開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火5~6
その他
6.5
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102701
製図[Engineering Drawing]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
森岡 弘[MORIOKA Hiroshi]
ー
担当教員[ローマ字表記]
森岡 弘 [MORIOKA Hiroshi], 堤 健人 [TSUTSUMI Kento]
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
中学校技術・家庭科(技術分野)の指導に必要とされる専門領域の基礎的内容として,材料と加工の技術における製図の理論を概説する。木材加工を中心に技術分野すべてに関わる製図ついて学習する。 中学校教員免許状(技術)取得希望者のみ履修可能。
授業の到達目標
中学校技術・家庭科(技術分野)の材料と加工の技術における製図に関する学問領域の専門的な知識や技能を修得し、教科の内容を系統的に考察し、問題解決につなげることができる。
中学校技術科の教員をめざす、すべての学生にものづくりの基礎となる3DCADによる製図についての技術を習得し、その知識・理解を教科内容の構成や指導あるいは専門領域に活かすことができる。
機械系の3DCAD使用して等角図、三角法により図面を読み、書きすることができる。
電気系のCADを使用して電気回路を作成して基板のデータを作ることができる。
授業計画
【全体】
R3年度から全面実施される中学校学習指導要領のなかで3DCADや3Dプリンタを課題の解決策を具現化する際に利用することが勧められている。中学校技術科の教員をめざす、すべての学生にものづくりの基礎となる3DCADによる製図を学習する。単なる製図の技術を習得するよりも、実際に教材開発するうえで重要となるデジタルファブリケーション技術との橋渡しとなるように授業を行う。
授業では技術・家庭科(技術分野)の教科書にある本棚等の製作品をすべて3DCAD上で製作し、将来教員になったときにわかりやすい資料が作成できるように授業を行う。また機械系の製図のみでなく電気系の製図についてもCADの利用を学習する。
授業形態:複数
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
ガイダンス,製図の必要性について,
数字,ラテン文字の書き方
授業ガイダンス(シラバスの説明、成績評価方法の説明)(担当:森岡)
シラバスを読んでおくこと。授業計画に沿って、準備学習2時間と復習2時間を行う。
第2回
製図の投影法についての説明,
記号,漢字の書き方
製図の投影法についての説明,
記号,漢字の書き方(担当:森岡、堤)
教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第3回
投影法の演習1
線の書き方
投影法の演習1
線の書き方について演習する。(担当:森岡、堤)
教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第4回
投影法の演習2,
寸法記入法について演習する。(担当:森岡、堤)
教科書の該当箇所について準備学習2時間と復習2時間を行う。
第5回
部品の作成と演習1
3DCAD Inventor Professional を使用してスケッチフューチャーについて演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第6回
部品の作成と演習2
3DCAD Inventor Professional を使用して押し出しフューチャーについて演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第7回
部品の作成と演習3
3DCAD Inventor Professional を使用して回転フューチャーについて演習する。。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第8回
第三角法の説明と演習1
3DCAD Inventor Professional を使用して2次元図面作成について演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第9回
第三角法の説明と演習2
3DCAD Inventor Professional を使用して第三角法による2次元図面の作成について演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第10回
3DCADによる本棚の設計1
3DCAD Inventor Professional を使用して部品の組み立て(アセンブリ)について演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第11回
3DCADによる本棚の設計2
3DCAD Inventor Professional を使用して部品の組み立て(アセンブリ)の拘束について演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第12回
3DCADによる本棚の設計3
3DCAD Inventor Professional を使用して部品の組み立て(アセンブリ)の置換について演習する。(担当:森岡、堤)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第13回
電気系製図
kicadの導入、回路図の作成
kicad を使用する。(担当:堤、森岡)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第14回
電気系製図
PCBの作成、ガバーデータの書き出し
kicad を使用する。(担当:堤、森岡)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
第15回
電気系製図
kicad演習
まとめ
kicad を使用する。(担当:堤、森岡)
本日の実習内容を確実に習得すること。準備学習2時間と復習2時間を行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: 5% C: 60% D: --%
成績評価法
レポート 20% 授業態度・授業への参加度 10% 授業内での製作品(CAD図面)70%
教科書にかかわる情報
教科書
書名
製図
ISBN
9784407204360
著者名
原田昭 [ほか] 著
出版社
実教出版
出版年
2022
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
図解Inventor実習 : ゼロからわかる3次元CAD
ISBN
9784627666238
著者名
船倉一郎, 堀桂太郎共著
出版社
森北出版
出版年
2021
備考
メッセージ
*教科書は必ず準備しておくこと。
*中学校教員免許(技術)取得希望者者のみ履修可能。
*欠席回数について欠格条件を設定します。具体的な回数については第1回授業で説明します。
キーワード
キャビネット図,等角図,三角法
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
応用機械、総合技術Ⅱ、技術科・ものづくり内容開発研究
履修条件
連絡先
森岡 弘
E-mail:morioka[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
堤 健人
E-mail: kent223[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい。
オフィスアワー
金3・4時限(10:20~11:50)、学習相談がある場合は、事前に連絡先に記載したメールで前日の17:00までに
連絡してください。
ページの先頭へ