タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 水5~6 講義 2.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102705 電子回路学[Electronic Circuits] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
堤 健人[TSUTSUMI Kento]
担当教員[ローマ字表記]
堤 健人 [TSUTSUMI Kento]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
中学校技術・家庭科(技術分野)の指導に必要とされる専門領域の基礎的内容として,エネルギー変換の技術における電気の理論を概説する。具体的には,電気回路で学んだ回路理論の基礎知識をもとに,電子回路の基本素子として,ダイオードおよびトランジスタの動作原理を説明し,それを用いた基本的な電子回路の設計方法を中心に解説する。中学校技術科教諭としての勤務経験から,本講義の学習内容を中学生に指導する際の配慮事項等も伝達する。
授業の到達目標
基礎的な電子回路素子の動作原理とその利用法を理解し、電気に関する原理・法則に基づいた問題解決のための回路設計ができるようになるとともに、学習内容の理解や技能の習得に向けた主体的に学習に取り組む態度を身に付けることができる。
授業計画
【全体】
基本的な半導体の動作原理と,ダイオードやトランジスタを用いた回路の設計方法について順次解説する。 (授業形態:単独)
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 授業オリエンテーション 本講義のスケジュールと内容, 評価方法について把握する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
第2回 半導体とIC 半導体の物性とICの発達について知る。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第3回 ダイオード ダイオードの構造と動作原理を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第4回 整流回路 半波整流と全波整流の原理と回路について理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第5回 トランジスタ トランジスタの構造と動作原理を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第6回 静特性 ダイオードとトランジスタの静特性について理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第7回 増幅回路 トランジスタを用いたエミッタ接地の増幅回路を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第8回 負荷線 負荷線の引き方と動作点の決め方を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第9回 総合演習 学習内容の定着状況を確認するため,第8週までの内容に関する総合的な演習問題に取り組む。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示)
第10回 バイアス回路1 固定バイアス回路と自己バイアス回路を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第11回 バイアス回路2 電流帰還バイアス回路と組み合わせバイアス回路を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第12回 スイッチング回路 トランジスタを用いたスイッチング回路の設計方法を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第13回 オペアンプの働き オペアンプの動作原理を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第14回 オペアンプを用いた増幅回路
オペアンプの反転増幅回路と非反転増幅回路を理解する。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第15回 総括 学習内容の定着状況を確認するため,トランジスタの内容を中心とする総合的な演習問題に取り組む。 授業計画に沿って,2時間程度の準備学習と2時間程度の復習を行う。(具体的な内容については授業中に指示) 必要に応じて,グループワーク/ディスカッションを実施する
第16回 期末試験 学習内容の定着状況を確認するため,期末試験を受験する。 期末試験の内容を中心に,講義内容を総括して復習を4時間程度行う。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 10% C: --% D: --%
成績評価法
定期試験(中間・期末試験):80%,授業内レポート・授業への参加度:20%
ただし,原則として5回以上の欠席は欠格とする
教科書にかかわる情報
備考
各講義では,必要に応じてpdfやプリントを配布します。
参考書にかかわる情報
参考書 書名 プログラム学習による基礎電子工学 電子回路編Ⅰ ISBN 9784331150504
著者名 松下電器工学院編著 出版社 松下電器産業株式会社 出版年 1975
参考書 書名 電子技術 ISBN 9784407204261
著者名 堀桂太郎 [ほか] 著 出版社 実教出版 出版年 2018
備考
参考書は購入を推奨するものではありません。講義内容の予習・復習や,より深く学習したいと感じられたら,ぜひ手に取ってみてください。
メッセージ
本講義は,電気回路学の学習を前提として進行します。そのため,電気回路学の単位を取得後,本講義を受講されることを推奨します。
キーワード
半導体,ダイオード,トランジスタ,オペアンプ,IC,増幅回路,バイアス回路,スイッチング回路
持続可能な開発目標(SDGs)

  • エネルギーをみんなに そしてクリーンに
(エネルギー)すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的エネルギーへのアクセスを確保する。
関連科目
電気回路学,応用電子(実習を含む。),技術科・ものづくり内容開発研究,技術科・ものづくり授業実践基礎演習
履修条件
連絡先
堤 健人
TEL:083-933-5395
E-mail:kent223[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい
オフィスアワー
[研究室:教育学部C棟220]
前期:火曜3コマ(12:50~14:20)
後期:火曜4コマ(14:30~16:00)

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