タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 火1~2 講義 8.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102413 音楽学演習[Seminar on Musicology] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
斎藤 完[SAITOH Mitsuru]
担当教員[ローマ字表記]
斎藤 完 [SAITOH Mitsuru]
特定科目区分   対象学生   対象年次 3~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
音楽学のあり方を概説したのちに、近年の傾向である文化研究的な音楽学(とくに民族音楽学)のあり方を紹介する。そのうえで、音楽学的成果がいかに日常に還元されているかに関する考察を促し、最終的には学校現場でこうした知見に基づいた思考ができるようになることを期待する。
授業の到達目標
音楽学(とくに民族音楽学)のあり方/傾向を把握したうえで、この学問領域と日常との関わりが考察できる。
授業計画
【全体】
音楽学、ならびに文化研究を概説したのちに、指定図書を輪読しながら、近年の傾向である文化研究的な音楽学(とくに民族音楽学)のあり方を紹介する。なお、受講生には1〜2回の課題発表を課す。
授業形態は単独。
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 イントロダクション 21世紀における音楽のあり方について、学生の認識を確認しつつ、解説する。 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第2回 音楽学と文化研究 音楽学と文化研究(カルチュラル・スタディーズ)の概説 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第3回 文化研究的音楽学(民族音楽学)1 国民国家権力下の音楽制度(軍隊・規律・産業と近代西洋音楽) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第4回 〃2 〃(国民国家の成立とオペラ) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第5回 〃3 〃(音楽教育制度/音楽祭) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第6回 〃4 世界資本主義下の音楽制度(著作権/レコード産業/楽器産業) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第7回 〃5 音楽学と音楽文化(世界音楽学の形成史1) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第8回 〃6 音楽学と音楽文化(世界音楽学の形成史2) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第9回 〃7 音楽学と音楽文化(聴衆の形成) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第10回 音楽学は日常に換言されているか1 十五年戦争下における音楽文化を再考する(西洋クラシック音楽のあり方について) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第11回 〃2 十五年戦争下における音楽文化を再考する(日本伝統音楽のあり方について) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第12回 〃3 十五年戦争下における音楽文化を再考する(流行歌と音楽産業のあり方について) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第13回 〃4 音楽文化を通じた外国理解(キリスト教圏) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第14回 〃5 音楽文化を通じた外国理解(イスラーム圏) 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第15回 学習のまとめ 授業と読書課題から得た知見を共有する 授業で講読する図書から指定箇所を読む。計4時間程度。
第16回 期末試験 これまでの学習内容に対する理解度を筆記試験にて測る これまでの授業の復習。計4時間程度。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 50% C: --% D: 30%
成績評価法
学期末の筆記テストで評価します。
学期末の期末テスト100%
なお、欠席は3回を超えると欠格になる。
教科書にかかわる情報
備考
『事典 世界音楽の本』『音楽学を学ぶ人のために』『カルチュラル・スタディーズ入門』などから読書箇所を随時指定する。
参考書にかかわる情報
備考
『事典 世界音楽の本』『音楽学を学ぶ人のために』『カルチュラル・スタディーズ入門』などから読書箇所を随時指定する。
メッセージ
音楽史概論ならびに音楽史演習の単位を必ず取得済みであること。
第1回目の授業には必ず参加すること。欠席した場合は原則として受講を認めない。やむを得ない事情により欠席した場合には、下記連絡先にてアポイントメントを取ったうえで、来室すること。なお、授業開始は教育実習期間後になり、休講分は後日に周知する。
キーワード
音楽学、文化研究
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
音楽史概論、音楽史演習
履修条件
連絡先
mnsaito@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
上記連絡先でアポイントメントをとったうえで、来室してください。


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