タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~8 演習 5.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102607 運動生理学演習[Practice in Exercise Physiology] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
曽根 涼子[SONE Ryoko]
担当教員[ローマ字表記]
曽根 涼子 [SONE Ryoko]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
 小学校の体育科、中学校・高等学校の保健体育科では、生涯にわたって心身の健康を保持増進し豊かなスポーツライフを実現するための資質・能力を育成することが目指されています。これらの目標の達成のためには、教員は、運動による身体の生理的応答、健康の保持増進に対する運動の効果や重要性といった内容について理解しておく必要があります。本授業では、運動時の呼吸・循環機能の反応や筋活動などについて実習し、その結果を「生理学(運動生理学を含む)」の授業で学んだ知識などをもとに考察することで、運動が呼吸・循環系や骨格筋に与える影響について理解を深めることを目指しています。
授業の到達目標
 呼吸・循環機能や骨格筋の活動の測定方法を知り、実際に運動時の呼吸・循環機能や筋活動の反応を測定できる。また、測定した結果を適切に考察し、正しい結論を導くことができる。
授業計画
【全体】
 本授業では、運動時の呼吸・循環機能の反応や筋活動などについて実習し、実習ごとにレポートを各自が作成します。レポート作成においては「生理学(運動生理学を含む)」の授業で学んだ知識などをもとに考察します。また、レポートをもとに、授業時に発表や意見交換を行い、実習のまとめを行います。(担当形態:単独)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 オリエンテ-ション
授業の概要・計画、安全衛生教育
レポートの書き方、事前学習課題について
生理学の授業の復習、実習テーマに関する予習(目安時間4時間)
第2回 姿勢変化に対する循環応答 姿勢変化時に血圧および心拍数を測定(実習1) 実習テーマに関する予習、実習データの解析(目安時間4時間) 実習を行う。
第3回 運動に対する循環応答 運動時に血圧および心拍数を測定(実習2) 実習テーマに関する予習、実習データの解析(目安時間4時間) 実習を行う。
第4回 姿勢変化に対する循環応答 実習結果のまとめ方に関する解説・レポートの作成 実習テーマに関する予習、レポート作成等(目安時間4時間)
第5回 運動に対する循環応答 実習結果のまとめ方に関する解説・レポートの作成 実習テーマに関する予習、レポート作成等(目安時間4時間)
第6回 安静時代謝量 安静時に酸素摂取量、換気量などを測定(実習2) 実習テーマに関する予習、レポート作成(目安時間4時間) 実習を行う。
第7回 安静時代謝量 実習2のまとめ レポート修正等(目安時間4時間)
第8回 運動時の筋酸素化動態 運動時に骨格筋の酸素化ヘモグロビン濃度および還元ヘモグロビン濃度を測定(実習3) 実習テーマに関する予習、レポート作成(目安時間4時間) 実習を行う。
第9回 運動時の筋酸素化動態 実習3のまとめ レポート修正等(目安時間4時間)
第10回 運動時の筋電図 運動時の筋電図を測定(実習4) 実習テーマに関する予習・レポート作成(目安時間4時間) 実習を行う。
第11回 運動時の筋電図 実習4のまとめ レポート修正等(目安時間4時間)
第12回 固定負荷運動時の呼吸循環応答
定常状態について
実習5の手順、役割分担や測定方法の確認 実習テーマに関する予習など(目安時間4時間)
第13回 漸増負荷運動時の呼吸循環応答
換気性閾値と最大酸素摂取量について
実習5の手順、役割分担や測定方法の確認 実習テーマに関する予習など(目安時間4時間)
第14回 固定負荷運動時および漸増負荷運動時の呼吸循環応答(定常状態、換気性閾値と最大酸素摂取量) 固定負荷運動時および漸増負荷運動時に酸素摂取量、換気量などを測定(実習5) 実習テーマに関する予習・レポート作成(目安時間4時間) 実習を行う。
第15回 固定負荷運動時および漸増負荷運動時の呼吸循環応答(定常状態、換気性閾値と最大酸素摂取量) 実習5のまとめ レポート修正等(目安時間4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 10% C: 35% D: 5%
成績評価法
レポート50%、学年末の筆記テスト50%で評価します。
教科書にかかわる情報
備考
授業時に資料を配布する。
参考書にかかわる情報
備考
授業時に提示する。
メッセージ
履修上の注意 「生理学(運動生理学を含む)」を受講しておくこと。実習は2コマ連続して行う。
キーワード
運動生理学 実験 実習
持続可能な開発目標(SDGs)

  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
健康・体力トレーニング論
履修条件
運動生理学に関する知識を必要とする。
連絡先
TEL:083-933-5389
E-mail:sone@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
水曜日13〜17時(第3水曜日を除く)

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