タイトル

開講年度 開講学部等
2025 教育学部
開講学期 曜日時限 授業形態 AL(アクティブ・ラーニング)ポイント
後期 金7~8 その他 7.0
時間割番号 科目名[英文名] 使用言語 単位数
1022103003 教育情報システム論[Theory of Educational Information System] 日本語 2
担当教員(責任)[ローマ字表記] メディア授業
鷹岡 亮[TAKAOKA Ryo]
担当教員[ローマ字表記]
鷹岡 亮 [TAKAOKA Ryo]
特定科目区分   対象学生   対象年次 2~
ディプロマ・ポリシーに関わる項目 カリキュラムマップ(授業科目とDPとの対応関係はこちらから閲覧できます)
授業の目的と概要
本講義では、教育情報システム(学習支援システム)の概念と方法論を学びます。そして、その方法論を利用して簡単な学習支援プログラムを設計・開発したり、教育情報工学的な手法を利用して電子参考書を設計・開発します。
授業の到達目標
具体的な教育情報システム(学習支援システム)の事例を閲読・閲覧する活動や設計・開発する活動を通して、人間の情報処理の仕組みを説明でき、その仕組みの部分で教育工学の研究分野が活用されていることを説明できて、教育情報システムや学習支援システムに関連する知識・概念、方法論を理解して活用(設計・開発)することができる。
授業計画
【全体】
・授業形態:単独(鷹岡)

・教授者が講義(説明)形式で授業を展開するだけでなく, 受講者に積極的に作業を実施してもらったり, グループにおける討論や個人やグループで発表する機会を設けたいと思っています.
項目 内容 授業時間外学習 備考
第1回 授業オリエンテーション 本授業における学習目標、15回の授業内容の構成、成績の付け方について説明して、学びの見通しをつけましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示。
第2回 自己紹介プレゼンテーションを通して、
効果的に伝える方法を習得しよう!
人間の情報を処理する仕組みを踏まえて、自己紹介に挑戦して、プレゼンテーションの本質について探究してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第3回 教育情報システムの事例を自分で考えてみることを通して、教育情報システムとして考えるべき構成要素について整理しよう! 教育情報システムについて、1つの事例を対象にして、その目的、対象者、入力・処理・出力について検討して、整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第4回 学習支援システムの事例を自分で考えてみることを通して、教育情報システムとして考えるべき構成要素について整理しよう! 学習支援システムについて、1つの事例を対象にして、その目的、対象者、入力・処理・出力について検討して、整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第5回 学習支援システムの変遷について理解しよう! 第1世代CAIから第5世代CAIまでの学習支援システムの変遷を踏まえて、学習支援システム研究の進展と方向性について整理してみましょう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第6回 CAIシステムの仕組みを理解することを通して、簡単な多肢選択問題を作成しよう! CAIシステムの仕組みを理解することを通して、簡単な多肢選択問題をパワーポイントで作成してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第7回 パワーポイントを活用して作成した多肢選択問題システムを発表しよう!その1
パワーポイントを活用して作成した多肢選択問題システムを個人発表して、そのシステムのよさと課題について整理してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第8回 パワーポイントを活用して作成した多肢選択問題システムを発表しよう!その2 パワーポイントを活用して作成した多肢選択問題システムを個人発表して、そのシステムのよさと課題について整理してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第9回 問題作成ツールを活用した学習者のヤル気がでる自己学習コンテンツを開発しよう!その1 活用できる問題作成ツールの説明を受けて、学習対象と活用する問題作成ツールを決めて、活用ツールの機能とコンテンツ構造を設計してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第10回 問題作成ツールを活用した学習者のヤル気がでる自己学習コンテンツを開発しよう!その2 問題作成ツールを活用して学習コンテンツを開発する。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第11回 学習コンテンツを発表しよう!その1 開発した学習コンテンツを個人発表して、そのコンテンツのよさと課題について整理してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第12回 学習コンテンツを発表しよう!その2 開発した学習コンテンツを個人発表して、そのコンテンツのよさと課題について整理してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第13回 AIを活用した学習支援システムの仕組みについて理解しよう! 受講者が教育AIシステムになってもらう体験を通して, AIを活用した学習支援システムの仕組みについて理解してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第14回 自己学習コンテンツ開発を電子参考書としてアップデートしてみよう!その1 電子参考書の作り方の説明をうけて、これまで開発した自己学習コンテンツを組み込んだ電子参考書を設計してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
第15回 自己学習コンテンツ開発を電子参考書としてアップデートしてみよう!その2 設計した電子参考書を開発してみよう。 ・授業計画に沿って予習・復習(学修時間の目安4時間以上)
・具体的な内容については授業中に指示
※AL(アクティブ・ラーニング)欄に関する注
・授業全体で、AL(アクティブ・ラーニング)が占める時間の割合を、それぞれの項目ごとに示しています。
・A〜Dのアルファベットは、以下の学修形態を指しています。
【A:グループワーク】、【B:ディスカッション・ディベート】、【C:フィールドワーク(実験・実習、演習を含む)】、【D:プレゼンテーション】
A: 10% B: 5% C: 40% D: 15%
成績評価法
・授業内レポートや課題、授業態度・授業への参加度、発表、通常授業の作業状況等を総合的に評価します。授業内レポート(授業作業点・作品点含む) 60%, 授業外レポート(レポート点) 30%, 発表点 5%, 加点対象 5%.
・なお、欠格事項として、授業は4コマ分までは欠席可にしますが、5回以上欠席した者は単位を認定しません。
教科書にかかわる情報
教科書 書名 教材作成マニュアル ISBN 9784762822445
著者名 鈴木克明, 出版社 北大路書房 出版年 2002
備考
本授業利用する教科書は, 授業内で指示します.
参考書にかかわる情報
備考
本授業に関連する参考書に関しては, 授業時間内や授業Webで, 適時, 紹介します.
メッセージ
皆さんには, 積極的に授業に参加して頂けること期待しています.
皆さんが主体的に作業し, 頭を働かし, 行動(発表含む)できるような授業を目指します.
キーワード
教育工学, Instructional Design, Learning Design, 自己学習教材開発, e-Learning, 学習目標の明確化, 学習オブジェクトの系列化
持続可能な開発目標(SDGs)

  • 質の高い教育をみんなに
(教育)すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する。
関連科目
情報科教育法I、情報科教育法II
履修条件
連絡先
鷹岡亮
メールアドレス: ryo[アットマーク]yamaguchi-u.ac.jp
研究室電話番号: [内線] 5460
*注意:[アットマーク]は, 記号表記半角(@)に変更して下さい.
オフィスアワー
※質問等に関しては, 基本的に上記のメールで最初に対応します。遠慮なくどうぞ。

ページの先頭へ