開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水1~2
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022101206
臨床心理学概論[General Course on Clinical Psychology]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
佐竹 圭介
ー
担当教員[ローマ字表記]
佐竹 圭介
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
臨床心理学は心理学の知見を応用し,人間の生活や社会課題の解決に役立てるための方法や理論について研究,実践を行う学問領域である。本講義では,臨床心理学が基礎とする理論やモデルについて概観し,特に心理療法に関する理論について学ぶことにより,臨床心理学とはどのような学問であり,その知見がどのように活用されているのかについて,理解することを目指す。
担当教員は,医療・保健,教育,産業の領域での臨床経験を有しており,そこでの実践を基にした具体的なかかわりの方法を例に挙げるなどし,心理職の仕事の実際についても学ぶ。
授業の到達目標
臨床心理学に関する重要なトピックと関わりの方法について全体的に理解し、その理解を現実の問題に適用することについて主体的に考えることができる。
授業計画
【全体】
本科目は講義を主体とし,臨床心理学という学問のあらましについて理解することを目指す。毎回指示するリアクションペーパーを必ず提出することを求める。また,講義内の質問やディスカッションへの積極的な参加,興味関心に基づく自発的な学習を求める。
授業形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
臨床心理学とは
臨床心理学の概略について説明する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第2回
正常と異常
正常と異常という考え方について再考する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第3回
臨床心理学の研究
臨床心理学における研究法と考え方について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第4回
発達1:乳幼児期
乳幼児期の発達について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
・動画を視聴する
第5回
発達2:児童期・青年期
児童期〜青年期の発達について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
・動画を視聴する
第6回
発達3:成人期・老年期
成人期〜老年期の発達について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
・動画を視聴する
第7回
発達障害
発達障害の概念と支援について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
・動画を視聴する
第8回
心理アセスメント
心理アセスメントについて概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第9回
精神分析1:Freud, S.
精神分析理論について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第10回
精神分析2:対象関係論
対象関係論について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第11回
行動療法
行動療法について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第12回
認知行動療法
認知行動療法について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第13回
パーソン・センタード・アプローチ
パーソン・センタード・アプローチについて概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
・動画を視聴する
第14回
コミュニティ・アプローチ
コミュニティ・アプローチについて概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
第15回
さまざまな心理療法
その他の心理療法の理論について概説する
テキストの該当箇所に目を通し質問を考えておく(2h)
講義資料を復習しリアクションペーパーを作成する(2h)
・グループワーク/ペアワーク/ディスカッションを実施する
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: 20% D: --%
成績評価法
以下の内容を評価します。
・毎回指示するリアクションペーパー(40%)
・最終週に示す最終レポート(50%)
・ディスカッション等への積極的参加,積極的学修態度(10%)
教科書にかかわる情報
教科書
書名
支援のための心理学 : エビデンスに基づく援助活動の実際
ISBN
9784779306822
著者名
高岸幸弘, 黒山竜太編著
出版社
北樹出版
出版年
2022
備考
上記テキストを購入すること。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
キーワード
カウンセリング; 心理療法; 臨床心理士; 公認心理師; 実務家教員
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
stk@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日2コマ
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