タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~6 講義 3.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102107 日本国憲法[The Constitution of Japan] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
松原 幸恵[MATSUBARA Yukie]
担当教員[ローマ字表記]
松原 幸恵 [MATSUBARA Yukie]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
共通教育「日本国憲法」で得られた基礎的教養をさらに深めるため、今日の日本における憲法問題を、個別・具体的なテーマに即してより専門的に考察する。
授業の到達目標
現代社会の様々な問題を憲法との関連において多角的に捉えることができる。
授業計画
【全体】
憲法を最高法規とする法体系を概観した上で、統治機構や人権に関わる憲法問題をテーマ別に考察する。受講生は、各テーマの内容に関連する題材を各自で集め、授業内で報告する(題材選びとプレゼンテーションは、基本的に、学校で生徒に説明することを念頭に置いて行う)。

担当形態:単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 ガイダンス 授業の進め方や成績評価について概略説明。 次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第2回 憲法とは何か 個別テーマに則した講義の回(国家と憲法との関係、憲法の概念等) 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第3回 民主主義と日本国憲法(1) 個別テーマに則した講義の回(国民主権概念、参政権) 授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第4回 民主主義と日本国憲法(2) 各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第5回 地方自治(1) 個別テーマに則した講義の回(地方自治の本旨、直接民主主義等) 授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第6回 地方自治(2) 各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第7回 表現の自由(1) 個別テーマに則した講義の回(表現の自由の意義・内容・制限) 授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第8回 表現の自由(2) 各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第9回 社会権(1) 個別テーマに則した講義の回(社会権の意義・分類) 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第10回 社会権(2) 実地指導講師(弁護士)の講義を通して、労働問題の実際について学ぶ。 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第11回 平和主義(1) 個別テーマに則した講義の回(日本国憲法の解釈、近年の動向) 授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第12回 平和主義(2) 各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。 授業内容を復習するとともに、次回の単元を教科書・レジュメ等で予習する(目安4時間)。該当箇所については授業で適宜指示する。
第13回 憲法改正(1) 個別テーマに則した講義の回(改正の限界、近年の動向) 授業内容を復習するとともに、テーマに関連する題材を各自用意する(目安4時間)。題材の集め方については授業で適宜指示する。
第14回 憲法改正(2) 各自が用意した題材についてプレゼンテーションを行う。 授業内容を教科書・レジュメ等で復習する(目安4時間)。授業で適宜指示する。
第15回 まとめ 授業全体を振り返る。 授業内容を復習するとともに、期末試験の準備をする(目安4時間以上)。授業で適宜指示する。
第16回 期末試験 論述式(持込不可) 試験内容を振り返る。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: 30%
成績評価法
期末試験60%、宿題・プレゼンテーション20%、授業外レポート20%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 はじめの一歩 法学・憲法(第2版) ISBN 9784877988524
著者名 松原幸恵・飯島滋明・榎澤幸広(編著) 出版社 現代人文社 出版年 2024
備考
教科書については、初回時に説明します。
教科書以外の資料として、プリント(レジュメ及び参考資料)を配付します。
参考書にかかわる情報
備考
授業では日本国憲法以外の法令の条文も頻繁に採りあげるので、「六法」があると理解の助けになります。各回の授業内容を補完する参考書については、授業の各回で紹介します。
メッセージ
本授業は憲法学の基礎的知識を習得済みであることを前提としており、内容も共通教育「日本国憲法」(松原担当)と比べると高度になっています。授業内では、受講生の皆さんに様々なかたちで発言(私語は除く)を求めます。また、授業で事前配付するレジュメには空欄を設けており、授業中受講生にその解答をしていただきますので、必ず予習しておくこと。宿題・プレゼンテーション・授業外レポートの内容については各授業内で指示しますので、授業を欠席した学生は、次回授業の前に担当教員に連絡をとること。なお、ガイダンスで授業の進め方や成績評価に関する重要な話をしますので、初回授業には必ず出席して下さい。
キーワード
民主主義、人権、 平和主義
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 働きがいも経済成長も
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
現代法(国際法を含む。)、法律学演習
履修条件
連絡先
TEL:083-933-5326
E-mail:yukiem@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
木曜4コマ(14:30〜16:00)*事前連絡して下さい。

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