開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期集中
集中
講義
2.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1021901008
特別支援教育A[Special Needs Education A]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
宮木 秀雄[MIYAKI Hideo]
ー
担当教員[ローマ字表記]
宮木 秀雄 [MIYAKI Hideo]
特定科目区分
対象学生
(2019年度以降入学者対象)〔人・経・理・工・農〕
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
本科目では、通常の学級にも在籍している発達障害をはじめとする様々な障害等により特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難について解説する。その上で、特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒が授業において学習活動に参加している実感・達成感をもちながら学び、生きる力を身に付けていくことができるよう、個別の教育的ニーズに応じた支援方法について検討する。その際、事例検討等の演習を通して、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な知識・技能についても考える。
授業の到達目標
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒の障害の特性及び心身の発達を理解している。
・特別の支援を必要とする幼児、児童及び生徒に対する教育課程や支援の方法を理解している。
・障害はないが特別の教育的ニーズのある幼児、児童及び生徒の学習上又は生活上の困難とその対応を理解している。
・特別支援教育の在り方について自分なりの考えを持つことができる。
授業計画
【全体】
授業は全8回で構成され、グループワーク等を交えながら特別支援教育の基礎的な事項について学んでいく(単独)。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
障害とは
優生思想について考えることを通して「障害」とは何かについて考察する。またICFの障害モデルについても解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第2回
特別支援教育の制度
特別支援教育の制度について、文部科学省の統計資料や学習指導要領、法令等をもとに解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第3回
特別支援教育の教育課程と個別の指導計画
様々な障害の特性や教育内容について紹介するとともに、自立活動や教科等を合せた指導について解説する。また、個別の指導計画と個別の教育支援計画の内容や意義についても解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第4回
発達障害のある子どものアセスメント
発達障害のある子どものアセスメントについて、医学、心理、教育の観点から解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第5回
発達障害のある子どもの行動支援
発達障害のある子どもの行動支援について、具体的な事例を挙げながら解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第6回
発達障害のある子どもの学習支援
発達障害のある子どもの学習支援について、具体的な事例を挙げながら解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第7回
インクルーシブ教育と合理的配慮
インクルーシブ教育と合理的配慮について、文部科学省の報告等をもとに解説する。また、貧困や外国にルーツを持つ子ども、LGBT等の問題も取り上げながら解説する。
予習:事前に配付される講義資料に目を通し、疑問点等を整理しておく(学修時間の目安:2時間以上)
復習:講義資料を見直し、興味を持った事柄についてインターネットや文献で調べる(学修時間の目安:2時間以上)
第8回
授業のまとめ(期末試験)
これまでの学修内容を総括するとともに、理解を確認する試験を実施する。
予習:これまでの講義資料に目を通し、学修内容を整理しておく(学修時間の目安:4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
授業内レポート(振り返り) 10%、期末の筆記テスト 90%
なお全授業回数の3分の1以上欠席した場合は期末試験の受験資格を失う。
仮に受験資格のない状態で期末試験を受けたとしても評価の対象とはならない。
教科書にかかわる情報
備考
教科書は使用しない。毎回の講義資料は事前に配付する。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
質問はメールにて随時受け付けている。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
miyaki@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜の午前中を基本とするが、研究室在室時は基本的にいつでも相談可能である。また、事前にメール等でアポイントを取ることが望ましい。
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