タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 木5~6 講義 2.5
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102803 栄養学Ⅱ[Nutrition II] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森永 八江[MORINAGA Yae]
担当教員[ローマ字表記]
森永 八江 [MORINAGA Yae]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
各ライフステージ(母性、小児、成人、高齢期)における栄養の特徴および栄養と疾病の予防・治療を理解する。
現代の子どもの食生活における問題点や課題を正しく認識し、食育について考える基礎を身につける。
食品成分表の活用、食事摂取基準の考え方、栄養状態の評価方法を学び、各ライフステージ別の栄養の特徴を理解する。さらに、栄養と疾病の予防・治療の関わりについても学ぶ。
食育の計画、実施、評価をし、そのために必要な基礎的知識・技能を習得する。
授業の到達目標
各ライフサイクルの栄養の特徴を理解し、説明できる。栄養と疾病の予防・治療について理解し、説明できる。子どもの食生活に関する科学的基礎知識がわかり、説明できる。食育教材を考えることができる。
授業計画
【全体】
小学校の家庭科では「栄養を考えた食事」、中学校の家庭科では「食事の役割と中学生の栄養の特徴」、「中学生に必要な栄養を満たす食事」、 「ライフステージに応じた栄養の特徴や食品の栄養的特質」、「健康や環境に配慮した食生活について理解し、自己や家族の食生活の計画・管理に必要な技能を身に付けること」、「おいしさの構成要素や食品の調理上の性質、食品衛生について理解し、目的に応じた調理に必要な技能を身に付けること」、「食の安全や食品の調理上の性質、食文化の継承を考慮した献立作成や調理計画、健康や環境に配慮した食生活について考察し、自己や家族の 食事を工夫すること」、高騰学校の家庭科では「ライフステージに応じた栄養の特徴や食品の栄養的特質、健康や環境に配慮した食生活について理解し、自己や家族の食生活の計画・管理に必要な技能を身に付けること」、「おいしさの構成要素や食品の調理上の性質、食品衛生について理解し、目的に応じた調理に必要な技能を身に付けること」、「食の安全や食品の調理上の性質、食文化の継承を考慮した献立作成や調理計画、健康や環境に配慮した食生活について考察し、自己や家族の食事を工夫すること」が求められている。
この授業では、栄養と病態の基本的な事項について学び、次に、人のライフサイクルから見たそれぞれの栄養学的特徴についての理解を深める。さらに、栄養と疾病の予防・治療について、栄養学の立場から考察する。よりよい健康な生活をおくるための食生活について考える。
子どもの健康と栄養に関する基礎について講義する。単なる知識にとどまらないようにするため、実際に食育を演習を通して実践する。【担当形態:単独】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 食品成分表 食品成分表の内容や使い方について 予習としてテキストの184ページ~185ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第2回 食事摂取基準 食事摂取基準の基本的な考え方とその使い方について 予習として厚生労働省のホームページから日本人の食事摂取基準(2025年版)概要をダウンロードし読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第3回 栄養状態の評価 栄養状態の評価方法について 予習としてテキストの79ページ~92ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第4回 食物摂取調査 食物摂取調査の種類とその方法について 予習としてテキストの87ページ~88ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第5回 食事バランスガイド 食事バランスガイドの考え方とその使い方について 予習としてテキストの177ページ~179ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第6回 ライフステージと栄養1 母性栄養・小児栄養 予習としてテキストの93ページ~103ページ、108ページ~111ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第7回 ライフステージと栄養2 成人期・高齢期の栄養 予習としてテキストの104ページ~107ページ、113ページ~114ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第8回 栄養と疾病治療 治療食と栄養補給方法について 予習としてテキストの177ページ~179ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第9回 特別用途食品 特別用途食品の分類と評価方法について 予習としてテキストの186ページ~196ページを読んでおくこと (目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第10回 食育とは 食育について解説する 予習としてこれまでの授業の復習をしておくこと(目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第11回 食育〜朝食〜 朝食について 予習として前時の授業の復習をしておくこと(目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第12回 食育〜マナー〜 マナーについて 予習として前時の授業の復習をしておくこと(目安時間:1時間)。配布したプリントとテキストを復習しておくこと(目安時間:3時間)。
第13回 発表の準備 指導案作成 予習として前時の授業の復習をしておくこと(目安時間:1時間)。指導案を作成しておくこと(目安時間:3時間)
第14回 発表の準備 教材の作成、発表の練習 指導案を作成しておくこと(目安時間:1時間)。教材の作成、発表の練習をしておくこと(目安時間:3時間)
第15回 発表 食育の発表をする 教材の作成、発表の練習をしておくこと(目安時間:1時間)。これまでの復習をしておくこと(目安時間:3時間)。
第16回 まとめ テスト これまでの復習をしておくこと(目安時間:4時間以上)。
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 15% B: --% C: 5% D: 5%
成績評価法
定期試験、授業内レポート、発表、授業への参加度で総合的に評価する。
定期試験70%、授業内レポート5%、発表15%、授業への参加度10%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 コンパクト栄養学 ISBN 9784524259458
著者名 久保田俊一郎, 寺本房子編集 出版社 南江堂 出版年 2017
備考
参考書にかかわる情報
備考
厚生労働省のHPから「日本人の食事摂取基準」(2025年版)がダウンロードできる。
メッセージ
栄養学Ⅰで学んだ基礎を土台に、栄養と食生活と疾病との関連性をしっかり理解・把握できるように学んでほしい。
キーワード
ライフサイクルの栄養、食生活と栄養、生活習慣病
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • つくる責任つかう責任
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
栄養学Ⅰ
履修条件
連絡先
yae_mori@yamaguchi-u.ac.jp
スパム対策のため@を全角にしています。
083-933-5407
オフィスアワー
水曜日10:20-11:50

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