開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
その他
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021306004
病弱教育[Education for Students in Poor Health]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
平賀 健太郎[HIRAGA Kentaroh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
平賀 健太郎 [HIRAGA Kentaroh], 須藤 邦彦 [SUTOH Kunihiko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
特別支援教育に必要な病弱教育の歴史、対象の変遷、教育の考え方を教授する。
授業の到達目標
病弱教育対象児の特性を知る(知識・理解)。
疾病を理解し、どのように対応すべきかを理解する(思考・判断)。
病弱児の生きる力を育てられる意欲、関心を持つ(関心・意欲)。
自己の生き方が病弱児の生き方の目標となることを理解する(態度)。
病弱児への接し方を理解する(技能・表現)。
授業計画
【全体】
病弱教育の歴史は、医療の進歩と密接に関連している。古くは慢性伝染性の結核がその中心であったが医学の進歩に伴い、慢性疾患である腎臓疾患、喘息、小児がんに対象が変化し、現在では心身症や精神疾患を有する子どもへの支援が求められるようになっている。多種多様な病気の子どもの体や心の状態に即応するための関わり方について、具体的な実践例を用いて解説する。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
特別支援教育における病気の子どもの教育
健康とはどのような状態であるかを知り、病弱教育を考える
配布した講義資料を参照し、準備学習4時間を行う。
第2回
小児医療の変化に伴う病弱教育の変遷
日本における病弱教育の歴史を知る。
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第3回
病弱教育の意義と役割について
病弱教育の意義と役割について具体的事例を用いた理解
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第4回
病弱教育の場
病弱教育における多様な教育の場および、連続する学びの場の必要性
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第5回
病弱者への指導の実際
病弱者への指導に関する具体例の提示
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第6回
糖尿病について
各疾患に関しての留意事項、教育上の配慮
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第7回
小児がんについて
各疾患に関しての留意事項、教育上の配慮
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第8回
アレルギー性疾患について
各疾患に関しての留意事項、教育上の配慮
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第9回
心身症について
各疾患に関しての留意事項、教育上の配慮
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第10回
慢性疾患に共通する教育的支援について
各種疾患に共通する留意事項、教育上の配慮
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第11回
アドヒアランス向上のための教育的支援
病弱者が医療者からの指示を遵守するための教育的支援の理解
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第12回
教育課程と教科指導について
教育課程と教科指導の具体例について
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第13回
復学支援について
前籍校への復学支援における関係者間の連携の重要性
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第14回
心理的ストレスについて
心理的ストレスの定義とストレス軽減法の理解
授業計画と配布資料等を参考に、事前学習と事後学習を4時間行う。
第15回
まとめ
授業全体の振り返り
配布した講義資料を参照し、復習4時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 20% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(中間・期末試験)が30%、宿題・授業外レポートが50%、授業態度・授業への参加度が20%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてレジュメを配布する
参考書にかかわる情報
備考
標準「病弱児の教育」テキスト(ジアース教育新社)
メッセージ
キーワード
慢性疾患、院内学級、病弱教育、復学支援
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
関連科目
病弱児の心理・生理・病理
履修条件
連絡先
連絡担当教員(須藤):suto@yamaguchi-u.ac.jp
授業担当教員(平賀):hiraga@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
授業時間以外の質問や連絡などは、原則としてまず、連絡担当教員に連絡すること。
オフィスアワー
メールにて随時受け付けます。
授業時間以外の質問や連絡などは、原則としてまず、連絡先の連絡担当教員のアドレスに連絡すること。
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