開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
集中
その他
8.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102411
作・編曲法Ⅰ[Composing and Arrangement I]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
二宮 毅
ー
担当教員[ローマ字表記]
二宮 毅, 高橋 雅子 [TAKAHASHI Masako]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
楽典に説明される西洋音楽の基礎理論を、作曲や編曲と関連させて実践的に学ぶ授業です。
本授業では、「基礎理論」として楽典の様々な知識を実際の楽曲分析を通じて理解を深化させるとともに、「楽式論」として基礎的な楽曲形式を学び、その成果の実践として創作(歌曲、変奏曲)に取り組みます。
この授業の取り組みを通じて、創作(作曲および編曲)の基礎的な知識と技術を習得するとともに、様々な楽曲の構造を理解出来る分析力を身に付けます。
授業の到達目標
作曲基礎理論における各学習内容を理解する活動を通して、自分なりの表現を大切にし、修得した技術においてそれを表出することができる。
授業計画
【全体】
これまでに各自で学んできた基礎的な音楽理論を改めて整理し、実際の楽曲の分析を通じてそれらを具体的な音楽として理解します。また、その実践として単元毎に創作課題およびレポート課題を提示します。(授業形態:単独)
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス
基礎理論(1)
授業内容の説明。
自然倍音と音階(テトラ・コード、古代ギリシャの音階理論、教会旋法の導音、長・短音階)
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第2回
基礎理論(2)
和音と和音の機能
和音、和音の機能、循環コード、同型反復
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第3回
基礎理論(3)
楽式論(1)
拍、拍節、拍子
楽節、大楽節、リート形式(1〜3部形式)
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第4回
歌曲創作(1)
言語と音楽
言語と音楽との関係性
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第5回
歌曲創作(2) 言語とリズム・旋律
日本語とリズム、旋律との関係
[課題(1)]日本語の詩による歌曲創作
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第6回
創作歌曲試演会
課題として作曲した歌曲の自作自演
[楽譜の提出]
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第7回
創作歌曲合評会
試演した各自創作歌曲への合評
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第8回
基礎理論(4)
調関係と和音
調関係(近親調と遠隔調)、
調関係と和音(固有和音、準固有和音)
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第9回
楽式論(2)
変奏曲
変奏曲
[課題(2)]変奏曲の創作
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第10回
楽式論(3)
形式の理解と創作
複合2部形式、複合3部形式、
ダ・カーポ・アリア
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第11回
基礎理論(5)
音階
様々な音階:
教会旋法、全音階と全音音階、5音音階(スコットランド音階、琉球音階)、Molldur、民族音階(ロマ音階、他)
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第12回
基礎理論(6)
記譜法
記譜法、連符と音価の関係
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第13回
楽式論(4)
形式の理解と創作の応用
ロンド形式と複合3部形式(ロンド・ソナタ形式)
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第14回
基礎理論(7)
和音記号とコードネームの理解
調関係と和音(借用和音とその応用)、
和音記号とコードネーム
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
第15回
基礎理論(8)
楽曲分析
まとめ
楽曲分析(和音記号とコードネーム)、
和音の機能とカデンツ、終止形
歌唱教材の楽曲分析
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: 50% D: 10%
成績評価法
授業時の作・編曲課題(40%)、授業時のレポート課題(20%)、学期末の作・編曲課題(40%)
教科書にかかわる情報
備考
資料や楽譜については、授業時に適宜配布します。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
作曲をすることが初めてでも心配はいりませんので、授業時においては大いに質問をしてください。
キーワード
作曲、編曲、音楽理論、作・編曲法、創作、楽曲分析
持続可能な開発目標(SDGs)
関連科目
履修条件
連絡先
メール:ninomiya@fukuoka-edu.ac.jp
オフィスアワー
随時メールで対応します。
ページの先頭へ