開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
金9~10
講義
1.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102605
運動学(運動方法学を含む。)[Biomechanics (including Sports Methodology)]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
丹 信介[TAN Nobusuke]
ー
担当教員[ローマ字表記]
丹 信介 [TAN Nobusuke]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
小学校の体育科の目標の中に、基本的な動きや技能を身につけることが、中学校の体育分野あるいは高等学校の体育の目標の中に、運動の合理的な実践あるいは運動の合理的・計画的な実践ということが挙げられている。本授業では、走・跳・投といった基本的な動き(運動)を中心に、機能解剖学、動作学、運動力学、運動生理学を基に、合理的な動き(運動)について概説する。また、それを基にした動き(運動)の評価やその評価にもとづく動き(運動)の改善方法についても紹介する。
授業の到達目標
走・跳・投といった基本的な動き(運動)を中心に、機能解剖学、動作学、運動力学、運動生理学を基に、合理的な動き(運動)について理解し説明できる。また、合理的な動き(運動)についての基礎知識をもとにした運動動作の分析・評価の基本的な理解と考察、さらにそれらをもとにした動作の改善方法を考え、その方法を提示することができる。併せて、身体運動がどのような機構で行われるのかについて関心を持つことができる。
授業計画
【全体】
小学校の体育科の目標の中に、基本的な動きや技能を身につけることが、中学校の体育分野あるいは高等学校の体育の目標の中に、運動の合理的な実践あるいは運動の合理的・計画的な実践ということが挙げられている。本授業では、走・跳・投といった基本的な動き(運動)を中心に、機能解剖学、動作学、運動力学、運動生理学を基に、合理的な動き(運動)について概説する。また、それを基にした動き(運動)の評価やその評価にもとづく動き(運動)の改善方法について考察する。
担当形態:単独
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス、単位、重力の理解
バイオメカニクスとは
単位の変換
質量と重量
予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第2回
動作学の基礎1
機能解剖学
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第3回
動作学の基礎2
動作分析の方法
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第4回
運動力学の基礎1
ニュートンの第1法則、慣性モーメント
ニュートンの第2法則、速度、加速度、並進運動、回転運動、トルク
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第5回
運動力学の基礎2
ニュートンの第3法則、地面反力
内力と外力、
力と速度の合成、分解、ベクトル作図
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第6回
運動力学の基礎3(エネルギー論を含む)
運動量と力積、衝撃の緩衝
力学的エネルギーと仕事
生理学的エネルギー、効率
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第7回
歩・走動作1
動作学、運動力学から見た歩・走動作
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。一部、動画を視聴する。
第8回
歩・走動作2
歩・走動作における動きの評価、ならびに、それに基づく、よりよい動きの変容(動きの習得・習熟)につながる運動方法の具体的な検討
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。一部、動画を視聴する。
第9回
跳動作1
動作学、運動力学から見た跳動作
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。簡単な実習を行う。一部、動画を視聴する。
第10回
跳動作2
跳動作における動きの評価、ならびに、それに基づく、よりよい動きの変容(動きの習得・習熟)につながる運動方法の具体的な検討
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。一部、動画を視聴する。
第11回
投動作1
動作学、運動力学から見た投動作
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第12回
投動作2
投動作における動きの評価、ならびに、それに基づく、よりよい動きの変容(動きの習得・習熟)につながる運動方法の具体的な検討
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。一部、動画を視聴する。
第13回
打つ・蹴る・泳ぐ動作
動作学、運動力学から見た打・蹴動作、泳ぐ動作、
よりよい動きの変容(動きの習得・習熟)につながる運動方法の具体的な検討
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第14回
スポーツ動作
競技における伸張-短縮サイクル、反動動作
その他、いろいろなスポーツ動作のコツについて動作学、運動力学の観点から検討する
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第15回
まとめ
授業のまとめ
授業時に伝える予習、復習事項について予習・復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
適宜、ディスカッションを行う。
第16回
試験
試験を実施する
復習事項について、試験に向け復習を行うこと(学修時間の目安:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 5% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 100%
教科書にかかわる情報
備考
適宜プリント等の資料を配付する。
参考書にかかわる情報
参考書
書名
バイオメカニクス
ISBN
9784764410695
著者名
金子公宥, 福永哲夫編,
出版社
杏林書院
出版年
2004
参考書
書名
スポーツ・バイオメカニクス入門 第4版
ISBN
9784764412118
著者名
金子公宥・藤原敏行
出版社
杏林書院
出版年
2019
参考書
書名
基礎から学ぶスポーツ運動学
ISBN
9784469269567
著者名
佐野 淳
出版社
大修館書店
出版年
2023
備考
メッセージ
物理基礎および物理(力学)、運動生理学の内容を復習しておいてください。
キーワード
動作学、運動力学、エネルギー論
持続可能な開発目標(SDGs)
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
運動生理学
履修条件
物理学(高校レベルの力学)、運動生理学に関する知識を必要とする。
連絡先
tan@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜日あるいは木曜日 12:00-13:00
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