開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火9~10
演習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022101214
心理学研究演習Ⅱ
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
春日 由美[KASUGA Yumi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
春日 由美 [KASUGA Yumi]
特定科目区分
対象学生
春日 由美
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
この授業では、卒業論文作成につながるように、テキストによる研究論文の書き方の基礎を学び、同時に各自が関心を持つ研究テーマについて文献研究を行い、卒業論文作成の基礎を作る。
授業の到達目標
1.心理学の研究方法や論文作成を理解し、自分の問題意識に関する先行研究の動向を理解している。
2.自分が卒業研究で扱うテーマについてレビューを行い、課題を明確にすることができる。
3.文献をまとめ、卒業研究の方向性について、発表することができる。
4.それぞれの発表をもとに、ディスカッションを行うことができる。
授業計画
【全体】
各自の担当回に、レジメを作成し、発表を行う。15回のうち、初めは関心を持つテーマに関連する先行研究等について発表を行い、次にそれらの先行研究をまとめていき、先行研究の成果と課題を検討する。その後、自分の卒業研究の目的や方法について検討する。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
オリエンテーション
オリエンテーション・担当回の割り振り
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第2回
テキストディスカッション1・先行研究の検討1
その回の担当者がテキスト該当箇所(研究方法:記述の原則~参加者等)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第3回
テキストディスカッション2・先行研究の検討2
その回の担当者がテキスト該当箇所(質問紙調査方法、内容)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第4回
テキストディスカッション3・先行研究の検討3
その回の担当者がテキスト該当箇所(心理尺度の記述)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第5回
テキストディスカッション4・先行研究の検討4
その回の担当者がテキスト該当箇所(実験計画・デザイン等)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第6回
テキストディスカッション5・先行研究の検討5
その回の担当者がテキスト該当箇所(実験状況や手続き、従属変数などの測定変数)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第7回
テキストディスカッション6・先行研究の検討6
その回の担当者がテキスト該当箇所(結果の全般的な注意点と概略)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第8回
テキストディスカッション7・先行研究の検討7
その回の担当者がテキスト該当箇所(有効データや群分けなどの記述)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第9回
テキストディスカッション8・先行研究の検討8
その回の担当者がテキスト該当箇所(面接結果や自由記述のまとめ)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第10回
テキストディスカッション9・先行研究の概観1
その回の担当者がテキスト該当箇所(単純集計の記述)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第11回
テキストディスカッション10・先行研究の概観2
その回の担当者がテキスト該当箇所(尺度分析の結果)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第12回
テキストディスカッション11・先行研究の概観3
その回の担当者がテキスト該当箇所(変数間の関連や検定結果の記述)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第13回
テキストディスカッション12・研究目的の検討1
その回の担当者がテキスト該当箇所(多変量解析の結果)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第14回
テキストディスカッション13・研究目的の検討2
その回の担当者がテキスト該当箇所(考察について)と担当者の興味関心のあるテーマの先行研究についての発表をもとに、全員でディスカッションを行う。
授業内容の振り返り・次回の予習(目安時間:4時間)
第15回
まとめ
まとめを行い、4年生時の卒論の進め方について検討する。
授業内容の振り返り(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 70% C: --% D: 30%
成績評価法
事前資料作成およびプレゼンテーション(30%)、ディスカッション(70%)をもとに評価する。
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:テキストは用いない 。必要に応じて資料を配布し、文献を紹介する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
心理学論文の書き方 : 卒業論文や修士論文を書くために
ISBN
9784309254494
著者名
松井豊著
出版社
河出書房新社
出版年
2022
備考
メッセージ
第1回目に受講や評価の詳しい説明をするので、必ず出席すること。毎回遅刻はしないこと。欠席する際は、必ず事前に連絡をすること。各自の担当回では、事前に資料を作成し、前日までに春日にメールで提出しておくこと。またディスカッションには積極的に参加すること。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(ジェンダー)ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児の能力強化を行う。
関連科目
履修条件
連絡先
研究室:教育学部4階 C411室
メールアドレス:kasuga@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜昼休み(不在のことがあるので、事前にメールで連絡をください。)
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