タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火3~4 演習 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102412 音楽史演習 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
斎藤 完[SAITOH Mitsuru]
担当教員[ローマ字表記]
斎藤 完 [SAITOH Mitsuru]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
「日本音楽とは何か」を考えつつ、その歴史を概観する。学生が教員として学校教育で教授すべき「我が国の音楽」についての理解を深めることを第一義としている。
授業の到達目標
「日本音楽」と称される音楽ジャンルに関する知識を身に着けつつ、日本音楽史を概観できる。
授業計画
【全体】
「日本音楽史」の枠組みで取り扱われている音楽ジャンルを概観していく。そののちに、民謡や浪曲や日本歌曲などといった「日本音楽史」の枠組みでは扱われない(ないしは軽視されている)音楽に関しても解説を加えたい。以上の知識を土台にしつつ、「日本音楽」の自明性を批判的に考察できるように促したい。
授業形態は単独。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 日本伝統音楽の捉え方の多様性を学生との対話により示したうえで、本講義で対象とする範囲を明示する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第2回 日本音楽史概説、古代、雅楽 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第3回 雅楽、琵琶楽、声明、猿楽の狂言 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第4回 猿楽の能 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第5回 近世の特徴、三味線・箏・尺八 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第6回 文楽1(人形劇の成立:文楽前史) 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第7回 文楽2(文楽の勃興から興隆まで) 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第8回 文楽3(文楽の衰退と現状) 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第9回 歌舞伎1 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第10回 歌舞伎2、三曲 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第11回 民俗音楽 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第12回 少数者の音楽 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第13回 寄席の音楽 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第14回 ハイブリッドな音楽 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第15回 「日本伝統音楽」とは 視聴覚資料を鑑賞しながら当該する音楽とその歴史を理解する。 指定図書を読む。計4時間程度。
第16回 期末試験 授業の内容に対する理解度を筆記試験によって測る。 これまでの授業内容に関する復習。計4時間程度。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テストで評価します。
学期末の期末テスト100%
なお、欠席は3回を超えると欠格になる。
教科書にかかわる情報
備考
教科書備考:必要に応じてプリントを配布する。
参考書にかかわる情報
備考
小泉文夫『日本の音』,平凡社
瀧井敬子『漱石が聴いたベートーヴェン』,中公新書
兵藤裕己『〈声〉の国民国家・日本』,NHKブックス
北中正和『ギターは日本の歌をどう変えたか』,平凡社
斎藤完『民謡秘宝紀行』,白水社
その他に関しては授業時に指示をする。
メッセージ
第一回目の授業に欠席した者に対しては、原則として受講を認めない。なお、授業は後期の基本実習後に始まり、補講分は後日連絡する。
音楽史概論の単位を取得していない者の受講は認めない。
また、遅刻/早退に関しては厳しくチェックする。私語も厳禁。
キーワード
日本、音楽、近代、伝統
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
音楽史概論、音楽学演習
履修条件
連絡先
mnsaito@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
上記連絡先によりアポイントメントを取り、来室してください。

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