タイトル

開講年度 開講学部等
2026 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木3~4 講義 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102109 経済政策(国際経済を含む。)[Economic Policy (including International Economy)] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森 朋也[MORI Tomoya]
担当教員[ローマ字表記]
森 朋也 [MORI Tomoya]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
経済がグローバル化しているなかで、われわれは日々の生活において、国内のみならず、国外の経済の動向を無視できない状況にある。社会においてどのように経済が動いているのか、それをどのように見るかは、重要な視点である。本授業では、経済学の基礎理論を用いて、経済学的な視点から社会を見る力を養うとともに、社会をより望ましい状況にするために、どのような対応が考えられるのかを皆で考えていく。
授業の到達目標
経済政策と国際経済の専門性とその指導の専門的な知識や技能を身に付けることができる。また、教科の内容を系統的に考察することができる。さらに、国民経済、国際経済の諸課題を把握し、その課題に必要な経済政策を示唆することができる。
授業計画
【全体】
まず、経済政策・国際経済学(とりわけマクロ経済学)の基本的な考え方を復習し、そのうえで国内外で起きている社会問題について分析していく。国際経済のパートは第13回から第14回に該当する。授業では受講者がパワーポイント等を用いて発表をし、ディスカッションをする機会も設ける。

【学校教育との関連】
経済政策や国際経済の内容は、主に高校の政治経済の経済分野に関連した科目である。もちろん、小中学校の公民の経済分野でもそれらの内容は取り扱うが、相対的なボリュームは高校の政治経済の経済分野の方が大きい。

*「経済概論」で取り扱う。

【授業形態】
単独
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテーション はじめに、オリエンテーションを行う。学生の嫌な経験から、学びの権利の条文、および義務の条文を決めて、そこから前文を作る。これを学生の学びの権利と義務の原則とする。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・自分がこの講義で何を学びたいか、習得したいかを明確にしてくること(2時間程度)
【復習】
・原則について再考する(2時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第2回 経済思想とその対立 なぜ、経済政策をめぐり論争が起こるのだろうか。授業では、マクロ経済に関する異なった経済思想とその関係性について学ぶ。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。

・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第3回 マクロ経済学と諸概念① 経済用語は専門的でわかりづらい。また、どのようなデータを、どのうに読み取ればいいのか。授業ではマクロ経済学とその基本的な諸概念、および現実に計測される指標を学びます。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。

・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第4回 マクロ経済学と諸概念② 現在の日本のマクロ経済はどのような状態なのだろうか。日本のマクロ経済の現状と課題を先週学んだ視点から考察する。適宜、『経済白書』や『図説・日本の財政』を参照する。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。

・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第5回 財政政策と有効需要 責任ある財政とは何だろうか。授業では、財政政策の有効性と限界について、さまざまな論者の視点から考察する。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第6回 金融政策と有効需要 現在の日本において、金融政策は緩和すべきか、引き締めるべきか。授業では、金融政策の有効性と限界について、さまざまな論者の視点から考察する。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第7回 再分配政策 公平性のために政府はどれくらい再分配政策をすべきだろうか。授業では、再分配政策と財政の持続可能性について学びます。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第8回 景気変動と経済政策 授業では、景気変動について学ぶ。グループに分かれて、日本のマクロ経済に必要な政策を考えもらう。最後に投票を行う。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・ディベートの準備。(3時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
・マニフェストを作成する(2時間程度)。
事前にマニュフェストを公開
第9回 物価とマクロ経済①:物価と失業率 政府はどれくらいまで有効需要政策を続けるべきか。授業では、物価と失業率の関係性(フィリップス曲線)を学び、中期のマクロ経済学について学ぶ。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第10回 物価とマクロ経済②:ルールか裁量か 現在の日本において、とりわけ物価の安定性を考えた時、政府はどのように経済政策を運営すべきか。グループに分かれてディベートを行う。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・ディベートの準備。(3時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
・マニフェストを作成する(2時間程度)。
事前にマニュフェストを公開
第11回 経済成長 何が経済成長を起こすのか。政府に何ができるか。基本的な経済成長理論を学びながら、成長戦略を考える。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第12回 成長と分配 経済成長(効率性)と所得分配(公平性)のどちらを重視すべきだろうか。授業では、グループに分かれて持続可能な経済とは何かをディベートする。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・ディベートの準備。(3時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
・マニフェストを作成する(2時間程度)。
事前にマニュフェストを公開
第13回 国際経済(開放マクロ経済) 日本経済は世界の市場とどのようにリンクしているのか。授業では、国際収支や為替レートの推移に着目しつつ、現在の国際経済について整理していく。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・指定した内容を調べておくこと。(2時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
第14回 マクロ経済とグローバル化 日本において自国の市場を海外に開放すべきだろうか。授業では、グループに分かれてディベートを行い、日本経済のあり方を考える。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・ディベートの準備。(3時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
・マニフェストを作成する(2時間程度)。
事前にマニュフェストを公開
第15回 まとめ グループ毎に、これまでのディベート内容を基礎に現在の日本に必要な経済政策を立案し、ディベートを行う。最後に最も望ましいマニュフェストを投票で決定する。 授業中に指示した次回までの学習(予習・復習)について(カッコ内は時間の目安)
【予習】
・ディベートの準備。(3時間程度)
【復習】
・授業の学習事項に関連した内容の記事を見つけ理解を深めること(1時間程度)。
・Google form上のリアクションペーパーを回答する(1時間程度)。
・マニフェストを作成する(2時間程度)。
事前にマニュフェストを公開
第16回 期末試験 期末試験を実施する。 これまでの学習を復習する(4時間) 最終版のマニュフェストの提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 40% B: 30% C: --% D: 30%
成績評価法
成績は、リアクションペーパー(20%)、期末試験(40%)、プレゼン・ディスカッション・報告書(40%)で評価する。

リアクションペーパーは Google form で実施します。状況に応じで、修学支援システムも使うこともあります。適宜、講義の中で指示します。
教科書にかかわる情報
備考
授業で配布したレジュメを用いる。参考文献は以下を参考。その他にも授業で関連文献を適宜提示する。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 マクロ経済学の核心 ISBN 9784334039837
著者名 飯田泰之 出版社 光文社 出版年 2017
参考書 書名 経済学 ISBN 9784000268974
著者名 パーサ・ダスグプタ [著] ; 植田和弘, 山口臨太郎, 中村裕子訳 ; 植田和弘, 山口臨太郎解説 出版社 岩波書店 出版年 2008
参考書 書名 GDP : 「小さくて大きな数字」の歴史 ISBN 9784622079118
著者名 ダイアン・コイル [著] ; 高橋璃子訳 出版社 みすず書房 出版年 2015
参考書 書名 高校生のための経済学入門 ISBN 9784480059369
著者名 小塩隆士著 出版社 筑摩書房 出版年 2002
参考書 書名 はじめての経済思想史 : アダム・スミスから現代まで ISBN 9784065122273
著者名 中村隆之著 出版社 講談社 出版年 2018
備考
メッセージ
キーワード
国民所得計算、国際収支表、マクロ経済、ケインズ政策、経済成長、財政、金融、自由貿易
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 貧困をなくそう
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 働きがいも経済成長も
  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 人や国の不平等をなくそう
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • パートナーシップで目標を達成しよう
(貧困)あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(経済成長と雇用)包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する。
(インフラ、産業化、イノベーション)強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
(持続可能な都市)包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
(平和)持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する。
関連科目
前期科目の「経済概論」の履修が望ましい。
履修条件
連絡先
moritomo@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日のお昼(11:50-12:50)

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