開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期集中
集中
実験・実習
10.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102105
地理学巡検[Geographical Excursion]
日本語
1
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
楮原 京子[KAGOHARA Kyoko]
ー
担当教員[ローマ字表記]
楮原 京子 [KAGOHARA Kyoko]
特定科目区分
対象学生
対象年次
3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
地域調査に関して,人文地理学や自然地理学で学んだ知識・理解を踏まえながら,地理学実習で学んだ手法を実践する力を養うため,実際のある地域において2泊3日程度の実習(巡検)を行う.巡検に先立ち,事前に当該地域の地図や統計などネットや図書館等で取得可能なデータを収集し,その地域の課題や魅力に関するテーマを選定する準備を行う.また,巡検中には,テーマに応じて自然地理学的な調査や社会的な調査を行う.巡検後には,取得した情報を整理・分析し,レポートとしてまとめる.
授業の到達目標
地域調査に関して、手法の特徴等を理解し、テーマに合わせた、適切な調査計画を立てることができる。また、現地でのさまざまな見学や聞き取り、資料収集などに積極的に取り組み、現地での調査結果に関して合理的かつ分かりやすい図表にまとめ、考察することができる。
授業計画
【全体】
専門の講義科目や地理学演習において学んだ事柄を,実際の場にあわせてどのように応用し,調査をまとめたらよいか,現地調査を含む集中的な日程を組み,実践的学習活動を行う.中学校・高等学校教育・地理分野の目標である「地域の諸事象や地域的特色を理解すると共に,調査や諸資料から地理に関する様々な情報を効果的に調べまとめる技能を身につける」に資する。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
巡検先とテーマの決定
受講者間で巡検先と調査テーマについて話し合う。
授業前準備として,巡検先と調査テーマについて候補を挙げておく。(学修時間の目安:4時間以上)
第2回
テーマに応じた事前調査
調査目的を明確にし,調査項目,調査方法,調査対象について話し合う。
テーマに関する既往研究を調べてまとめる。(学修時間の目安:4時間以上)
第3回
テーマに応じた事前調査
調査項目,調査方法,調査対象について話し合い,必要に応じて調査先にアポイントメントをとる。
調査方法について,既往調査例等を参照し,実施できるようにする。(学修時間の目安:4時間以上)
第4回
テーマに応じた事前調査
巡検先の地図,調査票等を作成し,調査道具等の準備を行う。
巡検の準備を行う。(学修時間の目安:4時間以上)
第5回
地理学巡検(1日目)
対象地域を概査し,巡検で取り扱う範囲や対象をより明確にする.(ヒアリング等アポのあるものは,この限りでない.巡検中は,以下同様)
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第6回
地理学巡検(1日目)
概査を踏まえて,テーマに応じた調査場所を選定する。
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第7回
地理学巡検(2日目)
選定された調査場所で調査を行う(1).
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第8回
地理学巡検(2日目)
選定された調査場所で調査を行う(2).
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第9回
地理学巡検(2日目)
調査結果を概略的にまとめて,調査計画の見直し(検討)を行う.
(中間発表)
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第10回
地理学巡検(3日目)
検討結果を踏まえた調査を行う(1).
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第11回
地理学巡検(3日目)
検討結果を踏まえた調査を行う(2).
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第12回
地理学巡検(3日目)
これまでの調査を振り返りながら,追加すべきことを確認しながら,最後の調査を行う.
調査前に準備物を確認し,調査後のデータを整理・まとめておく。
(学修時間の目安:1時間)
第13回
調査結果のとりまとめ・分析
整理した調査結果について,とりまとめ,分析する.
調査結果および分析結果を基に考察をまとめる。
(学修時間の目安:2時間)
第14回
巡検報告会準備
巡検で行った調査の目的・手法・結果・考察について分かりやすく・見やすく整理し,発表用スライドを作成する.
スライドの作成を進め,発表原稿を完成させる。
(学修時間の目安:2時間)
第15回
巡検報告会
グループ毎に発表を行い,相互評価する。
巡検の振り返りを行い,レポートの準備をする。
(学修時間の目安:2時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: 15% C: 70% D: --%
成績評価法
巡検への参加度および授業外レポートで評価します.
巡検への参加度 50%,授業外レポート 50%
教科書にかかわる情報
備考
巡検に向けての諸準備の中で必要とされる文献を適時紹介する。
参考書にかかわる情報
備考
巡検に向けての諸準備の中で必要とされる文献を適時紹介する.
メッセージ
キーワード
巡検 調査 自然地理学 人文地理学 地誌
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
人文地理学,地域人文地理学,自然地理学,地理学概論,地理学演習,地理学実習,社会科特別研究AI,社会科特別研究AII
履修条件
地理学概論,地域人文地理学,人文地理学,自然地理学のうちから1科目以上を修得していること。
連絡先
k-kago@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜13時〜15時
事前にメール等にて連絡を下さい。
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