開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期
木11~12
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021901003
教職概論A[Introduction to Teaching Profession A]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
生嶌 亜樹子[SHOJIMA Akiko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
生嶌 亜樹子 [SHOJIMA Akiko]
特定科目区分
対象学生
〔人・経・理・工・農〕
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
教員免許状取得希望者にとって全校種・教科(科目)の免許の必修授業科目であり、「教育の基礎的理解に関する科目」としての教職の入門科目と位置づけられます。本学では、教職概論Aの単位の取得が、一年次後期に実施される「教職オリエンテーション」出席の必須条件となっています。
この授業では、現代の学校教育をとりまく状況や、児童生徒・保護者・教師をめぐる最新の課題に関して、具体的な実践事例をとおして学んでいきます。教師の仕事の内容をはじめとした教職の全体像の理解をとおして、受講生一人ひとりが教職に対して各自の目標を定めるとともにその適性について十分に検討し、教員免許の取得と教職に対する意欲を高め、4年間の教職科目の履修をとおした学びへの見とおしをもつことをねらいとしています。
授業の到達目標
・教師の職務や、教育や学校をとりまく状況や課題について理解し、説明することができる。
・教師の職務や、教育や学校をとりまく状況や課題に関する知識をもとに、教育に関する諸問題、教師に求められる資質・能力、自らがめざす教師像について、分析・検討することができる。
・教職に対する自らの適性について自己評価と相互評価をとおして検討するとともに、教員免許の取得と教師としてのキャリア構築を見通した具体的な取り組みができる。
・グループワークやディスカッション等の活動に主体的・積極的にかかわろうとする。
・レポート、ディスカッション、プレゼンテーション等の課題において、自らの教育に対する考え方やめざす教師像を適切に表現できる。
授業計画
【全体】
授業前半(第8回まで)では、教師の職務、教職の魅力や教師への道のり、教職をめぐる学校教育の変化について講義を中心に授業を進めます。授業の最後に、ふり返り、疑問・質問をミニレポートとしてまとめ、次の回に共有し全体での検討をおこないます。
授業後半(第9回以降)では、講義をとおして学んだの知識を基盤としたグループワークを中心とした演習をおこないます。演習をとおして、自らのめざす教師像や教職キャリアについて深めていきます。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
学校体験をふり返る
導入のワークの授業中に指示した箇所を完成させる。(学習時間の目安:4時間以上)
第2回
学校教育の変化を知る(1)
児童・生徒の学びの変容について
導入のワークの授業中に指示した箇所を完成させる。(学習時間の目安:4時間以上)
第3回
学校教育の変化を知る(2)
教育の制度や学校の組織の変化について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第4回
教師の職務を知る(1)
教科指導について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第5回
教師の職務を知る(2)
生徒指導について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第6回
教師の職務を知る(3)
学校経営(チーム学校)について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第7回
教師の職務を知る(4)
教員研修について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第8回
教師の職務を知る(5)
服務上・身分上の義務について
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第9回
めざす教師像を具体化する (1)
求められる資質・能力とは
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第10回
めざす教師像を具体化する(2)
グループワークをとおした検討①
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第11回
めざす教師像を具体化する (3)
グループワークをとおした検討②
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第12回
めざす教師像を具体化する (4)
4年間の教職課程での学びを見通した目標設定
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第13回
教師への道をえがく(1)
教員養成と教員採用の動向
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第14回
教師への道をえがく(2)
グループワークをとおした検討①
学習指導要領解説の指示した箇所を読んでおく。(学習時間の目安:4時間以上)
第15回
教師への道をえがく(3)
グループワークをとおした検討②
配布資料等を活用し授業全体の復習をする。(学習時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 10% C: 10% D: 20%
成績評価法
参加状況(出席回数を含む)25% 小テスト25% 学期末の筆記テスト50%
教科書にかかわる情報
備考
指定しない。
参考書にかかわる情報
備考
授業中に適宜紹介します。
メッセージ
キーワード
教職 教員免許状
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
(実施手段)持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する。
関連科目
総合的な学習の時間A指導法
履修条件
連絡先
shojima@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜13:00-17:00/生嶌研究室:教育学部C216
ページの先頭へ