開講年度
開講学部等
2025
教育学部
開講学期
曜日時限
授業形態
AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期
木9~10
実験・実習
時間割番号
科目名[英文名]
使用言語
単位数
1022102901
実践英語音声学[Practice in English Pronunciation]
日本語
2
担当教員(責任)[ローマ字表記]
メディア授業
久保田 舞
ー
担当教員[ローマ字表記]
久保田 舞
特定科目区分
対象学生
対象年次
1~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目
カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
メディア授業
×
メディア授業とは,メディアを利用して遠隔方式により実施する授業の授業時数が,総授業時数の半数を超える授業をいいます。
メディア授業により取得した単位は,卒業要件として修得すべき単位のうち60単位を超えないものとされています。
授業の目的と概要
英語の音と音声学上の基本的な知識を学び、実践的なコミュニケーションの場で通じる英語の発音演習を行う。
英語で話す・聞く活動を通して発音の上達を目指す。
英語の音の仕組みを理解した上で、英語を教える場合にどのような点に注意すべきか学ぶ。
授業の到達目標
英語の音声の仕組み、アクセントの仕組み、日本語と英語の発音体系の違いなどについて、基本的な英語音声学・音韻論の知識を身につけ、実践的なコミュニケーションの場で通じる英語を話すことができる。発音記号や音素配列表の見方を理解し、使用することができる。また、英語を教える際に注意すべきことを理解して、英語の発音指導をすることができる。
授業計画
【全体】
英語の音の仕組みと音声学上の基本的な現象を学び、英語の発音を体系的に身につける。また、実際の英語コミュニケーション能力や発音の上達のために、英語で話す・聞くといった活動を行う。
項目
内容
授業時間外学習
備考
第1回
イントロダクション音と文字
講義の目標と進め方、シラバスの説明、成績評価の方法
現代英語の音韻体系を概観する。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第2回
英語と日本語の音韻体系の違い・英語の綴り字の発音の多様性
英語と日本語の音韻体系の違いを学ぶ。
現代英語の音と綴り字の対応の複雑さを学び、英語の綴り字と発音の対応が複雑化した経緯を歴史的に考察する。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第3回
母音の発音(1)
音声記号・子音の種類と調音方法
音声記号と口の内部の名称を学ぶ。母音の調音についての理解と発音練習。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第4回
母音の発音(2)
母音の調音方法の理解と発音練習
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第5回
子音の発音(1)
英語の子音の多様な子音の種類を学ぶ。英語の子音の調音方法を学び、実際に発音する練習を行う。それぞれの子音の音と綴り字の対応を理解する。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第6回
子音の発音(2)
英語の子音の調音方法を学び、実際に発音する練習を行う。
それぞれの子音の音と綴り字の対応を理解する。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第7回
子音の発音(3)
中間まとめ
英語の子音の調音方法を学び、実際に発音する練習を行う。
それぞれの子音の音と綴り字の対応を理解する。
これまでに習った英語の音素のまとめと確認テスト。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第8回
音の連続と音韻現象(1)
連続した音の発音方法を学ぶ。
英語の音が連続した際に起こる、同化や脱落などの音韻現象を体系的に学ぶ。
音韻現象を受けた文の発話練習を行う。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第9回
音の連続と音韻現象(2)
連続した音の発音方法を学ぶ。
英語の音が連続した際に起こる、同化や脱落などの音韻現象を体系的に学ぶ。
音韻現象を受けた文の発話練習を行う。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第10回
音節と音の並び方・アクセント
英語の音節構造について学ぶ。
単語レベルのアクセント位置と、その表現方法を学ぶ。
発音練習。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第11回
アクセントとメロディー
英語の文単位でのアクセントの付け方を学ぶ。発話に英語らしいメロディを付与するための基本的な規則を学び、実際にアクセントと目メロディをつける発話練習を行う。
英語の文のアクセント付与の規則を理解する。文法とアクセントの関係性、構文ごとのアクセント付与規則を学ぶ。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第12回
英語のリズムとイントネーション
音と意味
英語の文のアクセント付与の規則を理解する。文法とアクセントの関係性、構文ごとのアクセント付与規則を学ぶ。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第13回
世界の英語の発音(1)
世界のさまざまな地域における英語の発音の多様性を学ぶ。
世界共通語として英語を使用する際に必要な、音韻知識について考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第14回
世界の英語の発音(2)
世界のさまざまな地域における英語の発音の多様性を学ぶ。
世界共通語として英語を使用する際に必要な、音韻知識について考える。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第15回
総まとめと解説
これまで習った内容を復習し、授業内で出た疑問や質問について議論する。
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)(具体的な内容については授業中に指示)
第16回
テスト
これまでの内容のテスト
授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: --% B: --% C: --% D: --%
成績評価法
学期末の筆記テスト 15%, 発声テスト 15%, 小テスト・レポート 20%, 授業態度・授業への参加度 40%, 授業内での発表 10%で評価します。
教科書にかかわる情報
教科書
書名
改訂新版 初級英語音声学
ISBN
9784469245813
著者名
竹林滋, 清水あつ子, 斎藤弘子
出版社
大修館書店
出版年
2013
教科書
書名
Now I got it! : a fun guide to English pronunciation
ISBN
9784384334654
著者名
Junko Chujo
出版社
三修社
出版年
2017
備考
参考書にかかわる情報
参考書
書名
英語の音声を科学する
ISBN
9784469245318
著者名
川越いつえ著
出版社
大修館書店
出版年
2007
参考書
書名
ダボス会議で聞く世界の英語 : 世界20カ国・26人の英語をリスニング!
ISBN
9784902091540
著者名
鶴田知佳子, 柴田真一共著
出版社
コスモピア
出版年
2008
参考書
書名
アジアの英語 : 9人のリーダーに学ぶ!
ISBN
9784864540926
著者名
柴田真一著
出版社
コスモピア
出版年
2016
備考
メッセージ
キーワード
持続可能な開発目標(SDGs)
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
(不平等)各国内及び各国間の不平等を是正する。
関連科目
履修条件
連絡先
kubotamai*yamaguchi-u.ac.jp (*を@に変更してください)
オフィスアワー
火曜日12時から12時50分
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