入について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第11回
心理的不適応と心理アセスメント
心理的不適応と心理アセスメントについて概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第12回
心理学的介入
心理療法と開発予防的教育相談について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第13回
進路指導
進路指導について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第14回
キャリア
キャリア理論について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第15回
総括
講義の内容について総括する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・ワーク/ディスカッションを実施する
第16回
期末試験
期末試験
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
以下の内容で評価する。
・毎回実施するリアクションペーパー(30%)
・期末試験の成績(60%)
・ディスカッションへの積極的参加,自発的学修の態度等(10%)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
現場で役立つ教育相談入門―子どもたちの幸せのために
ISBN
9784779307270
著者名
春日由美・五十嵐亮(編著)
出版社
北樹出版
出版年
2023
備考
上記テキストを購入すること。
参考書にかかわる情報
備考
生徒指導提要
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1404008_00001.htm
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
メッセージ
実習参加者は必ず事前に欠席届を提出すること。
キーワード
スクールカウンセリング; 臨床心理学; 心理教育; 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
履修条件
連絡先
stk@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜2コマ
ページの先頭へ