タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
前期 水1~2 講義 9.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1021903006 教育相談・進路指導A[School Counseling and Guidance A] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
國廣 淳子[KUNIHIRO Junko]
担当教員[ローマ字表記]
國廣 淳子 [KUNIHIRO Junko], 恒吉 徹三 [TSUNEYOSHI Tetsuzoh]
特定科目区分   対象学生 〔理・農〕 対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
生徒の育ちを支援していくためには、教科指導とともに生徒との信頼関係の構築や生徒の内面を理解しようとする態度、共に考えて行く姿勢が欠かせない。また、保護者や地域、関係機関との連携、協働も必要不可欠である。そのための教育相談、進路指導の在り方について概説する。本授業はスクールカウンセラーの経験者が担当し、いじめや不登校などの実践例を提示することによって、理解と対応、および予防について受講者自ら考える授業を行う。


授業の到達目標
教育相談・進路指導について、基本的な知識を習得し、かつ、生徒を理解し、具体的な対応を考えることができる。
授業計画
【全体】
教育相談・進路指導に関する具体的素材を提示し、生徒理解と支援について学び、不登校やいじめなど学校をめぐるさまざまな問題にどのように取り組んでいくか考えるとともに、実践的能力を身につける機会とする。また、対話的主体的な学級づくりにつながるよう、グループワークやディスカッションを実施する。

授業形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 教育相談とは 教育相談の概念について説明する 授業計画に沿って準備学習を行う:予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第2回 生徒理解1 発達的視点から生徒を理解する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第3回 生徒理解2 生徒を取り巻く環境から生徒を理解する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第4回 教育相談に役立つカウンセリング理論 教育相談に役立つカウンセリング理論について概説する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第5回 教育相談と連携 保護者、地域、社会的資源等との協働について考える 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第6回 学校をめぐる問題1 不登校に関する理解と対応を考える 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第7回 学校をめぐる問題2 いじめ問題について考える 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第8回 学校をめぐる問題3 発達障害の理解と支援について考える 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第9回 学校をめぐる問題4 危機介入について概説する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第10回 予防的・開発的教育相談 予防的、開発的な教育相談としての心理教育について概説する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第11回 教育相談活動のまとめ これまでの学びを振り返り、教育相談活動の理解を深める。 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第12回 進路指導の現状 進路指導・キャリア教育の現状と課題について概説する
授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第13回 教育とキャリア形成 進路指導・キャリア教育を通しての社会化と自己実現について概説する
授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第14回 進路指導の実際 学校における進路指導・キャリア教育の取り組みについて概説する 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
第15回 進路指導のまとめ これまでの学びを振り返り、進路指導に関する知識の定着を図る。 授業計画に沿って講義資料を参照し,準備学習2時間以上・復習2時間以上を行う
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 50% B: 20% C: 20% D: --%
成績評価法
授業内レポート40%、学期末の筆記テスト60%
教科書にかかわる情報
備考
必要に応じてプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 生徒指導提要(改訂版) ISBN
著者名 文部科学省 出版社 出版年
参考書 書名 現場で役立つ教育相談入門 ISBN 9784779307270
著者名 春日由美・五十嵐亮編著 出版社 北樹出版 出版年 2023
備考
その都度、授業の中で示す予定です。
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
担当講師に連絡が必要な際には教育学部学務係(info-g@yamaguchi-u.ac.jp)にまずメールでご連絡ください。学務係を通して担当講師に連絡いたします。そのため、お返事に多少の時間がかかること、ご了承ください。
オフィスアワー
基本的には講義時間内に受けつけます。
別途質問等がある場合、上の欄の「連絡先」に記載されている教育学部学務係にメールで連絡してください。まずは、講義時間中の積極的な質問をお待ちしています。

ページの先頭へ