開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
火9~10
講義
6.0
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102801
生活科学論[Human Life Science]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
西尾 幸一郎[NISHIO Koichiroh]
ー
担当教員[ローマ字表記]
西尾 幸一郎 [NISHIO Koichiroh]
特定科目区分
対象学生
対象年次
2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
2022年4月の成人年齢引下げに伴い、家庭科における金融経済教育の重要性がますます高まっています。本講義では、家計支出の中で大きな割合を占める「住居費(家賃、地代、住宅ローン、固定資産税、修繕費等)」について取り上げます。自身や家族のライフスタイルやライフステージを意識しながら、住居費を適正化するためにはどうすればいいか皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
授業の到達目標
家庭科の背景となる基礎学問分野の生活科学について概要を理解し、家庭経済や持続可能性が住生活と密接に関連していることを理解し、生活科学に関心を持つこと、積極的に関わることができる。
授業計画
【全体】
●授業全体では、4つのテーマ(①住まいの家計管理、②住まいの構造と施工、③住まいの維持管理、④持続可能性と住まい)を取り上げます。(担当形態:単独)
●各テーマでの授業では、まず、実習や実測、グループワークなどのアクション志向学習を通して、自身や家族のライフスタイルやライフステージを意識しながら、住居費を適正化するための知識や技術を学びます。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
住まいの家計管理1
賃貸物件の探し方、契約方法
前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第2回
住まいの家計管理2
住まいの市場価値と居住地選択
前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第3回
住まいの家計管理3
住居費支出とライフプラン
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第4回
住まいの構造と施工1
木造住宅の構法、材料、施工方法
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第5回
住まいの構造と施工2
RC造の構法、材料、施工方法
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第6回
住まいの構造と施工3
RC造の施工演習(コンクリートアート)
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第7回
住まいの維持管理1
DIYの基礎知識、工具の使い方
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第8回
住まいの維持管理2
床、壁、ガーデンファニチャーの補修
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第9回
住まいの維持管理3
水回りのメンテナンス
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第10回
持続可能性と住まい1
戦後の住宅生活と空き家問題
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第11回
持続可能性と住まい2
管理不全な空き家への市の対応
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第12回
持続可能性と住まい3
マンションの所有と管理のしくみ
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第13回
生活科学研究のアプローチ1
住まいをめぐる問題の分析、改善案の検討
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第14回
生活科学研究のアプローチ2
改善の実施
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
第15回
生活科学研究のアプローチ3
成果報告会
授業の復習と、前週に指示のあった資料を読んでおくこと。(目安時間:4時間)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 20% B: --% C: 20% D: 20%
成績評価法
レポート 40% プレゼンテーション 40% 小テスト20%
教科書にかかわる情報
備考
教員の作成した授業資料を用いる。
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
家庭科の背景学問である生活科学について、一緒に考えていきます。
状況によっては遠隔授業(修学支援システム)で実施します。
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
家政教育で開設されている科目
履修条件
連絡先
西尾研究室(教育学部G棟2階)
nishio@yamaguchi-u.ac.jp
オフィスアワー
火曜14:30~16:00
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