開講年度
開講学部等
2026
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
水9~10
講義
5.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102604
体育原論[Philosophy of Physical Education(Philosophy of Physical Education)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
舩場 大資[FUNABA Daishi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
舩場 大資 [FUNABA Daishi], 上地 広昭 [UECHI Hiroaki]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
文化現象としての体育・スポーツにおける問題を哲学的方法を用いて省察する。政治、メディア、国際化、民族問題、ナショナリズムと体育・スポーツ、遊戯論、身体論から投影されるパースペクテヴを紹介し、論点を整理する。具体的には複数の論文を解説し、個人、集団をとりまく体育・スポーツ現象に対する学問的アプローチを学習する。体育を哲学するための思考トレーニングとして、「コミュニケーションカード」の記入を行う。
授業の到達目標
近代体育・スポーツの特性と歴史を理解した上で、その根底に流れているスポーツ現象を分析し、特徴づけることができる。そのために、遊戯論(プレイ論)や、アマチュアリズム、アスレティシズム、オリンピズム、ナショナリズムといったスポーツの関係を論理的に理解し、スポーツ事象を多角的に捉え、分析でき、積極的に質問や意見を述べることができる。
授業計画
【全体】
現代社会における文化現象としての体育・スポーツが有する諸問題、また今日の体育学、スポーツ科学が包括している諸問題を、哲学的方法を用いて省察する。政治、メディア、国際化、民族問題、ナショナリズムと体育・スポーツ、遊戯論、身体論といった視点から投影されるパースペクテヴを紹介する。また、社会に応じて変容する体育(スポーツ)観について時代ごとに検討していく。その際、社会とスポーツの関連について理解することで、教育者としての知見を深める。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
理論体系
今日の体育学・スポーツ科学体系
配布テキストを丁寧に読む(目安4時間)
第2回
概 念
日本の体育教育の歴史
1週目の授業時に指示されたテキストの課題を実施。自身の体育経験から、学校教育の体育の意味を考えてくる。(目安合わせて4時間)
第3回
近代化
近代体育・スポーツの定義:アレン・グットマンによる7つの定義
英語によるアレン・グットマンによる7つの定義の翻訳(目安4時間)
第4回
身体とコミュニケーション
身体とコミュニケーション(1):コミュニケーション不全症候群
コミュニケーションレポートの提出課題1(目安2時間)とこれまでの復習(目安2時間)
第5回
身体とコミュニケーション
身体とコミュニケーション(2):近代スポーツへの期待
自身のスポーツ経験から、スポーツはコミュニケーションツールとしてどのような意義があるかを考えてくる。授業で発表する。(目安4時間)
第6回
身体とコミュニケーション
身体とコミュニケーション(3):スポーツは期待に応えられるか。
コミュニケーションレポートの提出課題2(目安2時間)と、これまでの授業の復習と疑問点をレポートに記入(目安2時間)
第7回
スポーツの文明化
スポーツの文明化(1):スポーティゼーション
配布資料の一読と考察をしてくる。(目安4時間)
第8回
スポーツの文明化
スポーツの文明化(2):暴力、パナーシアとスポーツ
教科書テキストの課題実施(目安2時間)とこれまでの復習をし、疑問点等をまとめてくる。(目安2時間)
第9回
身体文化論のパースペクティヴ
身体文化論のパースペクティヴ(1):業績スポーツと競争社会
プロスポーツと学生スポーツの違いについて考察しておく(目安2時間)。また授業内でグループ討論をするため、グループで個人の意見をまとめグループの考えをまとめておく(目安2時間)。
第10回
身体文化論のパースペクティヴ
身体文化論のパースペクティヴ(2):フィットネススポーツと同意の社会、身体文化のパースペクティヴ(3):身体経験と社会的官能性、脱中心化の社会
コミュニケーションレポートの提出課題3(目安2時間)と、これまでの授業の復習と疑問点をレポートに記入(目安2時間)
第11回
スポーツと思想
オリンピズムと近代体育・スポーツ(1):オリンピズム、アマチュアリズム
東京オリンピック・北京オリンピックの感想を考えておく。特に新聞記事やネット記事の、メディアの報道の差異についてまとめる。(目安4時間)
第12回
スポーツと思想
オリンピズムと近代体育・スポーツ(2):アスレティシズム、ナショナリズム
教科書テキストの課題実施(目安2時間)と帝国主義等の専門用語の復習。また分からない用語をまとめる(目安2時間)。
第13回
プレイ理論
プレイ理論(1):ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」
コミュニケーションレポートの提出課題4(目安2時間)と、これまでの授業の復習と疑問点をレポートに記入(目安2時間)
第14回
身体民主主義とこれからの体育・スポーツ
Bodily DemocracyとLiving Democracy
これからどのようなスポーツが受け入れられていくのかを考察しておく(目安2時間)。また授業内でグループ討論をするため、グループで個人の意見をまとめグループの考えをまとめておく(目安2時間)。
第15回
まとめ
授業の全体のまとめ。
期末テストにむけてノート整理の実施をし、まとめの授業に臨む(目安2時間)。また、わかない個所を質問できるようにしておく。(目安2時間)
第16回
期末テスト
期末テスト
持ち込み不可
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: 20% C: --% D: 10%
成績評価法
期末テスト70%、レポート20%、授業内課題10%。
教科書にかかわる情報
備考
ガイダンス時に、オリジナルテキストを配布する。
オリジナルテキスト作成にあたって使用した参考文献は、参考書欄の通り。
また適宜資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
多木浩二著『スポーツを考える : 身体・資本・ナショナリズム』ちくま新書,1995年。
ヴィヴ・シムソン, アンドリュー・ジェニングズ著 (広瀬隆監訳)『黒い輪 : 権力・金・クスリ オリンピックの内幕』光文社,1992年。
三浦雅士『身体の零度―何が近代を成立させたか』講談社選書メチエ,1994年。
上記の図書は主要なもののみ。
メッセージ
体育・スポーツを哲学するという、この「矛盾」からスタートします。
期末試験は、「思考のプロセス」を評価するものです。普段から体育・スポーツ事象について思いをめぐらし、思考をトレーニングしておきましょう。
キーワード
体育・スポーツ哲学 体育・スポーツ思想
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
履修条件
連絡先
初回授業においてメールアドレスをお伝えします。もしくはこちらの修学支援システムからメッセージを下さい。
オフィスアワー
授業後に問い合わせの受付をします。もしくはメールにて相談可能です。
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