タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金3~4 実験・実習 10.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022102804 調理学実習Ⅰ[Cookery Science and Practice I] 日本語 1
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
森永 八江[MORINAGA Yae]
担当教員[ローマ字表記]
森永 八江 [MORINAGA Yae]
特定科目区分   対象学生   対象年次 1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
この授業では、まず調理実習を行ううえでの注意事項を学習し、引き続き基本的な食品の取り扱いと調理特性を踏まえた調理学実習を行う。基礎的調理の技術・知識の習得を目標とする。この調理学実習は、小・中学校の家庭科食物領域の指導の際に必要な内容を中心に取り上げる。
授業の到達目標
基礎的調理技術を身につけることができる。食品の調理特性を理解し、基本的な食品の取り扱いができる。安全に留意して実習を行うことができる。実習に積極的に参加し、グループで協力して活動することができる。
授業計画
【全体】
小学校の家庭科では「調理の基礎」、中学校の家庭科では、「日常食の調理と地域の食文化」、高等学校の家庭基礎では「自己や家族の食生活の計画・管理に必要な技能を身に付けること」、「おいしさの構成要素や食品の調理上の性質、食品衛生について理解し、目的に応じた調理に必要な技能を身に付けること」、「食の安全や食品の調理上の性質、食文化の継承を考慮した献立作成や調理計画、健康や環境に配慮した食生活について考察し、自己や家族の食事を工夫すること」、家庭総合では、「自己と家族の食生活の計画・管理に必要な技能を身に付けること」、「おいしさの構成要素や食品の調理上の性質、食品衛生について科学的に理解し、目的に応じた調理に必要な技能を身に付けること」、「主体的に食生活を営むことができるよう健康及び環境に配慮した自己と家族の食事、日本の食文化の継承・創造について考察し、工夫すること」、専門学科では科目として「調理」、「総合調理実習」を学ぶ。
第1回目に調理実習を行う上での注意事項を説明します。基礎的な調理実習を、和風、洋風、中国風のメニューで実施します。【担当形態:単独】
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 はじめに 調理実習を行ううえでの注意 予習としてテキストの1ページ~15ページを読み学習しおくこと (目安時間:2時間以上)
第2回 基礎的調理実習
(和風の献立1)
白飯、炒りどり、味噌汁 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの17~40、42、50、62ページを読んで、下ごしらえがわからない材料があれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
第3回 基礎的調理実習
(和風の献立2)
五目飯、吉野鶏の吸い物、ほうれんそうのごま和え 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの43、49、74ページを読んで、下ごしらえがわからない材料があれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第4回 基礎的調理実習
(洋風の献立1)
ハンバーグステーキ、ブラマンジェ、コンソメジュリエーヌ 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの91~114、118、125、140ページを読んで、下ごしらえがわからない材料があれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第5回 基礎的調理実習
(洋風の献立2)
マカロニグラタン、グリーンサラダ、フルーツゼリー 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの125、
134、142ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと(目安時間:2時間以上)
レポート提出
第6回 基礎的調理実習
(中国風の献立1)
青椒肉スー、牛ナイ豆腐、うずらの卵のスープ 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの151~167
、168、172、197ページを読んで、下ごしらえがわからない材料があれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第7回 基礎的調理実習
(中国風の献立2)
棒々鶏、酢豚、搾菜肉糸湯 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの169、185、191ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第8回 基礎的調理実習
(和風の献立3)
掻き揚げ、茶碗蒸し、けんちん汁 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの52、65、71ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと ((目安時間:2時間以上)
レポート提出
第9回 基礎的調理実習
(洋風の献立3)
ピラフ、マヨネーズ(トマトの詰め物)、フルーツポンチ 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの117、136、149ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第10回 基礎的調理実習
(中国風の献立3)
餃子、麻婆豆腐、白菜と肉団子のスープ 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの193、175、170ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第11回 基礎的調理実習
(和風の献立4)
雑煮、伊達巻、紅白なます 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの53、70、77ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第12回 基礎的調理実習
(洋風の献立4)
ピザパイ、マセドアンサラダ、カスタードプディング 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの138、135、142ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安時間:2時間以上)
レポート提出
第13回 基礎的調理実習
(中国風の献立4)
八宝菜、涼拌三絲、抜絲地瓜 当番は材料の購入、準備
予習としてテキストの176、189、198ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安
時間:2時間以上)
レポート提出
第14回 基礎的調理実習
(和風の献立5)
うどん、卵豆腐、桜餅 当番は材料の購入、準備
予習として配布資料、テキストの64、86ページを読んで、下
ごしらえがわからない材料が
あれば調べておくこと (目安
時間:2時間以上)
レポート提出
第15回 調理実習室の管理 調理実習室の管理のための実習を行う。 これまでの復習をしておくこと(目安時間:2時間以上)
レポート提出
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: 100% D: --%
成績評価法
レポート 50%、授業態度・授業への参加度50%
教科書にかかわる情報
教科書 書名 たのしい調理 : 基礎と実習 ISBN 9784263705360
著者名 安藤, 真美,安藤真美 他著 出版社 医歯薬出版 出版年 2024
備考
教科書に記載がないものについては、適宜プリントを配布する
参考書にかかわる情報
備考
メッセージ
受講希望者は、1回目に班分けをしますので、第1回目に必ず出席してください。
家政教育選修、副免許で家庭科を取得する人を優先します(最大16名まで)。
授業は昼休み時間を含みます。実習の内容や順番は変更します。
実習は実費負担です。材料の購入は当番で順番に行います。
授業を欠席、遅刻する場合は、授業開始前までに、必ずメールで連絡してください。
献立は変更することがあります。
キーワード
調理実習、食物学、調理学
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 飢餓をゼロに
  • すべての人に健康と福祉を
  • 質の高い教育をみんなに
  • 安全な水とトイレをみんなに
  • つくる責任つかう責任
(飢餓)飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する。
(保健)あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する。
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(水・衛生)すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する。
(持続可能な生産と消費)持続可能な生産消費形態を確保する。
関連科目
調理学実習Ⅱ、食品科学、栄養学Ⅰ・Ⅱ、食品衛生学
履修条件
連絡先
yae_mori@yamaguchi-u.ac.jp
スパム対策のため全角の@にしています。半角@にして送ってください。
オフィスアワー
水曜日10時20分から11時50分

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